土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

第三回アカメ釣り大会プログラム

2009-08-20 11:27:00 | アカメ釣り大会
  第三回アカメ釣り大会プログラム

 開催日程:2009年9月20日(日)~21日(祝日)

 9月20日(日)午後1時~:アカメフォーラム
 9月20日、フォーラム終了後釣り開始。

 9月21日午前8時釣り終了。その後、各催し開催、表彰式。午後12時終了。

 受付:大会本部( 種崎千松公園駐車場付近)午前10時より。
    フォーラム会場受付でも釣り大会の受付ができます。

 フォーラム会場、文教会館5Fホール 
 (〒780-0870 高知市本町4-1-49)

●参加費:500円(レクレーション保険、飲み物含む)。
●大会エリア:浦戸湾とその水系のみ。
●楽しい催しなどを予定しています。
●18歳以下は保護者同伴とします。
●小雨決行、大雨・雷注意報発令中は中止です。
●参加者全員で釣り場や本部周辺の清掃を行います。

 主催:アカメと自然を豊かにする会
 連絡・問い合わせ先
 長野博光 電話:090-1577-7449
 上杉一臣 電話:090-1577-9802

 釣り大会だけの参加でもフォーラムだけの参加でも、両方の参加でも自由です。

 会費の500円(レクレーション保険、飲み物含む)は釣り大会だけの会費です。フォーラム会場では飲み物は出ません。フォーラム会場では会議の経費を参加者のみなさんにカンパとして訴えますのでどんどんカンパをよろしくお願いします。


アカメフォーラム講演者紹介-松浦昌治さん

2009-08-17 07:20:00 | アカメ釣り大会
 講演者のプロフィール
 
 松浦 昌治(まつうら しょうじ)さん。 

1959年11月生れ(男)大阪市都島区出身。
I.G.F.A.加盟SPLASH(スプラッシュ)代表
■ジャパンゲームフィッシュ協会アンバサダー
■J.G.F.A.大阪ベイライトタックルトーナメント実行委員長
■全釣り協・公認釣りインストラクター
■ALL JAPAN 100 OVER CLUB 理事
■報知新聞社アングラーズペングループ(APG)

 20歳代は、車のレースとバスフィッシングに熱くなり、アメリカのバストーナメントにもエントリーした。又、日本で最も早く本格的卜一ナメントバスボートを購入、琵琶湖に浮かべた。この頃、車とモータースポーツに熱くなりレーシングカートやドラッグレースに出場。
 24歳の時に、アメリカンストックカークラブ「SUPER STOCK」を設立し今もクラブマネジャーを務める。
 25~30歳にかけては、シーバスフィッシングに精通北海道と沖縄を除く日本全国のシーバスポイントを釣り歩き、現在におけるシーバスゲームの基礎を築いた。
 1990年にJGFAに入会し、1991年にチーム・スプラッシュを設立。この頃、関西の釣りの番組(サンテレビ・NHK・関西テレビ・朝日放送)に出演し始めて、タグ&リリースプログラムを紹介。
 30歳代は、離島のトレバリーやディープジギング・カジキのトローリングに夢中になり1年間に4回海外遠征した事も、現在3つの世界記録と5つの日本記録を保持している。
 主な釣り関係の出版物にビデオ(シーバスゲームのすべて)・(ボートキャスティング)<(株)週刊釣りサンデー>(シーバステクニカルノート・シーバステ クニカルノートTake2)<(株)丘洋社>ビデオ(パブリックベイエリア)(フライで釣れる魚たち)<(株)オーナーバリ>等がある。また、某釣具メー カーのコマーシャルにも出演していた。
 最近では、マニアックなフライフィッシングに懲りつつある。(日本にいる本来のゲームフィッシュをいかにして、フライフィッシィングで釣るかを極めようとしている)又、各釣具メーカーの依頼で、ロッドやルアーのデザインも手がけている。現在も約5社のルアーデザインを担当。
 個人でもルアーの実用新案特許〔A01K85/OO〕1OO072213等3つの特許を所持している。
 ジヤパンゲームフィツシュ協会常任理事・JGFA、タグ&リリース魚類保護委員を務める傍ら、スポーツフィッシングの普及とタグ&リリースによる魚族保護の啓蒙にも力を入れている

 (上記はTEAM SPLASHのホームページより許可を得て引用させていただきました)


なぜアカメ釣り大会をはじめた?

