土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

厳しい生活

2008-05-26 07:11:28 | 生き物色々

 08.2.20 ツグミの羽毛


 08.3.13 ウグイスの羽毛

 世の中は食ったり食われたりとめぐりめぐって成り立っているます。最終捕食者はヒトですが、ヒトもまれにヒグマやライオンに食われたりサメに食われたりします。

 冬から春にかけての猟期にはイノシシやシカを食ってやろうとワナを仕掛けます。山に入るのですが、いろいろな出来事に遭遇します。

 上の画像はワナを見回っていて見つけた捕食者(イタチ?)に食われたであろう小鳥の痕跡です。

 まだ捕食の現場や狩りの瞬間にであった事はありませが、ツグミやウグイス、キジバト・ドバト・アオバトなど地上で餌を獲る事が多い鳥、低木を利用する鳥などがよく捕まって食われています。

 全ての生き物のこうした食物連鎖の頂点にヒトはいると思うのですが、ヒトの所行は自然の摂理に反しているのではないでしょうか。

 その理由ですが、ヒトは死んでしまうと主に土に埋めたり、焼いて量を減して入れ物に入れたりします。土に埋めるのはよしとして、焼いてしまうのはどうでしょう。

 焼いてしまっては、他の生き物がヒトの死体を利用できないではないですか。

 私は自分の髪の毛か爪を小さな容器にいれて納骨場所に入れてもらって本体は山のどこかに埋めてもらいたいと思っています。理想は「鳥葬」です。鳥に食ってもらって鳥の一部になって空を飛んでみたいものです。
 

寅さん地蔵

2008-05-24 07:45:39 | わが町安芸市・日々つれづれ・山日記





 安芸市伊尾木公民館に隣接して建立された寅さん地蔵

 安芸市伊尾木地区の川島憲彦さん(現安芸市議)たちが始めた「寅さん」映画の高知県ロケ実現の運動が広がり、いよいよ49作目で初めての高知ロケが決定していました。しかし、残念な事に実現を前に渥美 清さんが亡くなってしまいました。幻の高知を舞台の「寅さん」。 寅さんがくれた笑いと愛を讃え記念碑として寅さん地蔵が川島さんによって建立されました。



 寅さん地蔵の場所は安芸市の東部、伊尾木にあります。伊尾木公民館の北側に隣接しています。大きなクスノキの濃い緑の傘に守られて寅さんはしずかにおいでます。

 お遍路さんがよく立ち寄られているそうです。一休みできる木の切り株のイスが幾つも寅さんをかこんでいます。

薩摩屋

2008-05-23 07:59:35 | わが町安芸市・日々つれづれ・山日記




 安芸市大山岬の国道沿いに薩摩屋があります。

 私と妻のお気に入りのお店です。

 美味しいのです。

 お店の自慢は薩摩(鹿児島県)直送の黒豚を使ったメニューです。ヒレカツ・トンカツ定食、生姜焼き定食などのほかにも色々なメニューがあります。

 ちりめん丼、ちりめん丼定食もおすすめで、安芸市の名産物「ちりめんじゃこ」をたっぷり使ったボリュームのある丼でポン酢と醤油味のタレが選べるようになっています。

 ちりめんじゃこは高知県で安芸市が一番水揚げが多く、市内西部の海岸沿いでは一面のシラス天日干しとその作業を見ることができます。



 私の定番『唐揚げ定食」定価1000円

 このお店では定食のご飯はおかわりができるという嬉しいサービスもあります。

 営業は9:00~14:00、 夜は18:00~21:00で9:00~11:00まではモーニングサービスもやっています。
 
 定休日は毎週日曜日です。

ミカン泥棒-イノシシ(その2)厳しい一生

2008-05-21 23:54:39 | 生き物色々

 イノシシはミカンなど多くの農作物に被害を与えるだけではなく、たいへん美味しい肉の持ち主であるため狩猟の最高の対象とされます。犬に追われ鉄砲で狙われ、日夜ワナにおびえる生活をしています。

 そうした厳しい一生をかいま見る傷を受けた痕跡を持つイノシシをよく見ます。




 画像は56キロの♂です。以前突っ込みワナにかかったと思われる傷痕がありました。

 捕まえたイノシシを毛抜き処理していて傷痕を見つけました。引き攣れた傷痕はワナのワイヤーの括り部分が体に食い込んでこうした傷が生じたものでしょう。画像では判りにくいですがぐるりとワイヤーの痕も残っていました。

 突っ込みワナという仕掛けは、イノシシが良く通るケモノ道に判りにくいようにカモフラージュしたワイヤーのワッカを仕掛けておきイノシシがそこを通ると首から突っ込んで首や身体をくくってしまうというワナです。

 このようにワナの傷痕は突っ込みワナだけではなく足括りワナでできた足首の傷痕、足骨の骨折痕、足首がちょん切れたもの、肘の上から切れたものなども見ます。また、弾丸でできたような痕跡、犬かあるいはイノシシどうしの闘争の傷痕かと思われるような痕跡などもみます。

 なかなか厳しい一生をおくっています。