さて、今回の東京遠征におけるメインイベント、Y&Tの『Midnight In Tokyo Tour 2017』を観戦すべく、時間がなかったのでジュクでの盤漁りはあきらめ15時頃川崎クラブチッタに赴いた。
グッズの先行販売はすでに開始されていると、先に現地入りしてたじょにい氏からメールで連絡があったので少しあせった。
チッタに着いてすぐに物販の行列に並ぶも、2種のTシャツの内、Mean Streakデザインの方のTシャツはすぐに完売。でもどうしても欲しかったので後日再プレス発送ということで、注文しておいた。
チッタモア会員であるじょにい氏の後輩さんにとってもらったので、整理番号は10番という良番。最前列に余裕で行けたが、にわかなので私は一歩下がっておいた。
それにしても、Y&Tなどという、80年初期のオールドスクールタイプの正統派ヘヴィメタルバンドのワンマンライブなんて、今まで行ったことがあっただろうか?う~ん、今振り返ってみても思い当たらないな。
今回のY&Tのジャパンツアー、前日は1st『EARTHSHAKER』の完全再現を踏まえてのベストヒット的セトリに対し、私の観た2日目は、オールタイムベスト的な演目となっていて、ベストくらいしか聴いてなかったにわかな私にとってまさにうってつけのプログラム。
しかもその日のライブは、会場にカメラが入っており、日本での初のビデオシューティングライブ。そう、この日の記録はDVD化されるのである!
そんなものに、にわかの私が映ってもいいのかと、少し恐縮の思いで初のY&Tライブに臨んだ。
オープニングは『EARTHSHAKER』からの1曲目「Hungry For Rock」で、まったりとライブがスタート。
初めてみるY&Tのライブは、なるほど、齢60歳を過ぎてるのに、このデイヴ・メニケッティの歌唱力と熱いメタル魂は真に迫るものを感じた。
まさに「人間国宝」!じょにい氏が熱中するわけだ。
ただ、キラーチューン「Hurricane」の時、デイヴの歌が若干苦しそうに見えたことは否めなかった。前日のライブも目撃してたじょにい氏もライブ前、3年前は余裕綽々で歌えてたのに今回は若干の衰えがあったと語っていた。
まぁ初めて観る私からしたら、やたら声を張り上げる80年初期のメタルチューンをあの歳でこれだけ歌えるのは凄いとしか言いようがないのだが。
今日のデイブヤバいんじゃないかと思ったのは、今ジャパンツアーのメイン曲であったろう「Midnight In Tokyo」が演奏された時。
いや、私自身演奏中はもの凄く熱くなっていて、サビの部分を合唱できて悦に浸っていたのだが、演奏が終わったあと、デイヴがかなり咳込んでいて苦しそうにしており、客席になにか不調を詫びるようなMCが入り、また「Midnight~」の冒頭の独唱から歌い出した時、何事?と首をかしげてしまった。
そう、なんとまさかの「Midnight In Tokyo」丸々演りなおしである!
そうかー、今日の映像DVD化されるからなー、デイヴとしてはこのままでは気が済まなかったんだろう。
男の意地というやつか、真面目な人なんだろうな。
ただ、2回目もそれほどデキは良くならず、後半息切れぎみというか、まぁ私のテンションもすっかり冷めてしまっていたのは仕方がない。それでもファンはそれなりに盛り上げていたと思う。だって盛り上げるしかないもんな。
その後もデイヴは熱いパフォーマンスを繰り広げてくれたが、演奏が終わる度に咳込んでかなり苦しそうだった。シールドが刺さってないのに気づかずギターを弾いていたりもしてた。
途中でスタッフがマグカップを持ってきてた。のど薬か強壮剤かなんかが入っていたのだろう。
ただ、そんなベストコンディションとは言い難い今回のライブでも、にわかの私のメタル魂を熱くさせてくれる場面は随所に見受けられた。
今回特にテンションがマックスになったのが、アンコールで「Rescue Me」、「Forever」が演奏された後であった。
客電が点きBGMも流れ出し、本来ならこれで全プログラム終了で、私の前にいた最前列の客も含め、大半が会場を去っていった。
しかし、残ったファンはしつこくアンコールをし続けている。私ももう多分ないだろうと思いつつも、ひょっとしたらということで拍手を続けていた。
すると、しばらくして手ブラでデイヴがステージに登場!
感慨深げに謝辞の言葉なんかを述べていたのだが、客席のあちこちから「オープン・ファイヤー!!」とのコールが沸き、他のメンバーも登場してスタッフが楽器を持ってきた。
そう、ここに予定外のマジのアンコールが実現したのである!
曲はもちろん「Open Fire」。この曲は前日も演奏されなかったそうだ。
いや、まさにプレミアムな場に立ち会えたわけである。
私はもちろん最前列で、日頃やり慣れていないフィストバンギンで大いに盛り上がったことは言うまでもない。
その後も、デイヴはせっかくだからという感じでメンバーと話し合い、さらに2曲演奏してくれて会場を後にした。
ライブは17時に始まったが、会場出たら20時を回っていた。
その後、サイン会に当たったじょにい氏の知り合いの話によると、その日デイヴはサイン会に現れなかったそうだ。
ライブ後デイヴはもう歩けないくらい疲労困憊状態だったという。
ラストアンコール3曲は、本当にギリギリの力を振り絞って演ってくれていたのだ。
私は見事にハズれた。
デイヴええヤツ過ぎるやろ!
