あまぐりころころ

主に漫画やゲーム等の感想や考察を。
時に旅行記等も交えながらの、のんびりのほほんブログ。

セブン!!!

2015-06-17 11:30:00 | 日記

 遂に決定ですか・・・!

 『ファイナルファンタジー Ⅶ』のリメイクが!!!

 誰もが認める当時のRPGの革命作。
 未だに根強いファンがいるこの作品のリメイクは、多くの人が望んでいた事でしょうね。(はい、私もその一人です)
 早速発表時のE3会場の様子等を動画サイトで視聴しましたが・・・、とっても嬉しかったです。
 会場のほとんどの方が喜んでくださっていて。(^^)

 「ファイナルファンタジー」シリーズで、私が初めてプレイしたのがこの「Ⅶ」だったんです。
 そのこともあって、やはり他のシリーズよりも思い入れが。
 当時はまだまだ無知で、この作品がどれほどの大作か全然分からぬまま、ひたすらマテリアを増やしてました(笑)。
 そんな私でも、エアリスの「あのシーン」には衝撃を受けましたっけ・・・。(><。)

 この「Ⅶ」が面白かったことで、後のファイナルファンタジーシリーズもプレイするようになり、これが「キングダムハーツ」をプレイするきっかけに。
 そしてその影響で、大して興味が無かったディズニーにも関心を持つようになり、丁度良いタイミングでディズニーシーが10周年を迎え、どんなものかと赴いたところ、ディズニーマジックにド嵌りしてしまったというね☆

 いや~~~“繋がり”っていうのは不思議なものだな~~~と、つくづく思います。

 オリジナル版の主な製作スタッフで手掛けてくださるという事からも、いかにこのリメイクが全ての力と情熱を注いで作られようとしているかがひしひしと伝わります。
 思えば「スクエア・エニックス(当時はスクエア)」という社名を初めて「世界」に轟かせたのは、この作品でしたものね~。
 それを考えると、私達ファン以上に、制作スタッフ方の方が遥かにこの作品への思い入れは深いと言えるかもしれません。

 “伝説”の再来に期待して、今冬に予定されている続報を楽しみに待つことにします。





 一方の、『食戟のソーマ』の感想についてですが・・・。

 アニメ感想はともかくとして、原作感想が滞りまくりで大変申し訳ありません!!(><;;;)

 原作もむっちゃ面白い展開が続いていて、思いっきり語りたいのですが、如何せん時間が・・・!
 勿論今週号も超ニコニコで読みました♪(^^)

 原作とアニメが巧くリンクしていることもあって、原作感想が大幅に遅れてしまっている現状が非常にもどかしくて堪りません。
 なので、応急処置ですが、超簡略感想を本誌発売の週に合わせて書いていこうかと思います。
 一日でも早く原作感想が本誌に追いつけるように頑張りますので、どうかお許しください。

 では、早速今週の本誌感想をば。



 第122話 【「麻」と「辣」】

  • 扉絵―!!!うひょー!!!

  • ソーにゃんカワイーv

  • 郁魅ほんと良い子。っていうかもはや良い女!

  • 新戸が公平で、いとよろし♪

  • あ、やっぱり創真と久我は気が合いそう(笑)。

  • 「雷撃」かあ・・・。これまた的確でありながら格好良い引用ですね。
    彼の二つ名も「雷」がついていそう。

  • 創真の超素朴な疑問&恵の超素朴な答え。
    ・・・からの沈黙。
    私的に、もうここからニコニコMAX♪♪♪

  • アニメの展開と丁度合っていることもあって、これは感慨深い。

  • まさかのトリオ結成☆
    意外に思えたけど、考えてみるとこの組み合わせ、後々大きな伏線になると思います。

  • はっ!!!
    よく見れば今回のグループ結成、「紅葉狩り会」で隣同士だった人物達が組になってる!!!

    ということは・・・!?!?

