土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

再捕表彰

2010-06-17 18:32:00 | 続アカメ日記
 アカメと自然を豊かにする会がおこなっている標識放流調査で初めての再捕がありました。すでにお知らせしたとおりですが、再捕されて、データの報告をしてくれた釣り人を顕彰するため、2010年6月11日、豪華賞品の贈呈式をおこないました。

 会場は高知市のフィッシングハヤシです。

 事前にマスコミ各社にはご案内をしていました。取材に来てくれたのは読売新聞と高知新聞でした(この記事の掲載は新聞で報道されてからにしました)。

 新聞での報道は標識放流のことを広く知ってもらうことになります。こうした調査はできるだけ多くの人たちに知ってもらうことが最も重要なことです。標識がついていることを知らずに、なにか変なものがついているとそのままリリースされると、折角の貴重なデータが得られなくなります。

 標識にはよく海藻が付着しています。タグは黄色でよく目につくのですが、数ヶ月もすると表面を海藻が覆ってしまって目立たなくなります。

 アカメに海藻が生えていたり、へんなものがついていたらそれはタグです。

 
 新聞記者の取材に応える根木信夫さん

 
 賞品の「特製アカメ再捕ルアー」「K-TEN K2F142 T:2」「オプセル社のSB/Iron SET 黒金OB]を進呈しました。

 
 JGFAから再捕報告者にプレゼントされたストラップ

 根木さん、おめでとうございます。そして、ありがとうございました。

 (画像提供は岡田 勝さん)
 賞品を提供していただいた、タックルハウス、オプセル各社にはアカメと自然を豊かにする会を代表して御礼を申し上げます。

 読売新聞の記事は6月13日に掲載されました。

 高知新聞記事は6月17日に掲載されました。

イノシシつかまえた

2010-06-13 10:07:00 | 狩猟とナイフ
 2010年6月10日、害獣駆除でイノシシをつかまえました。


 マダケの竹林に生えたタケノコ。


 タケノコは孟宗竹、ハチク、マダケと連続して生えてきます。ヒトもイノシシもこのシーズンはタケノコを食べて楽しむのです。山村ではどの種のタケノコも現金収入源となります。画像は、生えはじめの、頭を少し地上に出したマダケをイノシシが食べた跡です。

 こうした食害の跡だらけ。

 数頭のイノシシが食べにきています。これを捕まえてやろうとワナを5箇所にしかけてありました。


 見回りにいくと、獣道のカーブを曲がった所に仕掛けてあった場所で何かが動きました。20メートルほど先です。

 おお!何かがかかっている。

 警戒しながら近づくと、イノシシがマダケの立ち並ぶその中に突っ込んで横たわっています。どうやら、ワイヤーが竹に巻き付いて身動きとれなくなったようです。

 仕留めたイノシシは55キロのメスで、出産して数日ほどしか経っていないようすでした。乳房が大きく膨らんでいました。母親です。こんなとき、いつも、残された乳飲み子のことを思うと、うしろめたさを感じてしまうのです。おセンチになるなと自分を励ますのですが。

T&R画像紹介-2

2010-06-09 04:59:00 | 続アカメ日記
 2000年8月某日某所、こんどはmiyatyanから「つれたぜー、タグうちにきて」


 こりゃあ 元気な!


 「放すぜよ」



 「おんしゃらあ、ようも痛い目にあわせてくれたな、こんどはルアーを噛み砕いちゃる」と言ったような。そんな気がした放流でした。

 inoueさん、 miyatyanが放流したアカメは10年経ったいま、おそらく最大級のアカメとして、釣り人のタックルを破壊し(ラインをぶち切り、ロッドをへし折り)、吃驚させていることでしょう。

 何人もの釣り人から、「てこにあわんアカメにやられた」と聞きました。その中にいたかも。

シカをつかまえた

2010-06-08 06:09:00 | 狩猟とナイフ
 2010年5月25日、害獣駆除でしかけていたワナにシカがかかってました。



 ミカンの葉を食べられて被害甚大です。雑草が若葉の時はもっぱらその若葉を専食していました。しかし、雑草でも気に入る草は数種です。
 美味しい所を食べ尽くしたのか、今度はミカンの葉っぱに切り替えたようです。


 袋角です。ツノが生えはじめてしばらくはこのように袋状の皮膚をかぶっています。


 シカの腹部についたダニとその咬み跡

 シカについているだには、イノシシほど多くはありません。また、取り付いているダニのサイズが小さいのです。どうしてでしょう?

 わたくしはイノシシ専門です。シカ専門です。などと専属のダニがいるとは思えません。私は首の長さで違いが出ていると思います。イノシシの首は猪首といわれるように太くて短いため、どうあがいても腹部へ届きそうにありません。シカの方はスマートで長いため身体のどこにでも口が届きそうです。おそらくシカは痒くてにっくきダニを口を使って取り除いているのではないかと思うのです。