さてさて、今回はタクミの回想からスタート☆
単行本第三巻に収録されている番外編も上手く取り入れられています。
OPを挟んで現在、互いの店の名を賭けた勝負は創真のターンへ。
なんか今回も背景の用いられ方が気になりましたが・・・それよりも気になったのが。
ぷにキャラ化が甘い!!!
描写が中途半端!!
ぷに化(=デフォルメ化)するならば、思いっきり描いてください!!
マシュマロのように!大福餅のように!
思いっきりまるっと!ちょこんと!ぷにっと!(←なに真剣に語ってんだか)
後半はちゃんと可愛かったんですけどねv
さ~~~ここから創真とタクミの気が合うわ合うわで超楽しい展開に(笑)。
タクミに挑まれ、思考を巡らす創真が素敵。
う~ん、見惚れてしまいますv
そして閃くアイデア☆
って、めっちゃ悪どい顔ですな。
好きだけど(爆)。
乾にしっかり確認を取ってから、「柿の種」をゲット☆
それを勝負相手である筈のタクミに預けちゃう創真さん。(確かにタクミは課題をクリアしちゃったから、手が空いているんだけども)
でもって勢いよく、再び食材収拾へ。
ここの突撃ラッパ音がめっちゃナイス(大笑)。
創真のこういうゴーイングマイウェイな猪突猛進さは、見ててとても爽快です。(^^)
原作でも既に忘れられているかもしれない(爆)、[霧の女帝]という乾のかつての二つ名。
モブ生徒が丁寧にツッコんでいましたが、本当に一体どういう由来でその二つ名が付いたのでしょうかね?
私としては「蒸し物が得意料理とか?」といった安直な考えしか浮かびませんが・・・。
果たしてその由来が明かされる時は訪れるのでしょうか?
そうして制限時間が残り15分まで迫ったところで、創真達が外から帰還。
「もう15分しかない」と怒るタクミに、「まだ15分もある」と返す創真。
ここの創真の捉え方は、前回前半で「地獄の合宿では半分の生徒が退学させられる」という事実を「半分も生き残る」と捉えたことと同じですね。
「しか」か。
「も」か。
創真の“前向きさ”ってこういうところにあるんですよね。(^^)
そして言ってくださいます。
「定食屋で15分も待たせたら客がみーんな帰っちまうよっ」
これぞ定食屋の鑑!!!
丼と同じく「早い・安い・旨い」をモットーとする日本の定食屋ならではの発言です!
「大衆食堂の跡取り」としては、創真の方が一枚上手かな?(^m^)
かくして調理に入るのですが・・・。
え゛~~~~~!?!?!?
ど う し て 動 き が 省 か れ て る の ・・・ ? ? ? ? ?
実は、ここの調理シーンは「朝食ビュッフェ編」に入るまでの創真の調理シーンの中でも、断トツで私が気に入っていた場面だったんです。
この
ゴッ
スッ
サッ
ビッ
パッ
ジワァァァ
っていうテンポの良さが凄く好きで。(でもって創真のイケメンさも凄く好きで/爆)
アニメでこのスピーディーな動きが見れるのをとても楽しみにしていたというのに。
なんで!
今回に限って!!
なんで!!!(泣)
これまでの調理シーンは、最も力を注いでくれているというのが一目瞭然だったため、もはや完全に安心していただけにショックが大きかったです・・・。(><。)
ふう、気を取り直して、と。
勝負は持ち越しに。そして名場面へ。
郁魅との食戟はあくまで創真が横から介入する形でしたが、今回が創真にとって初めての、正面からの食戟の申し込みだったわけです。
う~ん格好良いですね。熱いですね。(⌒▽⌒)
・・・だったんだけどね~~~~~(大苦笑)。
創真と
目を合わせない合わせられない合わせてはいけない
そんなタクミくんの図
(爆笑)
いや本当に最高ですこのコンビなんなんだ。
「ベストコンビ投票」なんてものがあったら、迷わずこのコンビに入れますよ。
創真とタクミのコントに、恵も苦笑い。
そんな恵の隣に座ってる女の子がかわいいな~と思ってたら・・・。
あ!