 


至上のルセット。

2015-06-07 17:40:00 | 食戟のソーマ

 一日遅れでようやくアニメ最新話を視聴。

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

 

 

 

 次は原作感想をUPするつもりでしたが、アニメ感想の方を優先することにします。

 ちなみに、感想内容を一言予告しておきましょう。

 

 

 

 

 

 

真っ赤真っ黒。

 

 

 

 

 

 

 それでは、書き上がるまでもう数日お待ちくださいませ・・・。(といっても、明日発売の本誌感想は、一言言いにくるかも)

 


『食戟のソーマ』アニメ感想(9) ~山を彩る衣~

2015-06-05 23:55:00 | アニメ感想

 さてさて、今回はタクミの回想からスタート☆
 単行本第三巻に収録されている番外編も上手く取り入れられています。 



 OPを挟んで現在、互いの店の名を賭けた勝負は創真のターンへ。

 なんか今回も背景の用いられ方が気になりましたが・・・それよりも気になったのが。
 ぷにキャラ化が甘い!!!
 描写が中途半端!!
 ぷに化(=デフォルメ化)するならば、思いっきり描いてください!!
 マシュマロのように!大福餅のように!
 思いっきりまるっと!ちょこんと!ぷにっと!(←なに真剣に語ってんだか)
 後半はちゃんと可愛かったんですけどねv

 さ~~~ここから創真とタクミの気が合うわ合うわで超楽しい展開に(笑)。


 タクミに挑まれ、思考を巡らす創真が素敵。
 う~ん、見惚れてしまいますv

 そして閃くアイデア☆

 って、めっちゃ悪どい顔ですな。

 好きだけど(爆)。


 乾にしっかり確認を取ってから、「柿の種」をゲット☆
 それを勝負相手である筈のタクミに預けちゃう創真さん。(確かにタクミは課題をクリアしちゃったから、手が空いているんだけども)
 でもって勢いよく、再び食材収拾へ。
 ここの突撃ラッパ音がめっちゃナイス(大笑)。
 創真のこういうゴーイングマイウェイな猪突猛進さは、見ててとても爽快です。(^^)


 
 原作でも既に忘れられているかもしれない(爆)、[霧の女帝]という乾のかつての二つ名。
 モブ生徒が丁寧にツッコんでいましたが、本当に一体どういう由来でその二つ名が付いたのでしょうかね?
 私としては「蒸し物が得意料理とか?」といった安直な考えしか浮かびませんが・・・。
 果たしてその由来が明かされる時は訪れるのでしょうか?


 そうして制限時間が残り15分まで迫ったところで、創真達が外から帰還。
 「もう15分しかない」と怒るタクミに「まだ15分もある」と返す創真。
 ここの創真の捉え方は、前回前半で「地獄の合宿では半分の生徒が退学させられる」という事実を「半分も生き残る」と捉えたことと同じですね。
 「しか」か。
 「も」か。
 創真の“前向きさ”ってこういうところにあるんですよね。(^^)

 そして言ってくださいます。
 「定食屋で15分も待たせたら客がみーんな帰っちまうよっ」

これぞ定食屋の鑑!!!


 丼と同じく「早い・安い・旨い」をモットーとする日本の定食屋ならではの発言です!
 「大衆食堂の跡取り」としては、創真の方が一枚上手かな?(^m^)



 かくして調理に入るのですが・・・。

 

 

え゛~~~~~!?!?!?

 

 

ど う し て 動 き が 省 か れ て る の ・・・ ? ? ? ? ?

 

 

 実は、ここの調理シーンは「朝食ビュッフェ編」に入るまでの創真の調理シーンの中でも、断トツで私が気に入っていた場面だったんです。
 この
 ゴッ
 スッ
 サッ
 ビッ
 パッ
 ジワァァァ
 っていうテンポの良さが凄く好きで。(でもって創真のイケメンさも凄く好きで/爆)
 アニメでこのスピーディーな動きが見れるのをとても楽しみにしていたというのに。
 
 なんで!
 今回に限って!!
 なんで!!!(泣)

 これまでの調理シーンは、最も力を注いでくれているというのが一目瞭然だったため、もはや完全に安心していただけにショックが大きかったです・・・。(><。)



