土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

毛がハリガネみたいだ!

2013-06-13 16:49:00 | わが町安芸市・日々つれづれ・山日記
 2013年5月23日、穴内小学校の3年生と4年生7名がイノシシの見学に来ることになりました。

 

 子供たちに見てもらうのはよいことだと思うのですが、一つ心配がありました。イノシシたちは普段と違うことがおこるとパニックをおこしてしまいます。暴れ回ってオリにぶつかったり、セメント張りの床の上、摩耗した爪で暴れるため足先から出血して床一面真っ赤になったりします。あまり激しいとイノシシの怪我が大きいし、子供たちもびっくりするのではないかと思ったのです。

 イノシシ団地にいるのは、野生のイノシシで近くの山で捕まえたものです。ワナで捕まえるのですが、あまり小さいと食べでがないので太らせてから食ってやろうと飼育をしてきたものです。
 
 長いものではもう8年ほど飼育していますが、私に馴れたといってもあるところまでで一線を引き、それ以上は馴れません。

 そこで、みんながまとまって一度に近づくより、一人ずつ案内して見てもらおうかと考えました。しかし、それでもパニックになる恐れがあります。そこで、みんな一緒に短時間の見学にしてもらうことにしました。
 あまり時間が短いと気の毒なので事前に家でパソコンの画面を見ながらイノシシのことなどをお話しました。

 せっかくだから高知新聞安芸支局の飯野記者に取材の案内をすると来てくれることになりました。自分たちの記事が新聞に載ればよい思い出になるだろうとおもったのです。


 このイノシシの中にハナ子というイノシシがいるのですが、ハナ子はとても小さいうり坊のときに捕まえて育てたため人間に馴れてしまいました。本人は自分は人間だと思っているフシさえあります。(ハナ子のページを参照してください)
 
 特に私にはとても親愛の情をみせてくれます。
 
 こうなると太ったから食ってやろうとは断じて思えず、寿命が尽きるまで飼うことになりました。いまや100㌔はあろうかという巨体です。

 ハナ子を中心に見てもらうことにして、みんなからハナ子にプレゼントを渡して仲良くなってもらうことにしました。

 知らない者どうしが仲良くなる一番のコツは相手に美味しい食べ物をプレゼントすることです。これは動物の世界ではヒトも含めて共通する真理です。

 そこでみんなにクッキーを一枚ずつ持ってもらって、囲いの外からハナ子にプレゼントしてもらうことにしました。





 クッキーはあげたいと思えども・・・


 ところが、子供たちはハナ子のあまりの大きさにたじたじ。

 ハナ子は欲しくてよだれを垂らしながら近づくのですが、もうすぐ届きそうになると手が自然と引っ込んでしまうのでした。





 これでは仲良しになるより、からかわれているとハナ子が怒るのではないかと心配しました。しかし、穏やかなハナ子は怒ることはありません。

 少しずつ慣れてきたのか、ハナ子にさわることができる生徒もいて、「うわあ!堅い毛や!!針金みたいや」と歓声があがります。

 こうして、生徒たちには非日常の体験をしてもらいました。

 

 それから数日後、高知新聞にカラーで記事が出ました。


 子供たちから、後日嬉しい手紙が届きました。

 ー三年生のてがみー

 「長野さんへ
 いのししを見せてくれてありがとうございました。いのししの育てかたや、ウリボーのときから育ててきたはな子がすごくかわいかったです。はな子はほかのんとちがってすごくなれてい、人間が食べるあまいクッキーも食べらしました。けどこわくて、がんばってあげたらふつうに食べました。かわいかったしいのししのことが分かってよかったです。
 またよんでください。」心羽さんより

 「長野さんへ
 きのう、イノシシを見せてくれてありがとうございました。エサをあげる時さいごになったけれどあげれました。名前がわたしと、にていてびっくりしました。イノシシをさわってみるとはりがね見たいでおどろきました。あれが夏になると全ぶぬけるとはじめて聞きました。ほかのイノシシたちは、あばれて、どろですべる、イノシシがいました。おもしろかったです。また、ウリボウやイノシシをつかまえたら見せてください。
 ありがとうございました。」 花さんより

