エリアフ・インバル指揮 フランクフルト放送響のマーラー:交響曲第8番「千人の交響曲」 1986年10月録音。
向かって左が87年リリースのオリジナル盤 OX-7309-10-ND。
右が「最後のアナログ」と銘打たれたデンオン・マスター・ソニック・シリーズの1点 COJO-9098-9。93年リリース。
音質は大して違わないだろうという事前の予測を裏切り、全く違う音! 帯の色ほど違う。いやはや驚いた。
どう違うか? は、いまのところ内緒(笑)。
因みに、ジャケットのデザインは全く同じものの、裏面のインバルのポートレートは新盤の方が鮮明な発色。
新盤には、旧盤にあった英訳解説が割愛されている代わりに、同シリーズ監修者の若林駿介による短評付き。
調べてみたところ、デンオン・マスター・ソニック・シリーズ50点の中には、インバルのマーラー交響曲全集から「4番」「5番」「7番」「8番」の4曲が選ばれているようだ。
因みに、演奏は文句なしに素晴らしい!
この声楽付き大規模編成の大シンフォニーが、2本のマイクのみで録音されたというのも驚異的なことだ(もちろん、デジタル初期の限界はあります)。