 ふう、気を取り直して、と。

 勝負は持ち越しに。そして名場面へ。
 郁魅との食戟はあくまで創真が横から介入する形でしたが、今回が創真にとって初めての、正面からの食戟の申し込みだったわけです。
 う~ん格好良いですね。熱いですね。(⌒⌒)



 ・・・だったんだけどね~~~~~(大苦笑)。

 

 

創真と
目を合わせない合わせられない合わせてはいけない
そんなタクミくんの図
(爆笑)



 

 いや本当に最高ですこのコンビなんなんだ。
 「ベストコンビ投票」なんてものがあったら、迷わずこのコンビに入れますよ。


 創真とタクミのコントに、恵も苦笑い。
 そんな恵の隣に座ってる女の子がかわいいな~と思ってたら・・・。
 あ!
 この子、『佐々木 由愛』ちゃんじゃないですか!(※「誰?」と思われた方は、原作第53話以降をどうぞご覧下さいませ)
 こんな所でカメオ出演してくれるとは、さり気ないサプライズでした。

 そうして、創真はタクミという存在によって、「ゆきひら」が全てだった自分の世界の狭さに気付き始めることに・・・。
 やはりここの創真は、今原作を見直しても思い出深いです。
 私が創真の“深さ”に初めて気付けたシーンでしたから。
 原作での創真の瞳も印象的でしたが、アニメではどアップにすることで彼の瞳を印象付けてくれていました。
 ありがとうございます。



 そして50食作りの試練が。
 改めて見てもハードすぎる課題だよなあ、これ・・・(汗)。
 まあ、これが後の伏線になってくるわけですが。

 そういえば、ここで関守が朝食と夕食は自分で作るようにと言ってましたが・・・、それじゃあ昼食は?

 アニメでは割と早い段階から公開されていましたが、吉野の調理服もタクミらと同様に、他の生徒達とは少し違っているんですよね~・・・。
 内心では関西弁で叫んでたし、「秋の選抜」では関西弁の審査員『喜多 修治』と気が合ってたし、吉野って関西出身なのかも。

 戦争のような状況ながらも、定食屋出身の創真は慣れたもの。
 早々に課題終了☆

 タクミは残念ながら一歩及ばず。
 味は自分の方が上だと言いながらも、最後に「・・・多分!」とわざわざ付けるあたり律儀だよねタクミって(笑)。
 ま、こういう所が好きなんですが。(^^)


 しっかしまあ・・・。
 ここは原作で思った事なんですが・・・。

 


前掛け(又は学ラン)を外すと、
創真ってスレンダーさが極めて目立つよね。


 

 黒シャツ(ゆきひらシャツ)に黒ズボンという凄くシンプルな服装が、より一層彼のスタイルを引き立たせるといいますか。
 シンプルだからこそ惹き立つ魅力があるということを、私は創真から学びました。


 
って、あれれ・・・?
 早くもEDテーマが・・・?


 時間が余った創真は、大浴場に行くことに。
 極星寮への入寮を認められた時、真っ先にお風呂に向かったり、合宿のしおりを読んでた時に入浴時間をチェックしてたりと、何気に創真ってお風呂好きそうですよね。
 清潔感のある男の子はとても好感が抱けます。(^^)



 そして・・・なんとまあ☆

 えりなと創真が鼻歌デュエットとは☆☆☆

 でもこれはなかなか粋な原作アレンジですね!
 原作でのえりなの鼻歌ネタに、創真とえりなが何気に気が合うという部分を上手く絡めてくれたと思います。

 
えりなの入浴シーンは個人的に無用に思えたのですが、これも一つの伏線になっているわけですから、まあいいとして。

 謎のピンク空間&えりなの漏らした声は絶対に理解不能。


 かくして次回へ。





 なんと!
 ED本編では二番も披露!!
 これは新鮮ですね!!
 いいなあ、こういう工夫。
 本当にEDもエンドカードも、見逃したら損と思える素晴らしい趣向です♪