 「長野さんへ
 いのししのことをいっぱい教えてくれてありがとうございました。
 はな子が、うりぼうの時めっちゃかわいくてうりぼうの歩きゆうすがたが、みたくなりました。
 大きくなったはな子を見れてエサもあげれたきうれしかったです。
 もしこんどいった時はびびらんとあげたいのでがんばります。
 もしこんどいったらどれぐらい大きくなっているかな、楽しみです。
 こんどいけたらいいなーと思います。」きょう介くんより

 「長野さんへ
 いのししのこと
 いのししのことを、たくさん教えてくれてありがとうございました。
 いのししをみれました。
 また行けたらいのししのことをもっと知りたいです。
 いのししははじめて見たのでこんな、どう物ながやねと思いました。
 いのししのハナコは、すごくおとなしいので、びっくりしました。
 さわったら、かたかったです。
 11とうもいのししを、かって、いたら、おせわも、たいへんですね。
 いのししのことを教えてくれて、ありがとうございます。」七星さんより

 ー四年生からのてがみー

「長野さんへ
 イノシシのことを、おしえてくれてありがとうございました。
 イノシシのあかちゃんのウリボーはどんぐらいの大きさなのか、みてみたいです。
 今度、よんでくれたときは、イノシシのことやウリボーのことを、もっとおしえてください。
 今度、行ったときは、はなこの体じゅうはどんぐらいふえているか、おしえてください。
 ほかにもいろいろなことを、おしえてください。
 これからもイノシシを、とるのをがんばってください。」太郎くんより

 「長野さんへ
 23日にちイノシシをみせてくださってありがとうございました。
 イノシシのことがよくわかりました。
 それにイノシシをさわらせてくれたり、イノシシにえさをあげさせてくれてありがとうございました。
 いろいろなしつもんにもこたえてくれて、ありがとうございました。
 またいきたいです。楽しかったです。
 こんどはイノシシのりょう理をたべたかったです。」かつきくんより

 「長野さんへ
 木曜日はイノシシのことを色々教えてくださってありがとうございました。
 イノシシの子どもがなぜうりぼうと言われているか分かりました。
 次にイノシシのおりへつれて行ってもらいました。
 中へは入れなかったけど花子をさわらせてもらいました。かんしょくははりみたいでびっくりしました。イノシシもあんなかたい毛がぬけるんだなと思いました。
 パソコンでも見れるので家で見たいです。」玲さんより

 穴内小学校の3年、4年のみなさん。こちらこそ見に来てもらってうれしかったです。
 ありがとう。

 また見にきてください。

 

タケノコ狩り

2012-04-23 07:44:00 | わが町安芸市・日々つれづれ・山日記

2014年4月15日(日)

 ここ数年、あまりの忙しさに、できなかった親しい人たちとの恒例のタケノコ狩りを敢行しました。孟宗竹のタケノコは最盛期です。とはいってもそれも最盛期の後期にさしかかっている時期になりました。ほとんどのタケノコはもう土の上に頭を出しています。
 雨後の竹の子といいますが、いったん頭を出したタケノコはぐんぐん伸びていきます。ピーク時には1日に数十センチも伸びるといいます。


 もう何年も竹林の世話をしていません。すでに密植ぎみになっています。竹の間隔は傘を差してゆったり歩けるほどがよいそうなのですが。竹と竹の間隔が詰みすぎるとタケノコも生える数が減ってきます。またタケノコを掘るのも窮屈になります。


 今年は表作でタケノコは豊作。昨年末、11月から12月、イノシシの被害が続出していました。どこの竹林もユンボで穴掘り工事をやったような状態になっていました。現在でもときどきこのようにイノシシがタケノコを食べていますが、どちらを向いてもタケノコだらけという豊作ですから、さすがのイノシシも食べきれません。


 この画像は、いまだ土の中にタケノコがあり、もう数日で頭を出す状況です。タケノコとしては最も値打ちが高いもので、先端も黄色です。顔をだすと黄色から緑色に変わってくるのですが、当地ではこういうタケノコを「うもれこ」と呼びます。「キイコ」と呼ばれてもてはやされるタケノコがこれです。
 盛期のものだから大きく、そのため土が盛り上がり、大きなひび割れができるため発見しやすい。しかし、素人にはそれでも発見は大変難しいようです。




 赤丸上はタケノコの先端部で、「髪の毛」と呼んでいますがこれが付け根の場所を示してくれます。突先が向いている方の根茎からタケノコが出ています。最後にクワで切断して掘り出しますが、この赤丸下の部位にクワを打ち込むと一撃でタケノコを傷めずに掘り出すことができます。


