6月29日
看護師さんと2人、エレベーターで4階へ。
ワクワクしながら、乗る私。
今のところ、初体験の手術への好奇心で一杯。
鼻歌・・・無意識に出ていないだろうなぁ。
ドアが開き、すぐ前に手術室(といっても全体の)のドアがあった。
ドアの向こうには、キャップをかぶったたくさんの人。
こんなに今日、手術があるんだ~と驚く。
自動ドアが開き、看護師さんが,
「akubiさんです。 よろしくお願いします。。」と告げる。
人の群れの中から、昨日会った麻酔科の先生と、
お初にお目にかかる看護師さん2人が出てくる。
厳粛なことなのかも知れないけど、
旅館についたときに、akubiさんお見えですの声に、
担当の仲居さんがやってくる光景と同じやん、
と思ったのだった。
話は戻して・・・
本人確認のため、看護師さんがリストバンドの確認、手術部位の確認をする。
その後、手術室まで一緒に歩いていった。
廊下の両側には、ずら~と手術室。
すごい・・・
この病院には、16手術室(手術台は17)あるんだって。
私が手術を受ける部屋は、一番近くの部屋だった。
思ったより狭い・・・
いや、いろいろな機材が置いてあるから、狭く見えただけかも知れない。
入室すると、まず手術台の上に置いてある帽子をかぶる。
その後、台の上に仰向けに寝る。
麻酔科の先生により、再度本人確認。
確認終了後、1人の看護師さんが、私に心電図、血圧計、酸素のモニターをつけていく。
もう1人の看護師さんは、画像を止めていった。
(画像を確認しながら、手術をするのね。)
麻酔科の先生は、私の左手甲に点滴のライン確保。
次に硬膜外麻酔を行う。
硬膜外麻酔とは、脊椎(背骨)に中にある脊髄のすぐ近くの硬膜外腔と言う場所に、局所麻酔薬を入れて、手術部位の痛みをなくす、あるいは痛みを軽くすることを目的に行う麻酔のこと。
カテーテルという細い管をいれ、このカテーテルから麻酔薬を入れていく。
このカテーテルを入れるのに、台の上で横になり背中を丸くした。
一応動かないように、看護師さんがサポートしてくれる。
神経が一杯通っているところだから、私も動くつもりはないが・・・
姿勢が決まったら、背中を2階消毒。
まず、カテーテルを入れるための局所麻酔。
これが、とっても不快な感じ。
グニュ~と、にが~いものが、体内に入っていく感じがした。
麻酔が効いているので、カテーテルが入った感じはしない。
テープで固定。
もとの仰向けの体勢に戻る。
いよいよ、麻酔なんだ・・・、と思ったら、
今まで興味津々で辺りを見回していたのに、
急に恐怖感が襲ってきた。
「もうやめた!」ってここで立ち上がったら、どうなるんだろう?
そう思った瞬間、いつの間にかやってきていた先生と目があう。
ニコニコ、かつ目で「大丈夫だよ。」と言っている感じ。
その横には、研修医君。
そう、君はなにかを学んでね。
反対の横には、見知らぬ先生・・・
第一助手の先生ね。
教授が執刀医となっていたけど、
メインはこの先生だろう・・・て思った先生か~
よろしく頼みますよ。
そう思うと、すこし落ち着いてきた。
(でも、意識がなくなった後、何か叫んだかも・・・)
「酸素マスクをつけますね」と麻酔科の先生の声。
「麻酔薬を入れていきます。」の声に、反射的に壁に掛かっていた時計に目をやる。
9時18分・・・
私の記憶は、ここで途切れている。
看護師さんと2人、エレベーターで4階へ。
ワクワクしながら、乗る私。
今のところ、初体験の手術への好奇心で一杯。
鼻歌・・・無意識に出ていないだろうなぁ。
ドアが開き、すぐ前に手術室(といっても全体の)のドアがあった。
ドアの向こうには、キャップをかぶったたくさんの人。
こんなに今日、手術があるんだ~と驚く。
自動ドアが開き、看護師さんが,
「akubiさんです。 よろしくお願いします。。」と告げる。
人の群れの中から、昨日会った麻酔科の先生と、
お初にお目にかかる看護師さん2人が出てくる。
厳粛なことなのかも知れないけど、
旅館についたときに、akubiさんお見えですの声に、
担当の仲居さんがやってくる光景と同じやん、
と思ったのだった。
話は戻して・・・
本人確認のため、看護師さんがリストバンドの確認、手術部位の確認をする。
その後、手術室まで一緒に歩いていった。
廊下の両側には、ずら~と手術室。
すごい・・・
この病院には、16手術室(手術台は17)あるんだって。
私が手術を受ける部屋は、一番近くの部屋だった。
思ったより狭い・・・
いや、いろいろな機材が置いてあるから、狭く見えただけかも知れない。
入室すると、まず手術台の上に置いてある帽子をかぶる。
その後、台の上に仰向けに寝る。
麻酔科の先生により、再度本人確認。
確認終了後、1人の看護師さんが、私に心電図、血圧計、酸素のモニターをつけていく。
もう1人の看護師さんは、画像を止めていった。
(画像を確認しながら、手術をするのね。)
麻酔科の先生は、私の左手甲に点滴のライン確保。
次に硬膜外麻酔を行う。
硬膜外麻酔とは、脊椎(背骨)に中にある脊髄のすぐ近くの硬膜外腔と言う場所に、局所麻酔薬を入れて、手術部位の痛みをなくす、あるいは痛みを軽くすることを目的に行う麻酔のこと。
カテーテルという細い管をいれ、このカテーテルから麻酔薬を入れていく。
このカテーテルを入れるのに、台の上で横になり背中を丸くした。
一応動かないように、看護師さんがサポートしてくれる。
神経が一杯通っているところだから、私も動くつもりはないが・・・
姿勢が決まったら、背中を2階消毒。
まず、カテーテルを入れるための局所麻酔。
これが、とっても不快な感じ。
グニュ~と、にが~いものが、体内に入っていく感じがした。
麻酔が効いているので、カテーテルが入った感じはしない。
テープで固定。
もとの仰向けの体勢に戻る。
いよいよ、麻酔なんだ・・・、と思ったら、
今まで興味津々で辺りを見回していたのに、
急に恐怖感が襲ってきた。
「もうやめた!」ってここで立ち上がったら、どうなるんだろう?
そう思った瞬間、いつの間にかやってきていた先生と目があう。
ニコニコ、かつ目で「大丈夫だよ。」と言っている感じ。
その横には、研修医君。
そう、君はなにかを学んでね。
反対の横には、見知らぬ先生・・・
第一助手の先生ね。
教授が執刀医となっていたけど、
メインはこの先生だろう・・・て思った先生か~
よろしく頼みますよ。
そう思うと、すこし落ち着いてきた。
(でも、意識がなくなった後、何か叫んだかも・・・)
「酸素マスクをつけますね」と麻酔科の先生の声。
「麻酔薬を入れていきます。」の声に、反射的に壁に掛かっていた時計に目をやる。
9時18分・・・
私の記憶は、ここで途切れている。