福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ

合唱指揮者、音楽評論家である福島章恭が、レコード、CD、オーディオ、合唱指揮活動から世間話まで、気ままに綴ります。

マエストロ井上道義より

2016-09-18 22:34:30 | コンサート


クラシック音楽館は、反省会のため、観られていませんが、井上道義先生より次のメッセージが届いたところをみると、悪い出来ではなかったようです。

録画を観るのが楽しみ。

追伸
放映を観た人によると、カーテンコールでのボクの登場はカットされていたとか。合唱指揮者への評価の低さの表れだ。番組制作者にその程度にしか認識されていない。合唱指揮は下請けでもないし、縁の下の力持ちではない。
合唱指揮者の地位の向上、それもこれからの闘いだ。
とともに、オーケストラ事務局のプロデュース力も問われるところ。こんど会ったら文句言うぞ。

まさかの空中分解

2016-09-18 19:18:53 | コーラス、オーケストラ
本日の合唱コンクール。
三曲中、二曲目までは、(KIBIの実力としては)神懸かり的なパフォーマンスでしたが、三曲目半ばでまさかの大崩壊。空中分解と呼べるほどのトラブルでした。一同意気消沈。苦労を重ねてきた団員にはショックだったことでしょう。

しかし、振り返れば、その可能性はありました。不安の芽を摘めなかった甘さが悔やまれます。
つまり、ボクの指導力不足と判断ミスが原因。本当に団員に申し訳ない。この歳になってもまだまだ勉強することはある。出直して頑張ります。

さて、これから打ち上げ=慰労会のため、クラシック音楽館=大阪フィル500回定期の放映を観るのは帰宅するまでのお預け。とっても気になるけど。

コンクールの日、原点に立ち返る

2016-09-18 10:08:50 | コーラス、オーケストラ


いよいよです。
今宵、大阪フィル500回定期演奏会の放映も楽しみですが、その前に合唱コンクール中国大会に於ける女声合唱団 KIBIのステージがあります。

会場は地元、岡山シンフォニーホール。

合唱指揮の仕事をはじめて四半世紀以上、コンクールというものに背を向けて生きてきたわたしですが、一度は真剣に向き合おうとのことで、女声合唱団 KIBIとともに挑戦をはじめて二年目。昨年はコテンパンの結果に、コンクールに対する認識と取り組みの甘さを思い知らされました。

課題曲+自由曲の9分未満という極めて限定された時間にすべてを賭けるという音楽づくりは、通常のコンサート、90分から100分を構成し仕上げる、というのとは全く別の作業が必要となり、大いに戸惑ったものですが、こうした新しい試みというのは、良い刺激となります。

顕微鏡で眺めるようにスコアに向かい、完璧を目指していちいち微調整する、という作業が、たとえば、大阪フィル合唱団でブルックナーのミサ曲のレッスンをするときにも生かされていたと思うのです。まことに得難く、有り難い機会でありました。

女声合唱団 KIBIもまた、昨年、そして、今夏の岡山県大会での苦しみや挫折を経て、大きく成長しました。まだまだ、コンクール常連団体のような力はありませんが、本日は点数にこだわらず、歌う歓びを見つめ直すステージにして欲しいと思います。



さて、新兵器の衣類スチーマーにて、スーツとシャツの皺のばしも完了。こんなもの持ち歩くから、読むか読まないか分からない本を絶えず3~4冊抱え、ただでさえ重たい鞄が益々重たくなるのですが(笑)。

あとは、心静かにリハーサルの時間を待つのみです。