 タケノコの生え方。
 タケノコは竹の地下茎から芽を出して大きく成長して竹になります。タケノコはよく栄養を蓄えた地下茎から次々と生えてくるので、タケノコを一本見つけると、その近くをよく観察するとよいことがあります。運がよければ芋づる式に発見が可能です。






 えんとこどっこいしょ


 今回の獲物。みんなで山分けしました。


 きれいに咲いているのは「カイドウザクラ」。
 花見をしながら山の幸をみんなで堪能しました。ニホンジカの唐揚げ、タケノコの煮物、イノシシの煮物、ニホンジカのスペアリブ、タケノコの入った五目寿司などなど。シートの右側に転んでいるのは土佐ブンタンです。

古酒

2012-04-13 10:17:00 | わが町安芸市・日々つれづれ・山日記
 私は酒が好きですが、あまり飲めません。

 飲んべえの国としては、土佐と越後が筆頭だそうです。越後は知りませんが、土佐では、「しょうしょう飲める」と言うと、少々ではなく升升で2升は飲めると言っているのだとよくいいます。

 宴会ではやれ飲めそれ飲めと勧められます。ぐいっと飲み干した杯を、そのまんま「ほい」と渡され、なみなみと注がれます。ぐいっと飲み干して「どうも」と返杯するのが土佐流の飲み方です。それほど強くない私の前には、こうして渡された杯がいくつも並ぶのです。貧乏性の私は律儀に飲んでいるとすぐに酔っぱらってしまいます。

 モンゴロイドの人々はアルコールに対して「大変強い」「少しは飲める」「全く飲めない」の3タイプがあるそうです。コーカソイドは全て「大変強い」のだそうです。うらやましい。私は中間。

 全く飲めない人にやれ飲めそれ飲め、「俺の杯は受けれないのか」と無理矢理勧める人もおりますが、あれはいけません。しかし、最近では全く飲めない人は「私は運転手ですので」と断ると、無理強いがぴたっと止まるようになってきました。これも、ものすごい罰金や処罰になったおかげのようです。運転することが判っているのに酒を飲ませると飲ませた人も罪に問われるのです。

 ありがたいやらおそろしいやら。

 先日、アカメのことでとても嬉しい出来事がありました。普段は晩酌はまったくやっていませんが、時に嬉しいことがあればカミさんが、「祝杯をあげましょう」と勧めてくれます。カミさんも私同様「少し飲める」口なので、ウマが合います。

 確か、冷蔵庫の野菜室に日本酒を保管してあるはずと、覗いてみますと何本かあります。
 5合瓶を取り出したのですが、まだ封も切っていません。よく見ると、製造年が平成8年なのです。「おお!これはすごい。完全に古酒になっているではないか」と声が出ました。


 
 早速、封を切って先ずカミさんにお酌をして、私も注いでもらいました。「おお、これは美味い」またも声になりました。実に美味いのです。少しだけ色もついていますが、まったりととろけます。それでいてすっきりした飲み口なのです。



 飲んべえでないことを喜びました。実は古酒になったのは偶然ではありません。私は古酒が大好き。好きになったきっかけですが、もう一昔(二昔?)前にある高知の酒好きの集いでもの凄い酒を飲んだことがきっかけです。

 その酒は下記に紹介する「銀河鉄道」という酒でした。下記はネットで紹介(宣伝)していたものをそのまま引用しました。


「千代の亀 銀河鉄道」純米大吟醸生長期熟成生酒

五十崎の禊地区で収穫された契約米の松山三井を30%まで精白し、仕込み、モロミ管理そしてしずく搾りにいたるすべての行程を細心の注意と愛情を注いで造られた純米大吟醸を生のまま凍結貯蔵。
時を経る事十年、やっと日の目を浴びることとなった秘蔵中の秘蔵のお酒です。
そんなお酒だから、飲む側にもそれ相応の仁義を要求します。
心穏やかに謙虚な心持ちで 十年の眠りからゆっくりと目を覚ますのを、しばし待つこと約30分(外気温20度くらいの場合)。
春の淡雪が解けるが如くシャーベット状になったとき、やわらかで官能的な甘い香りが鼻腔をくすぐる。
しかしこれはなんというお酒だろうか?
天使が去った後の残り香、それとも桃源郷に咲く不老不死の果実の匂い?
ほとんど奇跡といっても過言ではない、豪奢にしてして繊細な味わいはまさに亀岡マジック。
特別な日を彩るお酒にぜひ。酒徒必飲の一本。