Y&Tファンはなんて幸せ者なんだ。
いやー、デイヴの熱いメタル魂と、長年のファンの思いに応えようとする実直さ、真摯さを間近で感じれた、本当にいいライブだった。
ただ、現在私は風邪をこじらせている。
東京から帰った翌日から症状が出始めた。
これはデイヴに風邪うつされたんだと考えるほかない。
今日の1曲:『Midnight in Tokyo』/ Y&T
グッズの先行販売はすでに開始されていると、先に現地入りしてたじょにい氏からメールで連絡があったので少しあせった。
チッタに着いてすぐに物販の行列に並ぶも、2種のTシャツの内、Mean Streakデザインの方のTシャツはすぐに完売。でもどうしても欲しかったので後日再プレス発送ということで、注文しておいた。
チッタモア会員であるじょにい氏の後輩さんにとってもらったので、整理番号は10番という良番。最前列に余裕で行けたが、にわかなので私は一歩下がっておいた。
それにしても、Y&Tなどという、80年初期のオールドスクールタイプの正統派ヘヴィメタルバンドのワンマンライブなんて、今まで行ったことがあっただろうか?う~ん、今振り返ってみても思い当たらないな。
今回のY&Tのジャパンツアー、前日は1st『EARTHSHAKER』の完全再現を踏まえてのベストヒット的セトリに対し、私の観た2日目は、オールタイムベスト的な演目となっていて、ベストくらいしか聴いてなかったにわかな私にとってまさにうってつけのプログラム。
しかもその日のライブは、会場にカメラが入っており、日本での初のビデオシューティングライブ。そう、この日の記録はDVD化されるのである!
そんなものに、にわかの私が映ってもいいのかと、少し恐縮の思いで初のY&Tライブに臨んだ。
オープニングは『EARTHSHAKER』からの1曲目「Hungry For Rock」で、まったりとライブがスタート。
初めてみるY&Tのライブは、なるほど、齢60歳を過ぎてるのに、このデイヴ・メニケッティの歌唱力と熱いメタル魂は真に迫るものを感じた。
まさに「人間国宝」!じょにい氏が熱中するわけだ。
ただ、キラーチューン「Hurricane」の時、デイヴの歌が若干苦しそうに見えたことは否めなかった。前日のライブも目撃してたじょにい氏もライブ前、3年前は余裕綽々で歌えてたのに今回は若干の衰えがあったと語っていた。
まぁ初めて観る私からしたら、やたら声を張り上げる80年初期のメタルチューンをあの歳でこれだけ歌えるのは凄いとしか言いようがないのだが。
今日のデイブヤバいんじゃないかと思ったのは、今ジャパンツアーのメイン曲であったろう「Midnight In Tokyo」が演奏された時。
いや、私自身演奏中はもの凄く熱くなっていて、サビの部分を合唱できて悦に浸っていたのだが、演奏が終わったあと、デイヴがかなり咳込んでいて苦しそうにしており、客席になにか不調を詫びるようなMCが入り、また「Midnight~」の冒頭の独唱から歌い出した時、何事?と首をかしげてしまった。
そう、なんとまさかの「Midnight In Tokyo」丸々演りなおしである!
そうかー、今日の映像DVD化されるからなー、デイヴとしてはこのままでは気が済まなかったんだろう。
男の意地というやつか、真面目な人なんだろうな。
ただ、2回目もそれほどデキは良くならず、後半息切れぎみというか、まぁ私のテンションもすっかり冷めてしまっていたのは仕方がない。それでもファンはそれなりに盛り上げていたと思う。だって盛り上げるしかないもんな。
その後もデイヴは熱いパフォーマンスを繰り広げてくれたが、演奏が終わる度に咳込んでかなり苦しそうだった。シールドが刺さってないのに気づかずギターを弾いていたりもしてた。
途中でスタッフがマグカップを持ってきてた。のど薬か強壮剤かなんかが入っていたのだろう。
ただ、そんなベストコンディションとは言い難い今回のライブでも、にわかの私のメタル魂を熱くさせてくれる場面は随所に見受けられた。
今回特にテンションがマックスになったのが、アンコールで「Rescue Me」、「Forever」が演奏された後であった。
客電が点きBGMも流れ出し、本来ならこれで全プログラム終了で、私の前にいた最前列の客も含め、大半が会場を去っていった。
しかし、残ったファンはしつこくアンコールをし続けている。私ももう多分ないだろうと思いつつも、ひょっとしたらということで拍手を続けていた。
すると、しばらくして手ブラでデイヴがステージに登場!
感慨深げに謝辞の言葉なんかを述べていたのだが、客席のあちこちから「オープン・ファイヤー!!」とのコールが沸き、他のメンバーも登場してスタッフが楽器を持ってきた。
そう、ここに予定外のマジのアンコールが実現したのである!
曲はもちろん「Open Fire」。この曲は前日も演奏されなかったそうだ。
いや、まさにプレミアムな場に立ち会えたわけである。
私はもちろん最前列で、日頃やり慣れていないフィストバンギンで大いに盛り上がったことは言うまでもない。
その後も、デイヴはせっかくだからという感じでメンバーと話し合い、さらに2曲演奏してくれて会場を後にした。
ライブは17時に始まったが、会場出たら20時を回っていた。
その後、サイン会に当たったじょにい氏の知り合いの話によると、その日デイヴはサイン会に現れなかったそうだ。
ライブ後デイヴはもう歩けないくらい疲労困憊状態だったという。
ラストアンコール3曲は、本当にギリギリの力を振り絞って演ってくれていたのだ。
私は見事にハズれた。
デイヴええヤツ過ぎるやろ!
Y&Tファンはなんて幸せ者なんだ。
いやー、デイヴの熱いメタル魂と、長年のファンの思いに応えようとする実直さ、真摯さを間近で感じれた、本当にいいライブだった。
ただ、現在私は風邪をこじらせている。
東京から帰った翌日から症状が出始めた。
これはデイヴに風邪うつされたんだと考えるほかない。
今日の1曲:『Midnight in Tokyo』/ Y&T