土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

ナニが産まれるのか?

2008-07-30 07:00:57 | 生き物色々
 なんだこれは?
  

 2008年7月18日、母がジャガイモを収穫していますと、土の中からジャガイモとともに6個のタマゴが出てきました。これはいったいナニのタマゴだろうと持って来てくれました。
 ?????。

 判りません。私はたぶん蛇のタマゴではないかと思うのですが自信はありません。カメかもしれません。カメのタマゴはウミガメのものを見て触った事がありますが、それはまん丸でこのタマゴみたいな楕円形ではありませんでしたし、ブヨブヨと殻が柔らかいものでした。ウミガメとリクガメは違うかもしれません。

 つまんでみましたがブヨブヨではありません。

 鳥?しかし、土の中に鳥がタマゴを産むのは聞いた事がありませんし、おそらくないでしょう。

 ??????。

 孵化させる事ができれば疑問は解けます。

 一斗缶に土を入れその中に埋めて孵化を試みる事にしました。居間に置いていたのですが、カミさんに見つかり叱られました。ハミ(マムシ)だったらどうしますっ。と言うのです。
 
 私がハミはタマゴではなく子供を産むのだからこれはハミではないと説明しましたが、もしも危険な生き物が産まれて這い出て来たらどうしますっ。と言うのです。

 カミさんの主張に勝てるはずもなくやむなく外の窓際に出し朝晩、覗き込む事にしました。

 楽しみにしているのですが、まだ産まれてきません。

 何が出てくるのでしょう。

穴内保育所は安芸市の宝物

2008-07-17 19:33:22 | わが町安芸市・日々つれづれ・山日記
防災面からも安芸市にとって穴内保育所は宝物


 前回(08.6.3)開かれた穴内保育所の今後についての地元説明会では様々な観点から穴内保育所を残す事の意義が参加者から述べられました。

 (下線は会議で出された市側の資料より抜粋)
*前回の説明会での意見質問に対する回答
○略
○穴内保育所は、南海地震がきても大丈夫との見解を高知大の先生が言っていた。その保育所を廃所して危険な保育所と統廃合されたら心配である。
(答え)
 児童の安全を守るため、避難訓練については全ての園で実施しており、また保護者と協力して上履きの部屋への設置、またガラスの飛散防止フィルムも順次貼っていきたいと考えています。
 耐震診断については、昭和56年以前の古い保育所について、計画的に行って回収が必要であれば実施していきます。
○略


とありました。
 私は発言を求め、防災面での市側の回答(上記)なるものは質問にまともに答えていない。前回の質問・意見の趣旨は、「明日来るかもしれない未曾有の大災害といわれている南海大地震に際して、穴内保育所が建っている地盤は大丈夫と専門家が太鼓判を押している。海岸段丘にあり津波も全く心配がない安全安心な保育所である。安芸市で地盤が安定しており安全なのは2保育所しかないといわれるその穴内保育所をつぶしてしまうのはおかしい。地盤が弱く、津波被害の恐れがあり、町の中で火災等の大きな不安のある保育所へ自分の子供たちを通わせろという市の提案を保護者として受け入れる事はできない。むしろ率先して市は穴内保育所を大切にするべきではないか?」というものであった。今回の市の回答は的を外れていると指摘しました。
 市側は、確かに安芸市の保育所では地盤として安全と判定されているのは2カ所でこの穴内保育所と伊尾木保育所であると回答しました。災害時の避難訓練などについて説明がありましたが、穴内保育所が持つ立地的な安全性という最大の基本的な安心条件を捨て去ることへの納得できる説明はありませんでした。
 防災の町づくりが叫ばれ穴内地域でも自主防災組織の確立が急がれている現在、多くの参加者から穴内保育所を存続させる事の重要性について意見がだされました。
 市は経済面や費用対効率などの面からだけ見て園児が減った保育所はつぶして行くという方針だそうですが、子供を保育する保育所が安全なのかどうなのかという事はなによりも優先されるべきではないでしょうか。
 穴内保育所は市内の各園のなかでも比較的新しく建設された保育所で地盤や立地条件だけでなく建造物としても安全なのではないでしょうか。
 穴内保育所を廃所・休園にした場合、園児は市が送迎バスで市内の保育所へ送迎するといいます。通園バスや運転手さんなど新たな経費が必要になります。また保母さんや職員を廃所したからと解雇することはできません。他の保育所等に異動することになります。計算してもそれほど多くの経費が節約できるとはとても思えません。
 また、入所児童数を来年度や再来年度だけでみてもう増える事は無いと判断する事じたいがおかしいことで、多くの独身の若者が定住していることに目を向け地域を活性化させる事に力を注ぐ事こそ行政の仕事では無いでしょうか。

 安芸市の重要産業を担う穴内地域を寂れさせる保育所つぶしよりも安全安心な穴内保育所を残し、希望する方は市内から通園させてあげてはどうでしょうか.