 そういえば、今回のエンドカードは第24話の扉絵イラストでしたね。(アイキャッチはこれまでで一番意味不明でしたが/笑)
 お湯の流出口に凄まじくツッコミを入れたい。
 ・・・のですが、それはこの際置いといて。
 今回このイラストが用いられて安心しました。

次回以降のアイキャッチでこのイラスト(又はお色気イラスト)が出てきたら、その瞬間ちゃぶ台をひっくり返していたでしょうから。

 

 


 

 
 今回印象的にラストを飾ってくれていた、ED曲の『スパイス』。
 本当は第1話視聴時に感想を述べたかったのですが、映像イラストの衝撃でそれどころじゃありませんでした(大苦笑)。

 ラストの創真の笑顔は大変可愛らしいのですがね。(^^)

 OPの『希望の唄』は創真のイメージに合っていた曲でしたが、この『スパイス』は恵のイメージですね。

 一番の歌詞も二番の歌詞も、原作の内容やイメージに凄く合っていてとても嬉しかったです。
 特に二番!!
 もし次々回(第11話)のEDでまたこの二番を流してくれたら、ちょっと本気で泣いちゃうかもしれません。
 そう思えるぐらい、本当に原作を理解してくださった素晴らしい曲だと思います。
 制作してくださった「東京カランコロン」さんに、心から感謝します!!





 創真の初のライバルとなってくれたタクミ。
 第一印象こそはそれこそ最悪でしたが、空回る度に、そこを創真さんが突っつく度に、グングンと好感度が上がっていったのを、今でも覚えています(笑)。
 本当にタクミって一見クールで二枚目っぽいイメージなのに、創真と絡むことで一気に愛嬌が高まりますよねー。
 そのギャップがまた魅力と言いますか。
 タクミだけでなくえりな等にも言えることですが、創真って他者の魅力を引き出す天才だと思います。
 これは真剣に言えることですね。
 創真のキャラクター的にも、そしてストーリー的にも。



 元々「受けた分」を返したら、あとは非常に屈託無く、真っ直ぐに相手と接する子である創真。
 普通だったら、対戦相手に鍵となる大切な食材を預けたりはしないでしょう。
 相手が食材をどうかしてしまうかもしれない、という疑念から。
 ですが、創真はあっさりタクミに「柿の種」を預けました。
 それはタクミを信用したからに他なりません。
 何故なら、自分と同じ誇りを持つ料理人だったから。 

 そしてタクミも。
 「プロ」としての誇りから「現場」を知らないような同年代の生徒には負けられないと思ってはいたものの、それは逆に周囲への冷めた“隔たり”となっていました。
 そこに現れたのが、自分と同じような出身で、同じ考えを抱いていた創真。
 だからこそ、絶対に負けたくないと思えたわけです。
 でも、不戦勝などといううやむやな勝利なんて望みませんでした。
 何故なら、自分が認めた相手だったからこそ、正々堂々とぶつかりたかったから。

 信じられたのも。
 闘いたいと思えたのも。
 自分と同じだったから。

 確たる「自信」を持っていた両者。
 だからこそ、お互いを認め合うことも出来たのでしょうね。
 ライバルとして、これ以上正当な関係はありません!!!


 「共通点」が熱く真っ直ぐなライバル関係を築き上げ、「相違点」が微笑ましい友人関係を紡いでいる創真とタクミは、本当に素晴らしい関係だと思っています。
 本当の本当に、創真がタクミに、タクミが創真に出会えて良かった・・・。

 本誌の方では今のところ創真に少々遅れを取っているタクミですが、私の中ではタクミの評価は些かも下がっていません。
 むしろこれからもずっと、タクミは創真にとって最良のライバルであり続けてくれると確信しています。

