牛丼、勝者なき値下げ戦争 「危機的状況だ」大手3社前年割れ続く
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120725/biz12072508500005-n1.htm
牛丼戦争「高価格」にシフト 薄らぐ値引き効果、材料費も値上がり
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/121019/biz12101922080025-n2.htm
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120806/biz12080603080000-n1.htm
牛丼がいろいろと理由をつけて値上げをしそうだ。付加価値をつけて値を上げるというところだろうけれど、牛丼というのは高くなれば食べる気がしなくなるかもしれない。かと言って安かろうまずかろうでは食べたいとは思わない。安くて旨い、という今までの牛丼屋自らの宣伝通りのものであれば食べると思う。ハンバーガーが10年前に1個60円の安売りをして失敗し、その理由として「ハンバーガー=安物のイメージが定着し・・・」などといわれているようだ。しかし、これは実際に当時食べてみて思ったのだが、率直に言って、まずいから客離れを起こしたのだ。イメージではない。美味くなかったのだ。この記事を書いた人はそこのちょっとした違いを見極められていないのかもしれない。しかし、その違いは食べ物としては大きな違いだ。価格についてはもともと相対的なものだから、美味ければそれを安物とは呼ばず、お客も喜んで食べただろうと思う。イメージのことを言うなら、あの頃マクドナルドは変に意地になったように安かろうまずかろうの品を売り続けた、というイメージの方が当たっているような気がする。だから実際のまずさとそのイメージが相まって客離れを起こした、ということだ。私もあの時はさんざん文句を言って食べにいかなくなったが、その後少し値上がりはしたものの味が良くなって、時々ではあるがまた行くようになった。私はグルメではないけれど、そういう私でさえそうである。