土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

強烈なファイトでした

2024-11-19 13:47:29 | 土佐レッドアイ

 2024年11月18日、夜、とある河川で。

 数年ぶりのポイントです。落ちアユパターンを狙ってみました。

 川はかなりの急流です。

 しばらくやっていると、ルアーをピックアップする寸前にコンと当たりがありました。

 おるおると、期待しながら瀬脇の浅瀬にキャストして巻き始めてすぐきました。

 ゴンと当たると同時にドバドバどばっと飛沫を上げて流心へ走りました。強烈な引きでした。

 ドラグをかき鳴らします。

 ファイトの途中で、これはアカメかもしれないと思ったりしました。いつものヒラスズキとはファイトが違います。

 長いやり取りの末、なんとか寄せて姿を見せたそれは大きなマルスズキでした。

 

 でっぷり肥ったマルスズキで83センチでした。

 リリースしようと思ったのですが、ぐったりしています。見ると、フロントフックが鰓の下側に深く刺さり大出血したようです。

 しばらく蘇生を試みましたがダメでした。

 

料理をしていると、胃袋が巨大に膨れ上がっています。

 

 出てきたのは大きなアユたち。消化されて骨だけになったものがたくさん。

 冬場の産卵をひかえて荒食いしています。

 フィードシャロー128のアユカラーのフックは3つともひどいことになっていました。

 引き伸ばされ、一本は折れていました。

 


旨い!ヒラスズキ

2024-11-17 09:58:52 | 土佐レッドアイ

 川が増水するほど雨は降りませんでした。

 今、増水すると産卵で河口近くへ降りてきたアユや産卵中の少し弱ったアユはどっさりと海に落ちてしまいます。

 ドッと落ちると一時大食いになりますが、長続きしません。

 11月17日、今朝は4発当たってフックアップしたのは一回だけ、65センチのヒラスズキでした。

 

   

 さっそくおろして冊にしました。まだ硬直していない身を刺し身です。

     

 カマの部位はぶつ切りにして、鍋の具にします。頭も骨も鍋です。これが美味しい。

 最近は、キムチ鍋でよく食べるのですが、これが美味しい!!、何回食べても食べ飽きません。

 

  

 内蔵もよく食べます。胃をひっくり返した画像です。この胃には獲物は何も入っていませんでした。たらふく食っていると胃壁は伸び切って薄くなっています。

ひっくり返して、包丁でしごき胃液などをよく取り除きます。それを一口サイズにぶつ切りにします。

  

 こちらは、左から肝臓、心臓、胃のぶつ切りです。私はだいたいこの3つの部位を利用します。

 小さな鍋に少しだけ(具が浸かる)水を入れ、砂糖、醤油を適量いれて煮立ててから具を投入し、少し煮たら出来上がりです。旨いですよ。

 冊にした時、すきとった皮は湯引きをして二杯酢であえてネギを多めに散らしていただくのですが、酢はユズ(塩入り)を使っています。ガツンとくる美味しさです。

 このユズ酢は、家のまわりの実生の柚の実を絞って作ったものです。無農薬、無肥料、ようするに無世話、放ったらかしの自然そのものの柚酢です。

 旨いので、簡単レシピを紹介します。

 ヒラ・マルスズキの皮の湯引き

 皮を、多めの沸騰した熱湯の中に30秒ほど入れて茹でます。まな板に貼り付けた皮に熱湯をかけるという方法もありますが、鍋を使うほうが

簡単です。

 構えておいた氷水に放り込んで熱を取ります。

 冷ました皮は吸水シートなどで水気を取ります。

 皮を伸ばして斜めに5〜6ミリに切り分けます。

 器に入れて、二杯酢で味を整えて葱のみじん切りを入れて完成です。二杯酢は一気にいれてしまうと味が濃ゆくなりすぎることがあるので少しづつ。

 今朝はカミさんが、きゅうりもみを作ってくれたので、湯引きを加えてもらい食べました。

 旨い!

 


 不運なヒラスズキ

2024-11-16 11:01:20 | 土佐レッドアイ

 楽しい季節が到来です。

 毎年、この時期を楽しみにしています。が、高貴高齢者近くになり年貢の納め時ぜよと言われる日が近づきました。さて、後何回、この時期の釣りを楽しめるがじゃろう?

