土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

シカの髑髏

2019-10-14 07:43:00 | 狩猟とナイフ
 
 2019年10月4日、ミカンへのイノシシの食害が酷いので、とうとう電気柵を張り巡らしてやろうと作業を始めました。
 電気柵など害獣防御のための製品を購入する際、県や市町村などから費用の大部分を補助してもらえるようになっています。それを利用しました。

 ミカン畑は山の傾斜地を開いた段々畑ですので、それを囲うのは大変な作業です。草や枝が配線に触ると漏電して効き目がないので、最初に草刈をしてまわりの木の枝を切り払います。それからポールをたてて、それに電線を張っていきます。
 
 以前、まわりにシカ防御ネットをはりめぐらしてありました。そのきわに電気柵を張っていったのですが、ネットは無残な事になっていました。ネットの下部はペグを打って固定していくのですが、ほとんどのペグはイノシシの鼻で引っこ抜かれていました。
 そのネットにシカの『されこうべ』が引っかかっていました。侵入しようとして角をからませてしまったのです。
 下顎がない頭骨と角でした。




 このシカが暴れ回ったおかげでネットは垂れ下がり、簡単に侵入できるようになっていました。どうりでミカンの葉が食べられるはずです。

 また、他の場所ではネットを噛み破り大穴があいていました。このネットはかんたんには破られないようにステンレスの針金が縒り込まれた丈夫なもので、これを噛み破る歯はすごいです。こんな歯が欲しい。


にっくきイノシシ

2019-10-11 20:47:00 | 狩猟とナイフ

 このところ、ヒザ痛やら腰痛やらで罠猟がおろそかになっています。イノシシやらシカやら、やりたい放題。
 少しずつ糖度が乗ってきたミカンを食害し始めました。シカはミカンの葉を食べて丸裸になったミカンの実だけがぶらさがっているという状態です。

 10月7日、業を煮やしてしかけてあった箱ワナにイノシシがかかっていました。30㎏あまりの小型のイノシシでした。


 やるのか このやろう ブヒ っと言っています

 やれやれ


標識放流531号(本年度41号)

2019-10-11 05:55:00 | アカメ調査室
 またも山中洋希さんから嬉しいメールです。

 2019年10月5日、またもまたも前田尚俊さんが大型アカメを釣って標識放流調査に協力してくれました。
 それが何と、今回で5回目となる再捕獲です。

 1回目、2019年8月5日 工藤航平さん 全長:117㎝ 標準体長:100㎝
 2回目、2019年8月11日 小国 修さん 
 3回目、2019年8月18日 大澤理人さん
 4回目、2019年9月5日 徳永 晶さん
 5回目(今回)2019年10月5日 前田尚俊さん

 しかし、同じ場所で短期間に何度も釣られる大型アカメのデータが何例も出ています。面白いですね。






 画像提供は山中洋希さん

 釣獲日: 2019年10月5日
 釣り人: 前田尚俊さん(高知県在住)
 全長:117cm
 標準体長:100cm
 体重:24㎏

 「再捕獲の個体。生傷が絶えない。蘇生に20分くらいは費やした。
横になって固まった個体は少しずつエラ呼吸が始まり、胸ビレが動き出した。しかし自分の力で魚体を起こせない。。。腕がつりそうになりながらも蘇生を続けた。
やっと重い魚体は起き、口からは海水が溢れ出した。
蘇生した手にアカメの下顎の噛む力が加わった。
毎回違う出会い、ドラマのある魚だが、生傷がある分、今回は嬉しさの中に悲しさが混じる事となった。
けれどアカメの生きようとする生命力には感動をする。ゆっくりと魚体は方向転換をして暗い闇の中へと自力で泳いで行った。
大変ではあったが自分も良い経験ができた。
ありがとう。
(前田尚俊さんのフェイスブックより転載)
 
