土佐文旦は旨いぜよ
今時、土佐路を辿ると、果物屋さんはもとより、ガソリンスタンドまでもがブンタンを売っていたりする。黄色い大玉の柑橘類が、所狭しと積み上げられているのは壮観である。
子どもの時から親しんだ果物だから、昔から日本全国何処にでもあると思い込んでいたのだが。
土佐ブンタンと土佐がつくところから、どうやら高知特産の柑橘類のようなのだ。
そこでWikipediaで土佐ブンタンを引いてみた。
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名前の由来
ブンタン(文旦、学名:Citrus maxima、シノニムCitrus grandis (L.))は、柑橘類の一種である。標準和名はザボン(朱欒、香欒)。ボンタンとも呼ばれる。
原生地は東南アジア・中国南部・台湾などであり、日本には江戸時代初期に渡来した。
ブンタンの名前については、清国広東省の通商船船長「謝文旦」(しゃぶんたん、潮州語 ジアブンタン)の名前から取ったといわれる。船が遭難して薩摩で助けられた礼として、朱欒(しゅらん)と白欒(はくらん)という珍しい柑橘類をくれたのを植えて育てたのが広まったという説、貿易船として薩摩藩にやってきていた船が地元の通訳の原田喜右衛門に対して渡したという説、など数説ある。伝来したとされるのは鹿児島県の阿久根市とされ、生産量も多いことなどから1971年(昭和46年)に市の木に制定されている[1]。
第二次世界大戦前にはジャボンと呼ばれるのが一般的であり、これはジアブンタン(謝文旦)の略と考えられるが、ジャボンから転じたザボンの名前については、ポルトガル語のzamboa(元の意味は「サイダー」[要出典])から転じたという説もある。
生態と品種
ブンタンの樹は3 mほどまでに育ち、その果実は品種により直径15 cmから25 cm、重さ500 gから2 kgまで様々な大きさに育つ。果実は皮の厚さが特徴で大きさの50%程度を占める程であり、果肉は果汁が少ないが独特の甘みと風味を持つ。なお果実の収穫は年末頃に行われることが多いが、採取したては酸味が強すぎるので、数ヶ月間貯蔵して酸味を減らした後に出荷される。
ブンタンは自然交雑により色々な品種を生み出しており、グレープフルーツ・ナツミカン・ハッサクなどはブンタンの血を引いている。ブンタンそのものも品種が多く、西日本(特に高知・熊本・鹿児島)では色々なブンタンが栽培されている。高知では「ウチムラサキ(ウチムラ)」と呼ばれる果皮の内側が薄紫の文旦に似た柑橘類があるが、実は水分に乏しくパサパサしており、味も文旦に劣る。「ウチムラサキ」が文旦の原種とも言われている。
主なブンタンの種類
• 阿久根文旦(本田文旦)
• 安政柑 - 日本原産で晩白柚に次いで大きい柑橘類
• 麻豆文旦
• 河内晩柑(美生柑)
• 土佐文旦(法元文旦)
• 大橘
• 平戸文旦
• 江上文旦
• 晩王柑
• 晩白柚-柑橘類で最大の果実
• 獅子柚 - 大柚や鬼柚などとも呼ばれ大型の柚子と間違えられがちだが実は文旦類
• パール柑 - 文旦の一種で表面が滑らかなのが特徴
• チャンドラポメロ - ポメロは文旦の意
• 沙田柚 - 中国広西容県産で、華南で一般的
• 化州柚 - 中国で皮を生薬の毛橘紅として利用
• 水晶文旦
• 紅まどか - 1993年に登録された新品種、食味がよく耐寒性があるのが特徴
Wikipediaより引用
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引用文には『ブンタンそのものも品種が多く、西日本(特に高知・熊本・鹿児島)では色々なブンタンが栽培されている。高知では「ウチムラサキ(ウチムラ)」と呼ばれる果皮の内側が薄紫の文旦に似た柑橘類があるが、実は水分に乏しくパサパサしており、味も文旦に劣る。「ウチムラサキ」が文旦の原種とも言われている。』とあるが、土佐ブンタンはこの「ウチムラサキ」とはまるで違う。豊で濃い風味を持ちジューシーであり、爽やかな独特の香りが匂いわたる。
我が家では自家用に数本のブンタンを栽培している。
私の食べ方を紹介してみよう。ときどきリンゴや柿の実の皮をむくようにぐるぐるとナイフで皮を剥いている(うそです)が、主に下記のように二とおりある。
ブンタンの真ん中、地球の赤道にそってナイフを入れて皮を剥く方法。
こうすると上下に剥かれた皮がお皿がわりになる。一方には袋の皮、一方には食べるようになった中身を入れる。
私は皮を剥くとその度に口に入れて食べるが、優しい妻はみんなが食べられるように仕上げた身を、お皿代わりのブンタンの皮に貯蓄していく。
もう一つは、ブンタンの上部を中身の近くまで水平に切り取る。
北極から南極方向にナイフで切り込みを入れる。
切り込みにそって皮を剥いていくという方法。こちらは素人?向きかもしれない。
いずれにしても、肝心なのはナイフをあまり深く入れて中身の皮に傷を付けないこと。私のようなベテランになるとそんな心配はないのだが、初心者や不器用なひとはよく中身に傷を付けて、これからの作業に支障を来す。