 さみしいことを考えるようになりました。

    久しぶりに八十センチを超えるヒラスズキを釣りました。このヒラのサイズだと私のリリースサイズなのですが、今回はこのヒラスズキは不運でした。

 しばらく釣りに行けず、とてもヒラが食べたかったときでした。釣り始めると次々と当たるのですが、8発当たって2回はフックアップせず。6回連続バラシという悲惨な目にあっていたのです。

 ガツんと乗ったヒラをランディングして、横たわったのを見ると一目で70センチオーバーだとわかりました。

 しかし。

 これをリリースすると後がないかもしれないという思いが過ぎりました。よし、これはキープしておこう。

 ところがこの後すぐに60センチクラスがヒット。

   

 家でメジャーを当てると81センチでした。

   今年は天然鮎の遡上がとても少なかったそうですが、この時期の一番のごちそうはやはり落ち鮎。

 大きい方の胃の中には、アユが6匹入っていました。そのサイズも大型は20センチを超えていました。

 ルアーも大型サイズが使えそうです。

 一方、小型のヒラの胃は空っぽでした。

  

 今回、活躍してくれたルアーはタックルハウスのTKLM"12/18"イワシとコノシロ  

 フィードシャロー128プラス サヨリとレインボー

 でした。


ダツと頭骨

2024-10-12 08:55:26 | 土佐レッドアイ

 2024年10月のある朝。

 暗いうちから、ヒラスズキを狙っていたのですがまったくのノーヒット。

 明るくなってくると、やっていたポイントとは離れた場所で水面があやしい。気配がする。

 そこに投げ込むと、グン!?っと乗ったのです。いきなりドラグが鳴り響きゴンゴンと頭を振る気配を感じるとすぐフッと軽くなりました。

 バラシです。それも最悪のリーダー切れ。

 ラインを回収してリーダーをみるとザラッザラ。ありゃあ、ひょっとして。

 ひょっとしたのです。次から次へとキャストたんびに当たります。銀ピカの細長い姿が水面から躍り上がるのです。

 ダツさんかあ。

 それも大型が群れでいるようでした。

 グンと乗りました。強引によせて引き上げて撮影。すぐに放流しました。

  

 虎の子のヒットルアーであった、フィードシャロー128プラス、レインボーを持っていかれました。ダツさんごめんね。

 ダツの入れ食い状態が収まったので終了。

 浜をあるいていると、白っぽい物体があります。

   

 白い物体は、イノシシの頭骨でした。

 サイズからするとまだ若いイノシシです。流行っていた豚熱(豚コレラ)でやられたのでしょうか。


チャンスの神様は前髪だけ

2024-09-18 04:26:24 | 土佐レッドアイ

 2024年9月4日、仲間の大坪からメールが届きました。

 珍しい。新年の挨拶以来の連絡でした。

 なになに、フムフム

  

電報のような文面です。画像は大坪保成さん

 翌朝、駆けつけました。

 大坪のメールどうりでした。

 一投ごとにヒットです。

 ワカナが多いのですが、ネイリ、スマが混じります。ワカナとスマのダブルです。

ダブルできたのはタックルハウスのスチールミノー75mm コノシロ

 

 リーダーを1回切られ、ラインが2回合わせ切れ。たまに少し大型もいたようです。21尾釣ってクーラに入らなくなったので終了しました。

 さて、翌日、またも暗いうちから出撃。

 暗いうちは、小さなアジがよく当たりました。他の青物はあたりません。明るくなってくるとアジはぱったり止まりました。

 あれえ、おかしいなあ。あれほどあたった青物が全く当たらないのです。たまにあたるのはエバ、主にギンガメアジでした。結局、この朝は小アジとエバだけでした。1回、波打ち際で大物をかけたのですが、ドラグを鳴らしてラインを引き出し切られてしまいました。ダツなのか、ヒラメの大型なのか?

 帰りがけ、車でやってくる大保さんに出会いました。かれは1キロほど離れたサーフでやっていたそうです。「全くダメです。終わりました」といいます。彼の話ではカタクチイワシの幼魚の群れが大量に接岸していてそれに青物が付いていたと言います。昨日釣った青物の胃には何も入っていなかったそうです。その前は彼らの胃袋はカタクチイワシでパンパンにふくれていたそうで、カタクチイワシはどこかへ移動したようです。

 チャンスの神様は前髪しか生えていない

 

 台風が東南アジアに向かっていた9月14日、エバでも釣ってやろうと暗いうちは出かけました。河口近くのサーフへ着くと、ウネリが大きいのです。こりゃあエバはダメそうだとヒラに切り替えました。

 一本だけもっていた、タックルハウスのコンタクトフィードシャローの155mmプラスのレッドヘッドをキャストしていると、波頭でヒット。大波の中を泳ぎ回って抵抗しました。

  

 当たりはこれだけでしたが、十分楽しませてくれました。