土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

珍品 ヤン・スー中華包丁スタッグハンドル

2018-07-29 13:52:00 | 狩猟とナイフ

 「ヤン・スー/スタッグ」箱入り、レザーシース付(1980年)
デザインby:アル・マー

 ヤン・スーは1974年から1980年まで販売されます。ハンドルはプラスチックハンドルで始まりました。1980年の短期間だけ、スタッグのハンドルが出現します。たいへん珍しいもので、あるショップでは「世界で5本しかない」と謳い、その1本がそこで販売されていました。他にガーバー製品を扱う大きなショップで2本販売されましたので、5本しかないというのは、あやしいと思います。
 希少であることは間違いなく、滅多に市場には現れません。


















1974年カタログ


 1975年カタログ


 1980年から使用開始された、ギフトボックス


 箱の破れ


 ●全長:約33㎝ ●ブレード長:21.5㎝ ●ブレード材:440C ●ブレード材:スタッグ

 状態:未使用完品です。箱に一カ所破れがあります。

 販売価格:100,000円



2018 同窓会+ ことしもやるぜよ!

2018-07-18 15:01:37 | 土佐レッドアイ

 今年も同窓会+をやります。場所と開催要項はこれまでのとおりです。

 日時:2018年8月13日(月)午後〜14日午前中まで

 場所:高知県安芸市下山 伊尾木漁港(雨天でも屋根付き)
 
 持ってくるもの:たべもの(できれば余分に)のみもの(できれば余分に)、イス、テーブル、あれば(ランタン、蚊取り線香)

 2017年の同窓会+の画像です。

 

 
                         集合写真


 植村壮一郎さんたちがつくってくれたわら焼きタタタキ







 昨年はかなりまじめに磯のアカメを狙いましたがダメでした。今年はあなたが・・・・・・?
 アカメウオッチはできるかも?

 旨いモノもって!面白い話をもって! さあ!!集まろう!

夏のイノシシ

2018-07-18 03:39:00 | 狩猟とナイフ

 イノシシの被害にはもう数十年泣かされてきました。数百頭捕まえてきましたが被害は年々拡大するばかりで、一向に治まりそうにありません。
 シカの被害はイノシシよりも歴史が浅いのですが、こちらも被害は拡大の一方です。
 私が住む集落の棚田に中稲のニコマルという品種の稲を植えています。イノシシは数頭毎日この棚田に現れて、田んぼの中を我が物顔に歩き回り、畦を掘り、石垣を崩し稲を踏み込み悪さをしています。
 シカは育ちはじめた稲の葉や茎を食べてしまっています。柔らかいうちがシカの食べ頃のようで、青々と大きく育つと食べなくなります。今年は特にひどくて、収穫できるのか心配しています。
 全滅させられそうなので、通り道に2カ所くくり罠を仕掛けました。
 6月29日の雨の日、罠を仕掛けて3日めです。見回りに行くとイノシシがかかっていました。この季節になると、イノシシは冬毛を落として、夏毛に変わっています。冬毛が5㎝だとすると、夏は2㎝あるかないかという短毛になります。
 最初、小さいと思っていました。20キロあるなしと見ていたのです。冬毛のイノシシは人を見て興奮すると全身の毛を逆立てて向かってくるので、実際よりも大きく見えるのですが、夏毛のものは反対です。小さく見えます。
 近づくと、50キロはありそうなのです。捕まえてイノシシ団地に放り込んで肥らせてから食ってやろうなんて思っていたのでしたが、急遽方針を変え、止め刺しをして、肉にすることにしました。
 鼻をくくり2点固定をしてから、処理をしました。



夏のイノシシというのは、評価がよくありません。脂肪が抜けて美味しくないというのが一般的な評価です。概ねそういう見方が当たっているのですが、何事にも例外があります。今回のものは、それはそれは脂肪たっぷりの肥ったオスでした。
 解体処理をして、端肉を焼き肉にして家族でいただいたのですが、それは美味しかったです。


②ガーバーナイフの先祖

2018-07-17 16:55:00 | 狩猟とナイフ
  バートゥー ナイフ (F BARTEAUX) とガーバー

 ガーバー社の初期(1950年まで)のナイフのハンドルはマーフィー氏がデザインしたものを使っていました。すなわちハンドルの後部をスパッと切り取ったようなブラントエンドハンドル( blunt end handle)です。 ガーバー社は、マーフィーナイフに魅せられたジョセフ・ガーバー氏がそのセールスを引き受けて、 1939年にスタートしています。創立当時のガーバーのナイフは全てディビット・マーフィー氏の制作したナイフでした。その時期、ポートランドで造られていたBARTEAUX(バートゥー)というナイフメーカーのナイフもガーバーで販売されています。BARTEAUXはキッチンナイフもハン ティングナイフもつくっていますが、ハンティングナイフでは後のガーバー社製造のフレイヤー、ビッグハンターのようなデザインのナイフ、今回紹介するピキシーのようなナイフ、トラウト・アンド・バードの先祖といったナイフもあります。また、キッチンナイフのフレンチにそっくりなナイフやスニッカーズニーの先祖のようなナイフもあります。ガーバーのナイフデザインに大きな影響を与えたことは間違いないでしょう。


バートゥーナイフの一部
 上は後のガーバーのキッチンナイフ:フレンチそっくり
 その下は同じく:スニッカーズニーそっくり
 一番下は同じく:リトルフィッシャーマン、ピキシーそっくり




 これまた、後のガーバーのトラウト&バードにそっくりです。

 マーフィー氏との蜜月時期も長くはなく数年後には仲違いをしてマーフィー氏はガーバー社を去ります。そしてナイフデザインの使用禁止を求めて訴訟をおこします。彼の主張が認められ1951年からは全てのガーバー製品でラウンドエンドハンドルデザインに変更されるのです。

 ガーバーは太平洋戦争中、ナイフビジネスを中断していました。戦後、再開しますが、以前の唯一のナイフ職人であったマーフィー氏はガーバーを去っていま したので、1945年の再開からは自前でナイフを作り始めました。そして軌道に乗るのが1947年で、この年に社名をGERBER HAND MADE BLADESから
GERBER LEGENDARY BLADESに変更します。
 ハンドルのデザインはマーフィー型と呼ばれるブラントエンドなのですが、1945年以降のナイフにはマーフィー氏は全く関わっていません。私個人の考えなのですが、ナイフのデザインではバートゥーナイフの方を強く意識したのではないかと思います。当時はマーフィー憎しの時ですから、以前、販売していたバートゥーナイフを参考にした事は間違いないと思われます。これから数年の努力で、マーフィーナイフ、バートゥー以来のネジ等全く使わないアルミ無垢のハンドルとハイスブレードという恐るべき切れ味と質実剛健、世界中にファ ンを持つ製品群を生み出していきます。





 ピキシーの先祖と考えられるバートゥーナイフ


 真ん中の画像がバートゥー 上と下はガーバーのリトルフィッシャーマン


 真ん中の画像がバートゥー 上と下はガーバーのリトルフィッシャーマン


 ハンドル下部に F BARTEAUX と打刻されています。
 


アカメTシャツ 

2018-07-09 08:56:37 | 土佐レッドアイ
 スワック、ロックダンスの中野友昭さんから、Tシャツのプレゼントが届いた。

 今回のTシャツは、プロトタイプらしい。




 大人気の    https://redeye.base.ec/
メーカー製品。
 他にもとても素晴らしい速乾タイプのTシャツが発売されている。

 中野さんは、「少し派手かも・・・・・・」というコメント付きだったが、カミさんの評価ではとても似合っているとの事であった。


 中野さん ありがとうございます。