2009-08-06 07:30:00 | アカメ釣り大会
 2007年5月27日、アカメと自然を豊かにする会が誕生しました。結成総会が開かれたのです。全国から釣り人や釣りはやらないアカメ大好き人間、老若男女、学生、様々な職業の人々が結集したのです。

 その時、「豊かにする会」が目指す目標として

「土佐の自然の象徴のような大魚アカメ、釣りや観光などでさらに活躍してもらうため絶滅などの心配のないように豊かにする活動をおこなう。また、そうした生き物を育んできた貴重な自然を守りさらに豊かにする活動をおこなう」ことが決められました。

 また、当面の活動計画として

● 浦戸湾の奥座敷、市内のど真ん中にアカメの保育場が確認され、絶滅危惧種である植物、コアマモの生育が確認された新堀川、また、高知県絶滅危惧種の最高ランクの危険度に位置づけられているシオマネキが棲む新堀川を「ただの道路」にして破壊させないように守る運動に参加する。

● アカメ飼育のパイオニアであり、全国で2カ所しかないアカメの担当館である桂浜水族館のアカメが病気で激減して寂しい展示になっている。飼育、研究の一翼を担ってもらうためにも、高知県観光の目玉でもある桂浜水族館の役割をはたしてもらうためにもアカメを増やすことが急務だと思われる。簡単に採取できる魚ではないため釣り人に呼びかけ「桂浜水族館にアカメを贈る釣り大会」を開催する。

● アカメの生態を調べるための標識放流の取り組みを行う。

などが決まりました。

 アカメ釣り大会を行うことと標識放流をやっていくことがここで決まったのです。

 絶滅が心配される希少動植物を保護種に指定して、採集、捕獲、釣り、飼育など一切を禁じるという県の条例が制定され、アカメがその候補種になっていました(2009年現在、アカメの指定は保留されアカメの生態が県によって調査中です。アカメと自然を豊かにする会も協力しています)。

「豊かにする会」はアカメについて、高知県では絶滅危惧種には該当しない(今回開催するフォーラムで講演予定の高知大学教授町田吉彦博士とともに高知県レッドデータブックのアカメのカテゴリーを検証)、アカメを保護種に指定するのは間違い。ただし、アカメは日本の固有種(日本にしかいない)であり、生息域が日本中部以南の太平洋岸であり、高知県と宮崎県が主な生息域という限定された大型魚であるということから生物学的な希少種であるという認識です。こうしたアカメの現状をふまえ、高知県のアカメの実情にあった保護策を打ち立てるべきであり、釣りという文化まで禁じる必要はないという立場です。

 さて、実際にアカメ釣り大会を開催するにあたり、大会の名称をどうするかで色々な意見が出ました。「アカメをめぐる状況が状況だけにアカメ釣り大会ではあまりにも刺激が強すぎるのではないか」という意見がありました。つまり、釣りの大会だから「アカメ釣り大会」でよいではないかという意見と、少しは遠慮した表現にしないと県当局や絶滅危惧種と思わされている世間の人々から、にらまれたり、批判が出るのではないかという心配をする意見でした。

 いごっそうの県民性を発揮して、釣りの大会だから釣り大会でいこう。アカメを釣るのを目的として行う大会だから「アカメ釣り大会」でよいではないかと決着しました。

 この大会を開くことで、アカメの本当の姿を広く知っていただく、アカメを愛する釣り人が全国から集まり、アカメをどれほど大切にしているかなどをアピールする大会にしていこうということになったのでした。


画像:大会で釣獲され桂浜水族館に寄贈されたアカメ。 上杉一臣さん撮影。
 つづく。                  


玉虫

2009-08-01 19:07:00 | 生き物色々
 玉虫(ヤマトタマムシ) 2009年7月31日採集。



 ヤマトタマムシ

 害獣駆除のため仕掛けたワナを見回りにいった帰り道、軽トラの前にタマムシが飛んできました。なかなかすばしっこい虫なので捕まえるのが大変です。急いで車を止め飛び出して探すと軽トラの荷台の上を飛んでいました。なんとか右手でキャッチ。捕まえました。

 標準和名タマムシ(ヤマトタマムシ学名 Chrysochroa fulgidissima (Schonherr, 1817))です。細長い甲虫で、全体に緑色の金属のような光沢があり、背中に虹のような赤と緑の縦じまが入る、とても美しい姿です。





 玉虫色(たまむしいろ)という慣用句がありますが、光の干渉によって起こる金緑から金紫の色調変化をする染色や織色をさすのだそうです。特定の色彩名を当てられないことから、どちらつかずの状態のことを「玉虫色の~」と呼ぶようです。この言葉にはあまり良い印象をうけませんが、玉虫色自体はとても幻想的な美しい色彩だと思います。

 このタマムシは撮影後、放しました。勢い良く空に飛んでいきました。