明鏡   

鏡のごとく

ぶんかぼうえいせん

2015-11-03 00:21:16 | 詩小説
ぶんかぼうえいせん
たちどころにいたくあわれむ
きみのゆくところ
あわいのかげをみし
いまだくびなしぼうれいのゆめをわすれじ
ふたまたのかいだんのみぎからおりてきた
わがしのくもんにみちたことばを
いまだゆるされざるもの
ただひたすらにかきつらね
いくばくかのけんぽうのゆくすえ
きしかたはみえずとも
いずれおとづれしことどもの
わすれがたきものうちすえて
もとにもどりてわらうみのうえ