土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

ワイヤーのキンク

2013-06-29 08:39:00 | 狩猟とナイフ


 2013年6月22日、害獣対策で仕掛けていたワナに小さなイノシシが掛かりました。
 20キロを少し超えるオスの個体です。
 
 近づくと果敢に突進を繰り返して攻撃してきます。





 ワイヤーを見るとくくった近くから派手にキンクしています。まあ相手が小さいのでそれほど不安はないのですが、もし、これが大型だと危ないところです。

 わなに掛かってから12時間以内なのですが、ワイヤーを立木などに巻き付けてヨリモドシが機能しなくなるとすぐにワイヤーはキンクしてしまいます。正常なワイヤーだと切れることはないのですが、縒りがかかってキンクするとワイヤーは引っ張りの衝撃で簡単に切れてしまいます。

 ワナにかかったイノシシに近づくとき最も気を付けないとならないところです。

 小型でしたが、解体すると脂肪たっぷりの焼き肉に美味しそうなイノシシでした。

DNAサンプル

2013-06-29 05:53:00 | アカメ調査室
 アカメのDNA調査をしている研究グループにアカメと自然を豊かにする会がサンプルの提供をしています。

 これまで、サンプルとして、鰭の一部やキープした個体の筋肉片などを使っていました。
 私はウロコを採集したさい、そのウロコに付着する皮膚の一部に着目していました。ウロコでDNAが抽出できるのであれば、これまで以上にサンプルが集めやすいと思ったのです。

 アカメを飼育していたとき、水槽の濾過装置のパイプにアカメが触れるとパッとウロコが剥がれることに驚いたことがあります。
 餌を食べるときなど慌てて突進してパイプなどに当たると簡単に数枚のウロコが剥がれ落ちるのです。

 ウロコは体を守るだけではなく、衝撃緩衝装置としても機能しているようです。そのため、体の中心部や出っ張った部位のウロコは再生鱗が多いのです。
 年齢査定に使おうとウロコを採集してきましたが、そのためのウロコは胸鰭の下になる部位のウロコが適しています。胸鰭に保護されているため元々のウロコが一番残っているのです。

 剥がれたところはウロコが再生します。その再生スピードは分かりませんが再生鱗のタイプはいろいろあります。ウロコには鱗紋と呼ばれる木の年輪のような模様があります。再生鱗にはこの鱗紋がないものもあり、あっても途中までが消失したように無いものなどもあります。このことから、再生は剥がれたときのサイズまで一気にできるのだと思います。それからは鱗紋が刻まれるのでしょう。

 このように、アカメにとってはウロコが剥がれることは、たいしたダメージにはならないと考えます。

 研究者が確認してくれたのですが、皮膚片が付いたままのウロコ5枚あれば十分DNAが抽出できるそうですので、みなさん、ご協力をおねがいします。



           写真:上杉一臣さん

 ウロコの採集と保存方法ですが、ウロコは何処のウロコでもかまいません。一カ所からまとめて採るよりもあちらこちらと離して採る方がよりダメージがないと思います。皮膚片が付いていることが肝心です。そうしたウロコを5枚採集し、アカメのデータ(サイズなど)をとってください。ウロコは小さなビニール袋に入れ腐敗しないように冷凍し上杉事務局長に連絡してください。

 そうそう、ウロコで年齢査定をしようと私たちはウロコの収集をしていますので、それに使うウロコは胸鰭の下になる部位のものを5枚お願いします。

 DNA・年齢査定どちらもアカメのデータが欠かせません。

 ご協力をよろしくお願いします。

タグガンが折れた

2013-06-28 06:58:00 | アカメ調査室
櫻井さんが18日に釣って標識放流した、今年度18号のアカメ(小さい方)とタグ装着の際にタグガンが折れてしまってサンプルだけ採集して放流した1メーター(日付けが変わって19日)のアカメです。




よく見る光景ですが面白い写真撮れました・・
ストリンガーに繋いだアカメに寄り添いにきた大型アカメ!


 この画像は桜井由隆さんのブログ「水際で遊ぼう!」からお借りしました。

 釣られたアカメに付いてくるとか、この時のようにストリンガーに繋がれたアカメに近寄ってきて寄り添うシーンなどそうは見ることはできないと思うのですが、さすが櫻井さん「よく見る光景」だとは。

 詳しくは櫻井さんのブログ「水際で遊ぼう!」を見てください。

募金のお願い

2013-06-25 18:40:00 | アカメ釣り大会


 大アカメのエラ洗い     撮影:櫻井由隆さん

 アカメフォーラムや調査活動などこれまでみなさんのご協力で経費をまかなってきました。
 
 フォーラムでは、会場費、講師の旅費、宿泊費、講演への薄謝などが必要です。
 調査では行動経費や食事代などそれぞれ参加者の自費ですが、調査用道具などは「豊にする会」の経費として使っています。

 フォーラムや大会などその都度、会場で募金をよせていただいたり、チャリティオークションなどおこなっています。

 おかげさまで、どこからも援助金や補助金などのお世話にならずに自主独立の活動を続けることができています。

 今回も募金のお願いとアカメと自然を豊かにする会を豊にするチャリティオークションへの出品物のご提供をお願いします。

 チャリティオークションはアカメ釣り大会の後での催しとして定着しています。是非、ルアーやタックルで使わなくなったものなどを提供してください。
 大会会場へお持ちいただいてもありがたいですし、長野の家に事前に送付いただいてもありがたいです。

 送り先
 784-0031
 高知県安芸市穴内甲穴内甲1470
 長野博光
 電話:090-1577-7449

 いつでもアカメと自然を豊かにする会を豊にする募金も受け付けています。

 銀行にアカメと自然を豊かにする会の口座を開いています。

  『 』は口座を作ったときの記事です。

 『2007.8.2、やっと「豊かにする会」の銀行口座を開設できました。手続きに行ってくれた事務局長が怪しまれてなかなかたいへんでした。最後は銀行から「アカメの国」を見てもらってあやしい団体ではないと納得してもらい開設できました。振り込みをして下さる方はメールでご一報下さい。すぐに振込先をご連絡致します。』

【メールアドレス akame_7840031@yahoo.co.jp】