 前田さん 拍手を贈ります。

 アカメはとてもタフです。きっとウロコも再生して元気を取り戻す事とおもいます。
 同じタグが付いたこのアカメがまた釣られて元気な姿を見たいですね。


10月の釣り

2019-10-06 16:24:25 | 土佐レッドアイ
 10月2日、台風18号の影響で高知県は局地的に豪雨、当地はそれほど降らず、川の増水、濁りもほどほどという程度だった。翌日、早朝ポイントへ行くも向かい風の強風でキャストは無理だったので
夕方、同じ場所へ行ってみたが東南の風と風波で釣りにならず。それではと、ちょうど追い風になるポイントへ移動。
 午後、5時半頃、バイトがあり乗ったのだが、ばりばりとエラ洗いでルアーははじかれた。それからしばらくノーヒット。暗くなりかけた6時まえヒット。なかなかの手応えで楽しませてもらってランディング成功。
 ネットに絡んだフックを外しているうち何とタモ網の柄を踏んでしまった。嫌な感触とバリっという嫌な音。「禍福はあざなえる縄のごとし」

 その後が悪かった。20分ほどの間隔2回乗ったのだが、手前まで寄せてバラシ。

 
 ヒットルーアーはタックルハウスのTKLM9/11 パールレインボー

 とっても美味しいヒラスズキでした。

 10月6日、波も治まり濁りもとれてきたので、これはエバのチャンスと早朝出かけた。

 朝まづめから入れ食い。 
 ハクトのエバルアー よくあたります。


 使ったルアー ハクト エバルアー タックルハウス ローリングベイト55 8㌘ ショアーズ ジグ6㌘ チェロミノー44 など

 楽しませてもらいました。
 

最初期ピキシー(リトルフィッシャーマン)

2019-10-05 20:00:00 | 狩猟とナイフ


 私の一番好きな、ガーバーのナイフ“ピキシー”の最初期製品です。珍品中の珍品です。外国のオークションをずうっと見続けてきてやっと見つけて、高額で入手した各1本です。
 写真上のものが1951年製造。下段が1950年製造です。




 オールドガーバーの収集家 フィル・ロデンバーグ氏の 著書では
 「初期のピキシー(別名「小さな漁師」)
小さなフィッシャーマンナイフは、1950年と1951年に初期ショーティーのようなブラントエンドハンドルで作られ、ミミングステーキナイフのハンドルを短くして、シースを取り付けるだけで作られました。
」とあります。

 1951年には、マーフィー氏に裁判で負けて、ブラント・エンド・ハンドルデザインは使えなくなり、急遽ラウンド・エンド・ハンドルに切り替えられます。おりしもこの年勃発した朝鮮戦争でアルミニウム不足となり、ベークライトハンドルでピキシー他6種の製品が作られました。しかし、すぐに元のアルミニウムに戻ります。そのためこのベークライトハンドルのピキシーは極めて少なく珍品です。




 上が1951年製造 下段が1950年製


 上 1951年製  下 1950年製


 上 1951年製  下 1950年製


 上 1951年製  下 1950年製

 終活をはじめて、コレクション(切手も)を手放してきましたが、ピキシーのコレクションやお気に入りの珍品は未練たらしく手元に置いて眺めてきましたが、だいぶ体にもガタがきましたので、いよいよ整理する事に決心しました。

 Early Pixie (AKA“Little fisherman”)

●1950年製造:全長:約175㎜ ブレード長:約80㎜ ブレード材:ハイス鋼クロームメッキ ハンドル:アルミキャスト・クロームメッキ
 
 状態:1950年製はブレードに薄い点サビがあります。ハンドルのメッキにムラがあります。研ぎあとやキズはありません。シースは経年の変化があり、皮は硬化しておりヨゴレやスレがあります。

 販売価格 1950年製造 85000円


●1951年製造:全長:約179㎜ ブレード長:約87㎜ ブレード材:ハイス鋼クロームメッキ ハンドル:アルミキャスト・クロームメッキ
 
 状態:1951年製はブレードもハンドルもきれいな状態で未使用に見えます。シースは経年の変化があり、皮は硬化しておりヨゴレやスレがあります。
      1951年製造 95000円