この子、『佐々木 由愛』ちゃんじゃないですか!(※「誰?」と思われた方は、原作第53話以降をどうぞご覧下さいませ)
こんな所でカメオ出演してくれるとは、さり気ないサプライズでした。
そうして、創真はタクミという存在によって、「ゆきひら」が全てだった自分の世界の狭さに気付き始めることに・・・。
やはりここの創真は、今原作を見直しても思い出深いです。
私が創真の“深さ”に初めて気付けたシーンでしたから。
原作での創真の瞳も印象的でしたが、アニメではどアップにすることで彼の瞳を印象付けてくれていました。
ありがとうございます。
そして50食作りの試練が。
改めて見てもハードすぎる課題だよなあ、これ・・・(汗)。
まあ、これが後の伏線になってくるわけですが。
そういえば、ここで関守が朝食と夕食は自分で作るようにと言ってましたが・・・、それじゃあ昼食は?
アニメでは割と早い段階から公開されていましたが、吉野の調理服もタクミらと同様に、他の生徒達とは少し違っているんですよね~・・・。
内心では関西弁で叫んでたし、「秋の選抜」では関西弁の審査員『喜多 修治』と気が合ってたし、吉野って関西出身なのかも。
戦争のような状況ながらも、定食屋出身の創真は慣れたもの。
早々に課題終了☆
タクミは残念ながら一歩及ばず。
味は自分の方が上だと言いながらも、最後に「・・・多分!」とわざわざ付けるあたり律儀だよねタクミって(笑)。
ま、こういう所が好きなんですが。(^^)
しっかしまあ・・・。
ここは原作で思った事なんですが・・・。
前掛け(又は学ラン)を外すと、
創真ってスレンダーさが極めて目立つよね。
黒シャツ(ゆきひらシャツ)に黒ズボンという凄くシンプルな服装が、より一層彼のスタイルを引き立たせるといいますか。
シンプルだからこそ惹き立つ魅力があるということを、私は創真から学びました。
って、あれれ・・・?
早くもEDテーマが・・・?
時間が余った創真は、大浴場に行くことに。
極星寮への入寮を認められた時、真っ先にお風呂に向かったり、合宿のしおりを読んでた時に入浴時間をチェックしてたりと、何気に創真ってお風呂好きそうですよね。
清潔感のある男の子はとても好感が抱けます。(^^)
そして・・・なんとまあ☆
えりなと創真が鼻歌デュエットとは☆☆☆
でもこれはなかなか粋な原作アレンジですね!
原作でのえりなの鼻歌ネタに、創真とえりなが何気に気が合うという部分を上手く絡めてくれたと思います。
えりなの入浴シーンは個人的に無用に思えたのですが、これも一つの伏線になっているわけですから、まあいいとして。
謎のピンク空間&えりなの漏らした声は絶対に理解不能。
かくして次回へ。
なんと!
ED本編では二番も披露!!
これは新鮮ですね!!
いいなあ、こういう工夫。
本当にEDもエンドカードも、見逃したら損と思える素晴らしい趣向です♪
そういえば、今回のエンドカードは第24話の扉絵イラストでしたね。(アイキャッチはこれまでで一番意味不明でしたが/笑)
お湯の流出口に凄まじくツッコミを入れたい。
・・・のですが、それはこの際置いといて。
今回このイラストが用いられて安心しました。
次回以降のアイキャッチでこのイラスト(又はお色気イラスト)が出てきたら、その瞬間ちゃぶ台をひっくり返していたでしょうから。
今回印象的にラストを飾ってくれていた、ED曲の『スパイス』。
本当は第1話視聴時に感想を述べたかったのですが、映像イラストの衝撃でそれどころじゃありませんでした(大苦笑)。
ラストの創真の笑顔は大変可愛らしいのですがね。(^^)
OPの『希望の唄』は創真のイメージに合っていた曲でしたが、この『スパイス』は恵のイメージですね。
一番の歌詞も二番の歌詞も、原作の内容やイメージに凄く合っていてとても嬉しかったです。
特に二番!!