 何故なら、創真がまだ見えていない部分が、タクミには既に見えているのですから。





 ・・・さて。
 次回のサブタイトルは【至上のルセット】ですか・・・。

 いよいよ、原作の人気を不動のものとした、あの「神回」が訪れるのですね・・・。

 期待は大きいです。とてつもなく。

 だからこそ、不安も大きいです。とてつもなく。

 本当に第21話は、漫画作品として完璧でした。非の打ち所無く。

 だからこそ、この話がアニメになるイメージが一切湧かないんですよ。

 言い換えれば、完璧すぎてアニメ化の余地が全然見いだせないというか。


 ・・・どちらにしろ、原作ファンの期待が非常に高い分、大絶賛か、罵詈雑言か、明暗がはっきりつくことでしょう。

 本気で、アニメスタッフの力量が問われる回となるのは必至です。

 アニメスタッフの方々・・・

 

どうか、宜しくお願いします。


 
  


『食戟のソーマ』アニメ感想(8) ~発想と創造の協奏曲~

2015-06-04 23:55:00 | アニメ感想

 いや~最高としか言えなかったアニメ第7話でしたが、あまりにも出来が良かったので、手掛けてくださった制作スタッフさんを確認してみたところ・・・。
 作画・演出が第1話と同じ方でしたか・・・!

 

ど お り で ・・・ ! ! ! ! !

 

 凄まじく納得です。
 第1話も大変秀逸な出来でしたからね~。
 お色気描写以外は(大苦笑)。





 さて、では早速アニメ第8話の感想に入りたいと思います。

 が・・・。

 ・・・。

 ・・・・・。(-"-)

 すみません。今回の感想は前回と真逆です。







 不満点は後半で述べさせてもらうとして、まずはそれ以外の感想から。

 さて、いよいよ今回から始まった「地獄の合宿編」!!
 ここから創真達は本格的な遠月学園の競争教育に晒されていくことになるわけですね。

 アニメでは、原作第14話【恵の庭】の冒頭と後半を繋ぎ合わせ、合宿に関わる部分だけに纏めたシーンからスタートとなっています。
 ここでも原作を改変し、極星陣が皆集まって合宿クリアを約束し合っているのが良いですよね。(^^)
 死亡フラグな三人衆には何とも言いようがありませんでしたが(苦笑)。



 合宿所に到着し、早速卒業生達の紹介&超厳しい裁量を見せつけられる創真達。
 その厳しさの“象徴”になっていた四宮。
 初登場時から、彼の印象はマイナスでした。
 言ってることは正しくはあるものの、注意勧告だけで済まさず即排除という非情さが、ね。

 ちなみに卒業生達の声は大体イメージに合っていたかな、と。(まだ水原や関守は分かりませんが)
 う~ん、ただ、乾の声は私的にはちょっと・・・。
 高音でありながら、マイペースさとおっとりさ、そして確かな「大人」を感じさせる声でしたね。
 ただ、この根底的な「大人っぽさ」は、乾のキャラにはあまり合わないかも。
 最初期の頃ならともかく、乾は卒業生陣の中でも最も表情豊かで子どもっぽい“動き”のあるキャラクターなので、この声でそれを果たして表現できるのかとちょっと疑問に思ってしまいました。
 まあ、そこらはプロの声優さんですし、頑張って務めてくださるでしょうが。(上から目線でゴメンナサイ)



 そして・・・。

 

 

 

 

なにすんねん(激怒)。

 

 

 

 



 

 それが私の、タクミへの第一印象でした。

 だって邂逅一番に思いっきり足を踏んづけるって・・・!!!

 創真は何もしてないのにこんな嫌がらせ!!
 サイッテー!!!(><#)



 それと同時に舌を巻いたのが、創真の肝の据わりっぷり。
 グリグリと足を踏まれ続けられているというのに、微塵も動じず、果ては踏まれていた時間をしっかりカウントしているとは・・・ひえええええ。(><;;;)
 あまつさえ笑みを浮かべるときたもんだ。
 それでいて眼は全く笑っていないというね。
 ヤバいくらいにカッコイイ。
 ヤバイくらいにコワイ。
 創真だけは絶対に敵に回したくない。
 そう心から思います。


 そして、「は?」のシーン。

わーお☆
原作を超えちゃったぜ☆☆☆
\(^0^)/

 


