土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

ミカン販売価格表

2009-10-30 14:25:00 | アカメの国農園
 2009年度イノシシミカン販売価格表

 アカメの国農園自慢の美味しいイノシシミカンです。ご贈答や自家用にご利用ください。

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 赤秀5キロ箱(赤秀:外観に欠点がなく糖度が高いみかんです。贈答用などにご利用ください。)

 L  1800円

 M  2500円

 S  2500 円

 2S  2000 円

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青秀5キロ箱(青秀:外皮にわずかにキズあとがありますが味は赤秀と同等です。贈り物、家庭用に向いています。)

 L 1300円

 M 1700円

 S 1800円

 2S 1500円

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 規格外5キロ箱入り(規格外:減農薬:除草剤をつかっていません。園を区切って栽培しています)。
 
 L 2000円

 M 2800円

 S 2800円

 2S 2000円

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 送料は高知県内が3箱まで600円、その他全国一律3箱まで800円です。(離島は別途料金がかかります。)

ククリワナ-2

2009-10-23 08:46:00 | 狩猟とナイフ
 跳ね上げ式ククリワナの構造と方式


 画像:このワナの主役であるバネです

バネの構造を少し説明します。私は自分で設計した設計図を専門のバネ屋さんに持ち込んで作ってもらっています。基本的な作動方式は同じですが、使う猟師によって腕の長さやまげ具合が少しづつ違ってきます。

 材質はピアノ線です。型を整えてから焼き入れが施されています。知り合いの猟師は、ピアノ線のなま線を一巻き買って近所の鉄工所で巻いてもらって作っています。この場合は焼き入れをしていません。比べてみましたが、やはり焼き入れをしたほうが長持ちします。獲物を括ってバネがねじ曲がったりするまでは何年でももちそうです。

 バネは腕や足が曲がったりしたぐらいでしたら、自分でハンマーでたたいたり、山で木の間にはさんで曲がりを直したりしていますが、太鼓がねじ曲がると使用不能になります。

 ピアノ線の直径は5ミリのものを使ってきました。私は使うワイヤーが3ミリの太さのものでしたが、現在は条例で4ミリ以上を使うことになっています。ですのでバネの太さも6ミリぐらいが良いかと思っています。
 
 
 画像:バネの腕

 腕の長さは太鼓の中心から先端までが約60センチです。腕の長さというのは獲物を括るために肝心な決め手になります。長ければ長いほどワイヤーのワッカの直径を太めることができます。足が輪の中に入る確立が高くなるのです。しかし、長くなるとはね上げるスピードが落ちます。撥ね上げるスピードが落ちれば獲物が身をかわして逃げてしまうかもしれません。これはどこで折り合いをつけるかという悩みの種です。だいたい55センチほどから60センチだと思いますが、私は腕の長さは60センチまでが限度ではないかと思っています。


 画像:バネの腕の先端を上からみたところ、紐と木切れはバネを仕掛けて固定するもの

 紐と木切れを私はピンピロとよんでいますが、バネをしかけてこの木切れをトメにかけセンサーで固定します。



画像:タイコ
 
 タイコがバネの心臓です。直径が約6センチ、5回巻きです。


 画像:足とツメ

 ツメはグラインダーなどで平(ノミのような形状)に鋭く研ぎます。ツメの長さは約3センチ、ツメを木や竹などに打ち込み足を針金で括り固定します。足の長さは約28センチ。

 
 画像:トメ、バネをしかけて留める道具です。

 ピンピロをこのトメの三角の頂点になったところに引っ掛けます。センサー(釣り糸など細い糸)をケモノ道に張ってその先に木切れを結びピンピロの木切れをそれにかけて固定します。獲物が通りかかってセンサーに触れるとピンピロが外れてバネが弾きます。



 画像:括りのワッカ

 これは一度締まると緩まなくなるワイヤーの括りです。獲物の足を括るものは、締めきらないようにワイヤーの途中に金具を取り付けないといけません。この仕掛けは鼻ククリに使っているものです。

ククリワナ-1

2009-10-13 09:38:00 | 狩猟とナイフ
 ククリワナのご紹介

 狩猟の世界は秘密にされることが多くあるように思います。獲物を捕ることが目的ですので、ライバルが増えるのを嫌うのです。それに、狩猟の技術というのも、それぞれの猟師が研鑽をつんで得てきた職人技ともいうべきものですので、個人の大きな財産ともいうべき技術です。狩猟は自分が腕を磨けば磨くほど猟の成果があがります。色々と工夫をしながら経験を積み、腕を上げていくものです。

