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ヒラリー氏が習氏を批判-女性の権利サミット主催は「恥知らず」

2015-09-29 23:27:25 | 日記
ヒラリー氏が習氏を批判-女性の権利サミット主催は「恥知らず」
2016年の米大統領選挙で民主党からの出馬を目指すヒラリー・クリントン氏は27日、中国の習近平国家主席がニューヨークの国連本部で女性の権利に関するサミットを開催したことを、「恥知らず」だと非難した。習主席は20年前に北京で開催された国連の女性会議を記念する同サミットの共同議長を務めた。ヒラリー氏はツイッターで、中国が女性の権利を主張する活動家を今年拘束したこと取り上げ、習主席を批判。米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)のこれら活動家に関する記事へのリンクを添え、「男女同権主義者を迫害しながら、習主席が国連で女性の権利に関する会合を主催するとは恥知らずだ」とコメントした。国際女性の日に合わせて中国で反セクハラ運動を計画していた女性らはそれぞれ、混乱を引き起こしたとして逮捕された。国連への書簡によれば、ほとんどの女性は釈放されたが、引き続き中国の法律の下で犯罪容疑者と見なされている。中国外交当局者のリ・チュンホア氏はヒラリー・クリントン氏のコメントについてニューヨークでの記者説明会で、国内における女性の権利進展を判断するのは中国国民、特に女性だと指摘。「根拠のない主張をしたり、理解の欠如を示したりする一部の個人や団体がいる。女性の逮捕は女性の権利を守ろうとしたことではなく、法律に従わなかったことが理由だ」と述べた。

「脈動オーロラ」コーラス

2015-09-29 10:24:29 | 日記


宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所太陽系科学研究系の浅村和史助教、名古屋大学太陽地球環境研究所の三好由純准教授らは、オーロラが数秒ごとに明滅する仕組みを解明した。小型高機能科学衛星「れいめい」の観測データなどを分析し、宇宙で自然に発生する電磁波「コーラス」が引き起こすことを見いだした。
 オーロラは、宇宙から降る電子が高度100キロメートル付近の超高層大気と衝突して発生する。数秒ごとの明滅は「脈動オーロラ」と呼ばれ頻繁に起こるが、その仕組みは解明されていなかった。
 研究グループは、宇宙から降る電子とオーロラの同時観測などが可能な「れいめい」などを利用して解析。その結果、8000エレクトロンボルト程度の電子が、大気に降ったり降らなかったりして脈動オーロラを作ることを特定した。そうした電子の変調は、数秒ごとに集団的に発生するコーラスが引き起こすことも突き止めた。
 コーラス発生の仕組みは、2016年度に打ち上げ予定の「ジオスペース探査衛星」の観測により、解明を目指す。