 個人的にベストシーンですよ。ここの創真は。
 本っ当に創真って悪人面が似合いますよね~~~。(※褒めてます)
 原作よりマイルドな印象に改変されている描写が多いアニメ版創真ですが、明らかに相手に非がある場合は是非今回のように思いっきり突き抜けて描いて欲しいです。

 少年漫画の主人公としてはかなり珍しい部類だと思われる、創真のこういうどっしり構えたダークネスさ。
 彼のこういう面はこれからどんどん“魅力”として磨かれていくので、創真とドSさの形状がバッチリ同じな私としては本当に堪らないものがあります♪



 そういうわけで。

タクミの空回りを突っつく創真が至極快感♪♪♪



 足を踏まれたお返しですね、分かります。
 タクミが原作通りに赤面してくれたら更に快感でした。(←本物め・・・)

 「厳正なる審査を---!」と更に突っつく創真さんが原作以上にクローズアップ☆
 創真も活き活きしてましたが、きっと制作スタッフさん達も活き活きと作ってくださったに違いない(笑)。
 私?
 勿論痛快に笑わさせて頂きました♪♪♪



 そんな残念なタクミはここまで。
 誰も思いつかなかった合鴨を手に入れ、調理に入ろうとします。
 その際に肩を掴まれ、創真は気付くわけです。
 タクミが「現場を知っている者」だということを。
 ここは私としては、タクミより創真の方に感心させられた覚えがあります。
 「よく分かったなあ~」と。
 一瞬触れられたその手の感触だけで察するとは。
 生意気な発言が目立つ創真ですが、料理の腕前だけでなく慧眼さも自身の発言を裏付けているんだなあ、と思わされました。

 そして創真の察知の通り、「現場で店を守ってきた料理人」だったタクミ。
 ここは原作では、見開きでお互いの店の名を晒しあう構図が大変格好良いシーンでした♪
 アニメでは残念ながら、そういった構図は展開上不可能。
 そのため、原作では背中で見せていた創真のゆきひらロゴを胸の方のロゴに代えて見せてくれていました。
 うん、これはナイスアレンジ♪
 でも欲を言えば、タクミが自分の店名を晒す際、刺繍を見せるため服を引っ張る仕草をワンカット入れて欲しかったです。

 そしてメッザルーナが持ち出され、一時的にバトルアニメに(大笑)。

 品が完成。料理アニメに戻ります(笑)。
 原作では「和風サルサ・ヴェルデ」に大葉と葱を用いていましたが、アニメでは改変され、大葉と浅葱[アサツキ]に。
 ここは地味ながらも大事な変更点だったと思います。
 原作を読んだ時、「あれ?葱って野生で生えてたっけ?」と思ったものでしたから。

 アルディーニ兄弟は見事合格し、創真の活躍は次回へ。

 

 

 それはいいとして。

 

 

 

 

 

エピローグ無理に入れる必要あったの?????

 

 
 
   
 

 


 

 

 ・・・さて、では今回を視聴して、私個人が感じた不満点を述べさせて頂きたいと思います。
 遠慮無しに辛口ですので、今回の内容に満足なされている方はここで引き返すのが賢明と思われます。





 今回は・・・ね。
 脚本や音楽には不満は一切無かったんです。作画にも。

 では何が不満だったかというと。

 背景の扱い方。

 そして、


 創真のキャラクター描写。

 これらに大きな不満を抱いてしまいました。



 以前から感じてはいました。
 「このアニメって、単純背景の使用が多いなあ・・・」とは。
 今回はそれが特に目立っていたように思えました。
 でも、その用いられ方が的確だったならば、全然気にはしませんでした。
 なのに。
 その用い方も下手・・・というより雑。
 ど素人である私が思ってしまうのですから、これは相当なものだと思うんです。

 特に目についたのが、豪華な宿泊施設である「遠月離宮」に泊まれるとテンションを上げる吉野に、伊武崎が冷静なツッコミを入れるシーン。
 あそこは伊武崎が言い終わった直後に背景を切り替えるべきだったと思います。
 無駄に長くシャボン玉背景だったことが理解できません。
 数秒のタイミングですが、リアルタイムで展開が流れていく「アニメ」において、その一秒の差が大きな差になると私は思っています。

