土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

標識放流490号(本年33号)  

2018-10-30 06:58:00 | アカメ調査室

 山中洋希さんから、またも嬉しいメールがです。2018年10月29日、再捕獲の連絡を頂きました。
 再捕されたアカメは10月17日に山中さんが釣って標識放流したもので、10月29日に再捕獲したのは、幡多郡黒潮町在住の大野廉也さんです。

 釣られた大野さん おめでとうございます。

釣獲日: 2018年10月29日
釣り人:大野廉也 (オオノレンヤ)さん
住所 :高知県幡多郡黒潮町在住
全長:115cm
標準体長:98cm
重量:21㎏





 それにしても今年は短期間での再捕例が多いですね。とても貴重なデータが集まっています。

 大野さん 山中さん お疲れさまでした。


何と4回目の大アカメ標識放流490号(本年33号)

2018-10-22 06:53:00 | アカメ調査室
 2018年10月21日、山中洋希さんから、今回も吃驚仰天のメールが届きました。
 今年、9月15日に釣られて標識放流された大アカメが10月20日に釣られました。何と僅か1ヶ月あまりで今回で4回釣られたのです。
 釣ったのは、広島の宇井憲幸さんで宇井さんはご家族でアカメに魅せられシーズン中は何度も高知においでています。奥さんと子どもさん、3人がそれぞれアカメを釣っています。
 今回のお父さんのアカメが最大。
 宇井さん おめでとうございます。



釣獲日: 2018年10月20日
釣り人 :宇井憲幸さん
住所 :広島県在住
全長:127cm
標準体長:108cm


 このアカメは、宇井さん、山中さんたちが4回目の放流をしました。こんどは誰がこの大アカメを釣られるのでしょうか。
 貴重なデータを得る事が出来ました。
 宇井さん、山中さん お疲れさまでした。


三姉妹 キッチンシリーズ、シールドセット 最初期

2018-10-16 18:02:00 | 狩猟とナイフ
 10月12日の記事の三姉妹の説明で、最初の製品だと紹介しました。ところがナイフの整理をしていて、三姉妹が出てきました。よく見ると、ハンドルがメッキ無しなのでした。
 ハンドルメッキ無しはこれまで、1952年の製造だと紹介してきましたが、この三姉妹の製品が現れるのは1953年からです。
 ですので1953年にはメッキ無しとメッキ有りの三姉妹がありるというこになります。まあ、三姉妹が発売されたときに、メッキ無しの製品も残っていたので、最初はそれを使った、と、言う事も考えられます。1953年の何月からハンドルに鍍金が施されはじめたのかは不明です。が、どちらも、短期間のとても珍しい製品です。






 ブレードが逆に取り付けられたピキシーは1952年からあるのではなく、1953年のハンドルメッキ無しからメッキ有りにかけて製造されたものなのでしょう。






 ガーバーが自前でナイフの製造をはじめてから1950年代初期までのナイフは、良いものを作ろうと試行錯誤の課程が見て取れます。短期間のうちに沢山のバラエティがあり、面白いものです。


三姉妹 キッチンシリーズ、シールドセット

2018-10-12 08:35:00 | 狩猟とナイフ
 私の大好きなピキシーが、セットされたシールドセットを紹介します。先に紹介したシールドの試作品からできあがった、最初の製品です。
 その名も「三姉妹-3 Sisutaers set Shorty Joyeuse Pixie」。
 1953年製造、販売です。この最初のシールドにはガーバーのロゴタイプの焼き印はありません。
 納められた3本のナイフは分厚いメッキがブレード・ハンドルともに施され、てらてらと妖しい光沢を放っています。前年の1952年まではメッキはブレードのみでした。また、翌年の1954年からはブレードの形状も変わります。
 この年1953年だけに現れたナイフです。 まさに、珍品なのです。




 試作品のところで紹介したブレード逆取り付けピキシーです。このタイプは1952年のハンドルメッキ無しのピキシーにも存在しますので、一時の期間ではなくある期間修正なしに作り続けられた事を示唆しています。










 Gump'sのロゴシールが箱の表に貼られています。Gump'sがガーバーから仕入れて販売したものです。 他にも、アバークロンビー・フィッチやエディ・バウアーなどでも同様にGERBERから仕入れて販売されていました。
 Gump'sはカリフォルニア州サンフランシスコに1861年に創業した豪華なアメリカン家具と家庭用デコレーション小売業者です。1950年代からカタログ販売を開始し繁盛していましたが、今年(2018)の暮れには廃業することが決まっています。創業1861年といえば日本は文久元年、徳川家茂の江戸時代です。160年ほども営業してきた老舗が廃業していくのは寂しいですね。
 


 ハンドル下部のGERBERと商品名の刻印です。エクスカリバーマークが入るようになるのは1954年からです。