もし次々回(第11話)のEDでまたこの二番を流してくれたら、ちょっと本気で泣いちゃうかもしれません。
そう思えるぐらい、本当に原作を理解してくださった素晴らしい曲だと思います。
制作してくださった「東京カランコロン」さんに、心から感謝します!!
創真の初のライバルとなってくれたタクミ。
第一印象こそはそれこそ最悪でしたが、空回る度に、そこを創真さんが突っつく度に、グングンと好感度が上がっていったのを、今でも覚えています(笑)。
本当にタクミって一見クールで二枚目っぽいイメージなのに、創真と絡むことで一気に愛嬌が高まりますよねー。
そのギャップがまた魅力と言いますか。
タクミだけでなくえりな等にも言えることですが、創真って他者の魅力を引き出す天才だと思います。
これは真剣に言えることですね。
創真のキャラクター的にも、そしてストーリー的にも。
元々「受けた分」を返したら、あとは非常に屈託無く、真っ直ぐに相手と接する子である創真。
普通だったら、対戦相手に鍵となる大切な食材を預けたりはしないでしょう。
相手が食材をどうかしてしまうかもしれない、という疑念から。
ですが、創真はあっさりタクミに「柿の種」を預けました。
それはタクミを信用したからに他なりません。
何故なら、自分と同じ誇りを持つ料理人だったから。
そしてタクミも。
「プロ」としての誇りから「現場」を知らないような同年代の生徒には負けられないと思ってはいたものの、それは逆に周囲への冷めた“隔たり”となっていました。
そこに現れたのが、自分と同じような出身で、同じ考えを抱いていた創真。
だからこそ、絶対に負けたくないと思えたわけです。
でも、不戦勝などといううやむやな勝利なんて望みませんでした。
何故なら、自分が認めた相手だったからこそ、正々堂々とぶつかりたかったから。
信じられたのも。
闘いたいと思えたのも。
自分と同じだったから。
確たる「自信」を持っていた両者。
だからこそ、お互いを認め合うことも出来たのでしょうね。
ライバルとして、これ以上正当な関係はありません!!!
「共通点」が熱く真っ直ぐなライバル関係を築き上げ、「相違点」が微笑ましい友人関係を紡いでいる創真とタクミは、本当に素晴らしい関係だと思っています。
本当の本当に、創真がタクミに、タクミが創真に出会えて良かった・・・。
本誌の方では今のところ創真に少々遅れを取っているタクミですが、私の中ではタクミの評価は些かも下がっていません。
むしろこれからもずっと、タクミは創真にとって最良のライバルであり続けてくれると確信しています。
何故なら、創真がまだ見えていない部分が、タクミには既に見えているのですから。
・・・さて。
次回のサブタイトルは【至上のルセット】ですか・・・。
いよいよ、原作の人気を不動のものとした、あの「神回」が訪れるのですね・・・。
期待は大きいです。とてつもなく。
だからこそ、不安も大きいです。とてつもなく。
本当に第21話は、漫画作品として完璧でした。非の打ち所無く。
だからこそ、この話がアニメになるイメージが一切湧かないんですよ。
言い換えれば、完璧すぎてアニメ化の余地が全然見いだせないというか。
・・・どちらにしろ、原作ファンの期待が非常に高い分、大絶賛か、罵詈雑言か、明暗がはっきりつくことでしょう。
本気で、アニメスタッフの力量が問われる回となるのは必至です。
アニメスタッフの方々・・・
どうか、宜しくお願いします。