 と、いうことで秘中の秘というべき個人技はひ・み・つです。

 私が狩猟を始めた初期の頃は、まったく得物を獲ることができませんでした。ビギナーズラックさえありませんでした。はじめはワナの側を通ることさえなく、完全に見抜かれていました。少し上達してくるとワナの仕掛けを弾かせるのですが、獲物を括るところまではいきませんでした。どうして、ワナを通っているのにかからないのだろうとずいぶん悩んだものでした。もう少し上達してくると、ワイヤーの失敗などが続きました。十分締まらず逃がしてしまうという失敗です。

 悩みに悩み、考え、誰かが設置してあるワナを眺め回してどこがどう違うのか確かめたりしながら、すこしずつ進歩していきます。


画像:ワナにかかったイノシシ、ワイヤーの途中で光っているのはヨリ戻し

 初めてイノシシを括ったときは有頂天になるほど嬉しかったものです。

 今では、5箇所にワナを設置したら3匹の獲物を捕ると豪語する「天狗」です。
少しずつ「天狗」の道具をご紹介していきます。

 私が猟の対象としているイノシシやシカはたいへん警戒心が強い生き物です。

 彼らの天敵はヒト。ヒトは万物の霊長と思い込んでいるほどうぬぼれが強い動物です。もう太古の昔、ギャートルズの時代から彼らはヒトに付け狙われてきました。餌、じゃなかった食料にされ、今日まで対峙してきたのです。また、敵はヒトだけではなく、肉食獣もいました。ですので警戒心が強くなければ殺されてしまいます。警戒心の強いものが生き残り、その子孫、その子孫と警戒心、学習能力を高め続けてきています。

 さて、そのように淘汰をくりかえし、今までで最高の警戒心を身につけた?相手を捕まえるために、ヒトは創意、工夫を繰り返してきた結果、彼らを捕まえるためのククリワナにもたくさんの種類があります。

 seishinxさんからコメントでリクエストされたワナを紹介してみます。
 
 跳ね上げ式ククリワナ


 画像:ワナをセッティングしたところ


 画像:ワナが弾いたところ

 このワナはたいへんシンプルなバネを使った「足括りワナ」です。

 跳ね上げ式ククリワナの方式

 イノシシなどのハシリ(けもの道)に設置し、獲物が通りかかってセンサーに触ると作動してバネの力でワイヤーを跳ね上げて足を括るというものです。ワイヤーで2つのワッカをつくり、そのワッカをハシリに置いて落ち葉などでカモフラージュします。2つのワッカの真ん中に糸(センサー)を張り獲物がどちらの方向から通りかかっても、獲物の足がどちらかのワッカに入るようにするわけです。

 シンプル イズ ベストといいますが、このワナにもあてはまります。単純なほどワナの気配が少ないので有効なのだと思います。



-8 カンパ等ご報告

2009-10-13 07:07:00 | アカメ釣り大会
 チャリティオークションやカンパ等ありがとうございました

 アカメフォーラム会場や大会本部でカンパなどお願いしました。

 JGFA タグ&リリース基金募金、アカメと自然を豊かにする会を豊かにする募金、チャリティオークションなどありがとうございました。

●JGFA タグ&リリース基金募金 3270円

●アカメと自然を豊かにする会を豊かにする募金 12455円

●チャリティオークション 29830円

●参加費55000円

 以上が収入でした。

 支出の集計がまだですが、主な支出は
 ●レクレーション保険

 ●飲み物、弁当

 ●フォーラム会場費

 などです。支出より収入が多いはずですので赤字にはなりません。フォーラムの講師のみなさんには、講演料も交通費さえもだしていません。講師の皆さん、特に大阪からお出でいただいた松浦昌治さんには御厚意にあまえました。みなさん、ありがとうございました。

 

アカメ釣り大会-7じゃんけん大会

2009-10-12 06:38:00 | アカメ釣り大会
 釣り大会の最後の催し、じゃんけん大会です。


 画像:協賛メーカーから頂いた協賛品


 画像:賞品の説明をする上杉事務局長、右は安光副会長


 画像:NORTH CRAFT の北出弘紀さんのリードで開始


 
 最初はグー、じゃんけんぽん。



 よっしゃ!!かったぞ!

 沢山の協賛品を提供してくださったメーカー、釣具店のご支援に感謝します。ありがとうございました。