お酒のスペック
 使用米:内子町産契約栽培松山三井 精米歩合:30% 酒度:+5  酸度:1.4
アミノ酸度:1.2  酵母:9号  貯蔵年数 10年

 愛媛県のお酒です。

 お酒の集いで私が感激していると、ある酒造会社の杜氏さんが、家庭で簡単にできる古酒の作り方を教えてくれました。
 どんな酒でもできるのではありません。純米酒であることが条件なのです。銀河鉄道のような大吟醸である必要はないそうです。アルコールが添加されているものはダメで、純米酒だけ。
 
 作り方:瓶の口をビニールテープで密封します。酒瓶を新聞紙などで包みます。光をあてないようにするためです。そしてそのまま、冷蔵庫に数年静かに寝かせるだけ。それでとても美味しい古酒ができるのです。

 私が今回飲んだものは何と16年もの。

 「飲んべえには絶対できん」と教えてくれた杜氏さんが言っていたのですが、それは、何年も冷蔵庫にいれて我慢ができるかどうかにかかっているのだそうです。
 
 私は飲んべえでないので、こんな至福を味わえたのであります。

土佐ブンタン

2012-04-13 10:16:02 | わが町安芸市・日々つれづれ・山日記
 土佐文旦は旨いぜよ

 今時、土佐路を辿ると、果物屋さんはもとより、ガソリンスタンドまでもがブンタンを売っていたりする。黄色い大玉の柑橘類が、所狭しと積み上げられているのは壮観である。
 子どもの時から親しんだ果物だから、昔から日本全国何処にでもあると思い込んでいたのだが。

 土佐ブンタンと土佐がつくところから、どうやら高知特産の柑橘類のようなのだ。
 そこでWikipediaで土佐ブンタンを引いてみた。

********************************************
名前の由来

 ブンタン(文旦、学名:Citrus maxima、シノニムCitrus grandis (L.))は、柑橘類の一種である。標準和名はザボン(朱欒、香欒)。ボンタンとも呼ばれる。
原生地は東南アジア・中国南部・台湾などであり、日本には江戸時代初期に渡来した。
ブンタンの名前については、清国広東省の通商船船長「謝文旦」(しゃぶんたん、潮州語 ジアブンタン)の名前から取ったといわれる。船が遭難して薩摩で助けられた礼として、朱欒(しゅらん)と白欒(はくらん)という珍しい柑橘類をくれたのを植えて育てたのが広まったという説、貿易船として薩摩藩にやってきていた船が地元の通訳の原田喜右衛門に対して渡したという説、など数説ある。伝来したとされるのは鹿児島県の阿久根市とされ、生産量も多いことなどから1971年(昭和46年)に市の木に制定されている[1]。
第二次世界大戦前にはジャボンと呼ばれるのが一般的であり、これはジアブンタン(謝文旦)の略と考えられるが、ジャボンから転じたザボンの名前については、ポルトガル語のzamboa(元の意味は「サイダー」[要出典])から転じたという説もある。
生態と品種

ブンタンの樹は3 mほどまでに育ち、その果実は品種により直径15 cmから25 cm、重さ500 gから2 kgまで様々な大きさに育つ。果実は皮の厚さが特徴で大きさの50%程度を占める程であり、果肉は果汁が少ないが独特の甘みと風味を持つ。なお果実の収穫は年末頃に行われることが多いが、採取したては酸味が強すぎるので、数ヶ月間貯蔵して酸味を減らした後に出荷される。
ブンタンは自然交雑により色々な品種を生み出しており、グレープフルーツ・ナツミカン・ハッサクなどはブンタンの血を引いている。ブンタンそのものも品種が多く、西日本(特に高知・熊本・鹿児島)では色々なブンタンが栽培されている。高知では「ウチムラサキ(ウチムラ)」と呼ばれる果皮の内側が薄紫の文旦に似た柑橘類があるが、実は水分に乏しくパサパサしており、味も文旦に劣る。「ウチムラサキ」が文旦の原種とも言われている。
主なブンタンの種類
• 阿久根文旦(本田文旦)
• 安政柑 - 日本原産で晩白柚に次いで大きい柑橘類
• 麻豆文旦
• 河内晩柑(美生柑)
• 土佐文旦(法元文旦)
• 大橘
• 平戸文旦
• 江上文旦
• 晩王柑
• 晩白柚-柑橘類で最大の果実
• 獅子柚 - 大柚や鬼柚などとも呼ばれ大型の柚子と間違えられがちだが実は文旦類
• パール柑 - 文旦の一種で表面が滑らかなのが特徴
• チャンドラポメロ - ポメロは文旦の意
• 沙田柚 - 中国広西容県産で、華南で一般的
• 化州柚 - 中国で皮を生薬の毛橘紅として利用
• 水晶文旦
• 紅まどか - 1993年に登録された新品種、食味がよく耐寒性があるのが特徴
                       Wikipediaより引用