デンデンムシ

2008-07-13 15:17:03 | 生き物色々
 山の生き物【デンデンムシ】06.6.14から08.7.13、転載、加筆しました。
  

 06.5.5、カミさんが「おとうさんはよう来て来て」「なんぜよ?」「はよう来てちや」、いそいで駆けつけると「太いろう!」とカミさんが指差す先には、なーんだ、でんでんむしむしかたつむりではないですか。子どもの頃から慣れ親しんだサイズのものでしたが、カミさんは街育ち、生まれて初めてこんなでかいカタツムリを見たそうです。

 デンデンムシはかなりたくさんの種を見てきたのですが、それほど興味がわかずに、名前まではしらべませんでしたので、この個体の名前も知りません。この種は当地では最大になるようで、もっと大きなものをみたことがあります。

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概要、出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

カタツムリという言い方は日常語であって、生物学的な分類単位ではないため厳密な定義はない。陸貝(陸に棲む腹足類)のうち、殻のないものをおおざっぱにナメクジと言い、殻を持つものをカタツムリやデンデンムシなどと呼ぶ。しかし殻に蓋をもつヤマタニシや細長い殻をもつキセルガイなど、「貝らしい」姿のものは一般にはカタツムリとは呼ばれない傾向がある。従って一般には蓋がなく触角の先に目を持つ有肺類の陸貝を言い、なかでも球型~まんじゅう型の殻を持つものを指すことが多い。

日本産ではオナジマイマイ科やニッポンマイマイ科の種類が代表的なものである。乾燥に弱く、移動能力が小さく、また、長距離の移動や山脈や水域を越えるのも難しいため、地域ごとに種分化が起こりやすい。種類は北より南の地方で多い傾向があるのは他の動物群と同様である。日本列島に限っても、広い分布域をもっているのは畑地や人家周辺にも見られるウスカワマイマイや、外来種のオナジマイマイなどごく僅かな種で、それ以外のカタツムリは地域ごとに異なる種が棲んでおり、関東と関西では多くの種類が入れ替わっている。また島などでは特に種分化が起こりやすく、南西諸島や小笠原諸島では島ごとに固有種が進化していることも多い。このような種分化は地球規模ではさらに顕著で、大陸間では科や属のレベルで大きく異なるのが普通である。
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 先日、ミカンの里、香南市香我美町山北でミカン栽培の講習会があり出席しました。摘果の講習でミカンにキズがついたものを取り除く説明のとき「このミカンのキズはウスカワマイマイの食害です」と解説があり、ミカンを手に取ってみてみました。キズは既に乾いて白っぽく硬くなっていましたが、キズは浅く舐めとったようでした。
 気をつけて葉の付け根や葉の裏を覗いて行くと幾つものウスカワマイマイが潜んでいました。

げんきだよ!?オケラ

2008-07-11 07:00:40 | 生き物色々
 
 
 2008年7月7日、オケラ(ケラ)です。庭のタライに入って泳いでいました。

 本名はケラです。オケラは俗称で昆虫なのですが、日本人が「オレはオケラだ」というときは近寄らない方がよいようです。たかられることがあるそうです。

 何度か私のHPに書きました。オケラが当地では激減しています。昔は田の耕耘をしているとオケラがなんぼでも出て来ていました。田の畦に小さな穴を無数に開けて田んぼの水持ちが悪くなるので嫌われ者でした。

 しかし、なんとも愛嬌のある顔をした生き物で私は好きでした。捕まえて手のひらで包むと大きなスコップのような前脚で穴を掘ろうとする仕草をするのでこばゆかったことです。

 ここ数年、私が耕す田んぼや畑では全く見なくなって心配していました。絶滅したのではないか?その心配する私を心配したのか七夕の日、庭のタライに飛んで来て飛び込み泳いでいたのです。

 「オラは健在だが農薬を考えんとほんとに絶滅するぞお、ばかやろう」と言っていました。

 オケラは飛びます。泳ぎもたいへん上手です。ただ泳法はオケラカキだけでクロールなどはできないそうです。背泳ならできるのではないかと聞いてみましたが、他の力を借りてひっくり返ってみてもすぐ元どおりになるので無理だそうです。

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分類
界 : 動物界 Animalia
門 : 節足動物門 Arthropoda
綱 : 昆虫綱 Insecta
目 : バッタ目(直翅目) Orthoptera
亜目 : キリギリス亜目(剣弁亜目) Ensifera
上科 : コオロギ上科 Grylloidea
科 : ケラ科 Gryllotalpidae
Saussure, 1870

* Gryllotalpa
* Neocurtilla
* Scapteriscus

分類:出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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モリアオガエル(は間違いでシュレーゲルアオガエルです)

2008-07-02 06:33:05 | 生き物色々




 ヤマモモの木の葉っぱにとまっていました。逃げるのを追いかけてやっと撮影に成功しました。

 モリアオガエルとシュレーゲルアオガエルの同定は素人の私には難しいです。ネットで比較方法を調べてみましたが、よくわかりません。皮膚のきめの細かい方がシュレーゲルアオガエル、皮膚に赤っぽい部分があるのがモリアオガエルとのことですので、どちらかと言えばモリアオガエルであろうと思いますので、モリアオガエルとしました。

 モリアオガエルはシュレーゲルアオガエルよりも大きくなるそうです。

 上記は2008年7月2日の記事です。間違っておりましたので訂正します。(2008.10.26)

 NPO法人自然師科学研究センターの編集、発行の「四国のカエル」を読んでいたらこんな記述がありました。「四国にはシュレーゲルアオガエルしかいなので・・・」、私が見つけたこのカエルはシュレーゲルアオガエルなのでした。


 四国にはアオガエルはニホンアマガエルとシュレーゲルアオガエルしかいないそうです。ニホンアマガエルは普通に見られる種ですし、目を挟むように黒いラインがありますので見分け方は容易です。

 「四国のカエル」のニホンアマガエルの記述には「かわいらしい外見をしており、触ることも多いのですが、皮膚からは刺激性の粘液を出しています。そのため、ニホンアマガエルを触った後は手を洗うことが必要です。」とありました。

 どのカエルも愛嬌のある顔で可愛いのですが、アオガエル達はみんなやさしそうな顔で私は好きです。

 シュレーゲルアオガエルは田んぼの畦の土の中によく産卵します。田植えの準備と時期が同じで偶然なのか田植えにあわせているのかと思ったりします。