土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

秋真っ盛り

2011-10-26 11:43:00 | 生き物色々
 2011年10月25日、秋も真っ盛り。やっとミカンが色づき、収穫を始めました。

 ミカン畑への道中、みごとなキノコの群落に出会いました。昨年教えていただいた、オオワライタケではなさそうです。オオワライタケは毒キノコだそうですが、このキノコはどうなのでしょうか。色はオオワライタケににていますし、群落の作り方もよく似ています。ひょっとして「コワライタケ」?。

 どなたかキノコの名前と食用かどうか教えてください。お願いします。









 ミカン畑のそばの山、木に巻き付いたアケビの実が熟れていました。これは美味しそうだとさっそく収穫。一個は笑っていました。アケビは熟すと左のように笑います。口を開けて中身をさらけだします。当地ではこういう状態になったものを「アケビが笑う」といいます。まさに口をあけて笑っているようです。
 アケビの皮はとても苦いのですが、熟すと、小鳥たちに食べてもらって、種を運んでもらうために笑うのでしょうね。

 私が子供の頃は、アケビはとても値打ちのある野の果物でした。毎年同じ場所で収穫できるので、年上の兄貴分はアケビのある場所をよく知っていて、手下を引き連れて山を駆け回ったものです。アケビをたくさん採るとポケットには入りきらず、首からシャツのなかにいれて臨月の妊婦さんのような腹になって得意げに家に帰ったものです。
 
 今の子供達はアケビには見向きもしません。私が美味しそうに食べると不思議そうな顔をします。隔世の感があります。



 こちらは「ウベ(ムベ)」、ミカンの上に乗っている赤紫の丸いのがウベです。こちらは完熟しても笑いません。アケビとは少し食感が違います。種もアケビと比べると少し大きいです。皮の内側、果肉を包む内側はザラザラとしています。

 秋は色々な食べ物がとれます。

 天高く馬肥ゆる秋 です。

お詫びとお願い

2011-10-26 11:25:00 | 生き物色々
 情けないことに、拍手コメントというものがあることを本日初めて知りました。
自分のブログなのに、十分使い方を知らなかったという不明をお詫びします。初めて開いて読ませていただいたコメントには、返事が必要なもの、無いものがありますが、返事を求められていた皆様にはご無礼をしました。かさねてお詫びします。

 いまからでも間に合いそうな回答やお返事は、これからこのブログに書いていきます。

 拍手がはじまって以来ですので、古いものでは2009年からになります。ただ、この拍手コメントには返信コメントを書くことが出来ません。返事や回答が必要なコメントは本文のコメントに書いていただきたいと思います。

 どうかよろしくお願いします。
                        2011年2月23日

オールドがーバーのディスプレイセット

2011-10-26 07:49:00 | 狩猟とナイフ
 ガーバーのセールスマンが持ち歩いたセットです。こういうディスプレイセットは、固定して展示するのが普通ですが、これはセールスマンが持ち歩いたもののようです。普通、シースが付属していないのですがこのセットにはすべて付属しています。見本のナイフにはセールスマンの名前が彫り込まれたものも何点かあり、シースに入れて個別に売り込みをしていたのかも、などと想像するのも面白いものです。



 このセットには珍しいナイフが数点あります。マグナム・フォールディング・ハンター(スタッグハンドル)とかファースト・フォールディング・ハンター(ハイスのエボニーハンドル)など。



2011年新堀川生物観察会

2011-10-09 17:38:00 | 高知の宝「浦戸湾」
 2011年10月9日、恒例の新堀川生物観察会が開かれました。昨年は潮回りが悪くて調査ができませんでしたが、例年の行事としておこなってきて今回で8回目となります。
 観察会をするたびに、高知の自然の豊かさを実感しています。本当に高知はすごい。
 未だ高知市は残された新堀川にフタをして道路にしようという欲望を捨て切れてないと聞きます。大赤字の財政のことを考えてもらいたいものです。
 道路などどこにでもあるのですが、都市のど真ん中、はりまや橋から数百メートルの所にある新堀川は、シオマネキが道路から観察できます。アカメやスズキ、チヌなどが観察できます。世界中さがしてもこんな都市はどこにもありません。まさにオンリーワン! ただの道路にするなどとはなんともったいない。

 高知は自然を自慢すべきで、道路を自慢しても笑われます。
 
 




 町田吉彦高知大名誉教授がコアマモ(高知県の絶滅危惧種)やシオマネキのことなどを解説しながらみんなで橋の上から豊かさを満喫しました。


 左手前の四角い建物は四国銀行、その先の丸い建物がかるぽーと

 わずかに残った新堀川は、まさに都市のオアシスです。


 採集したアカメたちは横堀公園の東屋で観察会


 アカメの幼魚たち(10尾のアカメの子供が採集されました)。


 こちらは1センチに満たないアカメの稚魚です。それでもちゃんと目が赤い。




 参加されたみなさん、お疲れ様でした。

 アカメの子供たちも、ヨウジウオの仲間たちもお疲れ様でした。と、お礼を言って元の住処、新堀川に放流しました。