今時、土佐路を辿ると、果物屋さんはもとより、ガソリンスタンドまでもがブンタンを売っていたりする。黄色い大玉の柑橘類が、所狭しと積み上げられているのは壮観である。
子どもの時から親しんだ果物だから、昔から日本全国何処にでもあると思い込んでいたのだが。
土佐ブンタンと土佐がつくところから、どうやら高知特産の柑橘類のようなのだ。
そこでWikipediaで土佐ブンタンを引いてみた。
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名前の由来
ブンタン(文旦、学名:Citrus maxima、シノニムCitrus grandis (L.))は、柑橘類の一種である。標準和名はザボン(朱欒、香欒)。ボンタンとも呼ばれる。
原生地は東南アジア・中国南部・台湾などであり、日本には江戸時代初期に渡来した。
ブンタンの名前については、清国広東省の通商船船長「謝文旦」(しゃぶんたん、潮州語 ジアブンタン)の名前から取ったといわれる。船が遭難して薩摩で助けられた礼として、朱欒(しゅらん)と白欒(はくらん)という珍しい柑橘類をくれたのを植えて育てたのが広まったという説、貿易船として薩摩藩にやってきていた船が地元の通訳の原田喜右衛門に対して渡したという説、など数説ある。伝来したとされるのは鹿児島県の阿久根市とされ、生産量も多いことなどから1971年(昭和46年)に市の木に制定されている[1]。
第二次世界大戦前にはジャボンと呼ばれるのが一般的であり、これはジアブンタン(謝文旦)の略と考えられるが、ジャボンから転じたザボンの名前については、ポルトガル語のzamboa(元の意味は「サイダー」[要出典])から転じたという説もある。
生態と品種
ブンタンの樹は3 mほどまでに育ち、その果実は品種により直径15 cmから25 cm、重さ500 gから2 kgまで様々な大きさに育つ。果実は皮の厚さが特徴で大きさの50%程度を占める程であり、果肉は果汁が少ないが独特の甘みと風味を持つ。なお果実の収穫は年末頃に行われることが多いが、採取したては酸味が強すぎるので、数ヶ月間貯蔵して酸味を減らした後に出荷される。
ブンタンは自然交雑により色々な品種を生み出しており、グレープフルーツ・ナツミカン・ハッサクなどはブンタンの血を引いている。ブンタンそのものも品種が多く、西日本(特に高知・熊本・鹿児島)では色々なブンタンが栽培されている。高知では「ウチムラサキ(ウチムラ)」と呼ばれる果皮の内側が薄紫の文旦に似た柑橘類があるが、実は水分に乏しくパサパサしており、味も文旦に劣る。「ウチムラサキ」が文旦の原種とも言われている。
主なブンタンの種類
• 阿久根文旦(本田文旦)
• 安政柑 - 日本原産で晩白柚に次いで大きい柑橘類
• 麻豆文旦
• 河内晩柑(美生柑)
• 土佐文旦(法元文旦)
• 大橘
• 平戸文旦
• 江上文旦
• 晩王柑
• 晩白柚-柑橘類で最大の果実
• 獅子柚 - 大柚や鬼柚などとも呼ばれ大型の柚子と間違えられがちだが実は文旦類
• パール柑 - 文旦の一種で表面が滑らかなのが特徴
• チャンドラポメロ - ポメロは文旦の意
• 沙田柚 - 中国広西容県産で、華南で一般的
• 化州柚 - 中国で皮を生薬の毛橘紅として利用
• 水晶文旦
• 紅まどか - 1993年に登録された新品種、食味がよく耐寒性があるのが特徴
Wikipediaより引用
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引用文には『ブンタンそのものも品種が多く、西日本(特に高知・熊本・鹿児島)では色々なブンタンが栽培されている。高知では「ウチムラサキ(ウチムラ)」と呼ばれる果皮の内側が薄紫の文旦に似た柑橘類があるが、実は水分に乏しくパサパサしており、味も文旦に劣る。「ウチムラサキ」が文旦の原種とも言われている。』とあるが、土佐ブンタンはこの「ウチムラサキ」とはまるで違う。豊で濃い風味を持ちジューシーであり、爽やかな独特の香りが匂いわたる。
我が家では自家用に数本のブンタンを栽培している。
私の食べ方を紹介してみよう。ときどきリンゴや柿の実の皮をむくようにぐるぐるとナイフで皮を剥いている(うそです)が、主に下記のように二とおりある。
ブンタンの真ん中、地球の赤道にそってナイフを入れて皮を剥く方法。
こうすると上下に剥かれた皮がお皿がわりになる。一方には袋の皮、一方には食べるようになった中身を入れる。
私は皮を剥くとその度に口に入れて食べるが、優しい妻はみんなが食べられるように仕上げた身を、お皿代わりのブンタンの皮に貯蓄していく。
もう一つは、ブンタンの上部を中身の近くまで水平に切り取る。
北極から南極方向にナイフで切り込みを入れる。
切り込みにそって皮を剥いていくという方法。こちらは素人?向きかもしれない。
いずれにしても、肝心なのはナイフをあまり深く入れて中身の皮に傷を付けないこと。私のようなベテランになるとそんな心配はないのだが、初心者や不器用なひとはよく中身に傷を付けて、これからの作業に支障を来す。