*********************************************************************   
 引用文には『ブンタンそのものも品種が多く、西日本(特に高知・熊本・鹿児島)では色々なブンタンが栽培されている。高知では「ウチムラサキ(ウチムラ)」と呼ばれる果皮の内側が薄紫の文旦に似た柑橘類があるが、実は水分に乏しくパサパサしており、味も文旦に劣る。「ウチムラサキ」が文旦の原種とも言われている。』とあるが、土佐ブンタンはこの「ウチムラサキ」とはまるで違う。豊で濃い風味を持ちジューシーであり、爽やかな独特の香りが匂いわたる。

 我が家では自家用に数本のブンタンを栽培している。

私の食べ方を紹介してみよう。ときどきリンゴや柿の実の皮をむくようにぐるぐるとナイフで皮を剥いている(うそです)が、主に下記のように二とおりある。


 ブンタンの真ん中、地球の赤道にそってナイフを入れて皮を剥く方法。




 こうすると上下に剥かれた皮がお皿がわりになる。一方には袋の皮、一方には食べるようになった中身を入れる。
 私は皮を剥くとその度に口に入れて食べるが、優しい妻はみんなが食べられるように仕上げた身を、お皿代わりのブンタンの皮に貯蓄していく。


 もう一つは、ブンタンの上部を中身の近くまで水平に切り取る。


 北極から南極方向にナイフで切り込みを入れる。






 切り込みにそって皮を剥いていくという方法。こちらは素人?向きかもしれない。

 いずれにしても、肝心なのはナイフをあまり深く入れて中身の皮に傷を付けないこと。私のようなベテランになるとそんな心配はないのだが、初心者や不器用なひとはよく中身に傷を付けて、これからの作業に支障を来す。

穴内保育所裁判勝利報告会

2012-04-13 10:16:00 | わが町安芸市・日々つれづれ・山日記
 2011年1月31日、穴内公民館で穴内保育所裁判勝利報告会が開かれました。

 統廃合問題がおこってから5年。安芸市の一方的な行政にストップをかけることが出来ました。
 穴内保育所の存続をもとめる会 世話人代表 有光忠明さんからのメッセージの一部を紹介します。
 「2月3日、穴内保育所休止処分取消訴訟原告団・同弁護団は県庁にて記者会見を行い、2月19日に取消訴訟をを提起して以来戦ってきた裁判の訴訟取り下げ手続きを行って、本裁判を集結することを発表しました。
 安芸市の一方的な決定に対し最後の手段としてやむなく仮処分申請を行ったわけですが、強引な手法に歯止めをかけることができたこと、そして地域住民ときちんとした意思疎通を図り議会で審議すべきであることなど地域行政に一石を投じたものとして評価しております。
 足かけ5年にわたる「穴内保育所問題」。数多くの皆様のご支援を深く感謝申し上げます。
 安芸市を担う若者が育ち、よりよい子育てができる環境作りのためにまだまだ課題は山積していますが、これからも共に考えていきたいと思います。」



 裁判について報告する岸 敦子弁護士


 お祝いの花束を手に左から
 谷脇和仁弁護団長
 岸 敦子弁護士(法テラス安芸法律事務所)
 原告代表 北村 力さん
 穴内保育所の存続をもとめる会代表 有光忠明さん


 保護者のみなさん、穴内の地域住民のみなさん、安芸市の豊かな保育を求める市民のみなさん、日本の豊かな保育行政を求める全国のみなさん、おめでとうございます。これからも頑張りましょう。