わかっているんだけど、忘れてしまう日・・・

近畿地方中部のお天気は、
風は冷たく・・・でも、思ったよりも寒くなかったです。
明日からは、グッと冷え込む予報ですが。

今日は、あの震災から27年。
忘れてはいけない、風化させてはいけない。　
頭ではわかっているんです。

でも、忘れてしまう・・・
被災地にいても、そんなに被害を受けていないので，共有できない部分があるから？

朝、ニュースを見て意識した。
今日、お昼にいたのは、消防署の近く。
12時になったときかな。
｢黙祷」の声が聞こえてきて、あっ！　そうだ！と思い出す。
コレ、消防署の近くじゃなかったら、この場面はないでしょう。
そうしたら、夕方のニュースを見るまで、何も考えなかったかも。

でも、27年前のこの時間（23時30分頃）は、ガスは止まっていたけれど、電気は来ていた。
水道は、タンクに残っている水があったので、この時間は断水していなかったかな。
（やがて断水になり、水を汲みに行きましたっけ。）
部屋は、ぐちゃぐちゃになったけれど、建物自体は一部破損なので、住むのは問題なし。
ただ、電話回線が繋がらなくって、誰の安否確認もできていなかったな。
でも、問題なく生活をしていた・・・
道1本違いで、風景も違っていました。

こうやって書いていると、ガタガタと揺れ，食器などが落ちて割れる音が聞こえ，揺れが収まると、音のない世界になったのを思い出しました。
そして、そのあとの生活も・・・

結局は、忘れているようで、忘れていない日なんですね。