 あとはタクミが最初の空回りをかまし、イサミが失笑するシーン。
 ここも背景に違和感を覚えましたね。
 このシーンにあの背景はちょっとミスマッチだと思うのですが。
 恵と創真の内心ツッコみのこともありますし、ちょっとフワフワしすぎなイメージ背景だったかと。
 ここらは個人個人による感じ方の違いだと思いますが、私としては今回は全体的に単純背景(イメージ背景)の扱われ方に違和感を感じてばかりでした。



 「背景の扱い方」に関しては、これも製作者の感性のひとつと見て受容することは可能でした。

 ですが、如何とも受容出来なかったのが「創真のキャラクター描写」だったんです。

 それは前半部分。
 いざ合宿に出発する際、どういうわけか「なにがあっても驚かねーぞ」とアニメオリジナルのセリフを言っていた創真。
 そう言っていたにも関わらず、到着後の遠月リゾートの規模の大きさに驚かされることに。
 だというのに、「おどろかねーぞ」と一点張り。
 冷汗ダラダラで、目を血走らせてまで。
 ここが個人的にとてつもない違和感でした。
 創真は基本的に動じない子です。
 でも一般庶民だけあって、遠月学園の高級さや現実離れしたスケールの大きさには普通に驚かされるんですよね。
 これが原作通りの運びで、最後に恵のツッコミが入っていたならばごく自然に受け入れられました。
 実際私もそう思いましたし(笑)。

 ですが、創真は自身の驚きや関心を意地になって抑えるような子ではありません。

 素直なんです。とても。

 そのため、アニメスタッフが何故創真にわざわざ「驚かない」と釘を刺させたのか、そして創真に無理矢理平静さを装わせたのか、その意図が全く理解できませんでした。


 そしてその違和感はもう一ヶ所。
 それは、堂島先輩のクビ(退学)発言に創真が喉を鳴らした所。

これは違うだろ!!!


 日常的な面ではごく稀に動揺する創真ですが、創真は真剣な場では決して臆さない子です。
 ましてや、それが料理人として試される場なら尚更。

 実際、これから待ち受けている展開がそれを如実に証明しています。

 目の前で同級生の退学を見せつけられたばかりだったとしても。堂島先輩の威圧が凄かったとしても。
 創真のこの動作には、あまりにも説得力が足りなさすぎました。

 単行本第一巻感想や本編感想でも度々述べていますが、創真は物凄く“絶妙”な子です。
 少なくとも、私がこれまで出会ってきた主人公の中では、一番。
 熱さと冷静さ。
 大胆さと繊細さ。
 真っ直ぐさと思慮深さ。
 天然的思考と計算的思考。
 飄々さと誠実さ。
 優しさと厳しさ。

 相反する多くの要素を絶妙なバランスで内包している、それが『幸平 創真』。




 これは、『ソーマ』がアニメ化されると知った時から私が最も懸念していた事でした。
 果たしてアニメ制作スタッフの方々は、創真のキャラクターを理解してくださるだろうかという事を。
 前述した通り、大変絶妙なバランスで成り立っている創真のキャラクター性。
 だからこそ、ほんの少しでも下手に創真に手を加えたら、大きくそのバランスが崩れてしまうと思うんです。
 ましてや創真は主人公。
 この作品の中心であり、世界観そのものです。

 このアニメは
キャラクターが本当に大切に扱われていて、毎回とても感謝しながら視聴しています。
 これほど素晴らしいアニメにしてもらえて、とっても幸せな事だとも。

 でも、御免なさい。


 


創真には
手を出さないでください。

 

 

 


 少なくとも、絶対的な自信を持って「これが幸平創真だ!!」と断言できない限りは。










 ちなみに、
今回の絵コンテは第3話の方が手掛けてくださった模様。
 あ゛~~~~~。どおりで。