本日は、80年代初頭の黎明期から、TROUBLE、The Skullなどで活躍したドゥームメタル界屈指の名ヴォーカリスト、エリック・ワグナーの一周忌。
昨年2021年の夏、エリックは忌むべき新型コロナウイルスに感染し、肺炎をこじらせ、そのまま帰らぬ人となってしまった。享年62歳。
昨年の8月までThe Skullでライブを演っていたらしく、活動中での急逝ということなのだろう。
まぁエリックは筋金入りのジャンキーで見るからに不健康そうだったので、コロナにかかったらタダでは済まんだろうなぁという懸念はあった。
私は不覚にもこの悲しいニュースを今年に入ってから知るという。
約5ヶ月遅れでひとりで「ええーーっ!!」ってショック受けてた。
で、一周忌の今日の日を機会にエリックを追悼する運びとなってしまったことをご了承下さい。
The Skullに関しては一枚も所持してないんだが(まぁTROUBLEの延長線的なバンドやろうけど)、TROUBLEはドゥーム系の中では一番と言ってもいいくらい大好きなメタルバンドで、エリックが2007年まで在籍していたアルバムは大体所持している。
カテドラルの連中や、Foo Fightersのデイヴ・グロールなんかもかなり影響を受けたとか。
TROUBLEはリフもカッコいいけど、なんといっても低音とハスキーな高音を使い分ける不安定気味なエリックのヴォーカリゼーションが魅力。
昔いきつけの大阪のメタルバーで、やたら業界に詳しいバンドマンの客がたまたま隣に座っていて、その人から「ドゥーム系で好きなバンドは何?」なんて質問をされて、正直ドゥーム系メタルバンドはそんなに知ってるわけではなかったんだが、なんとなしに「TROUBLE」と答えたら、「TROUBLE知ってはるの!!」とめちゃくちゃ感激されて、彼が組んでるドゥームメタルバンドに入らないかと激しく勧誘され、丁重にお断りした思い出がある。
まぁTROUBLEは日本のメタルシーンではあまり人気がないので、一度も来日が叶わずずっと歯がゆい思いを抱いていた。
大学の時、一緒にバンド組んでたやつらに一番ポップな『Manic Frustration』を聴かせてもまったく無反応という苦い思い出もある。
ヴォーカルのやつはガンズ大好き人間だったけど、エリックのヴォーカルスタイルは、割とアクセル・ローズと系統が似ていると思うんやけどなぁ。
そして、エリックの遺作となったソロ・アルバム『IN THE LONELY LIGHT OF MOURNING』が、今年3月にリリースされた。
まぁどうせトラブルの延長線的な内容だろうと想像はつくが、もうこれは香典がわりに購入するしかないだろう。
レコーディングメンバーには、元TROUBLEのロン・ホルツナー(b)、チャック・ロビンソン(g)、デイヴ・スナイダー(d)らが参加しているほか(まぁやっぱり殆どTROUBLEのアルバムみたいなもん)、元PENTAGRAMのヴィクター・グリフィン(g)がタイトル曲のソロを弾いているとか。
全8曲、全体的に意外と充実した湿っぽさ満開の内容で、まぁTROUBLEファンなら納得の出来かと思われる。
エリックのヴォーカルも、多少の衰えは感じさせるものの、高音域の声もちゃんと出ており、この齢まで十分安定感のある歌声を保っていたことがわかる。
多少の音痴さはまぁ昔からだし、そのB級グルメ感がエリックの味であり魅力でもある。
一度でいいから、生でライブをみたかった。
R.I.P. Eric Wagner.
昨年2021年の夏、エリックは忌むべき新型コロナウイルスに感染し、肺炎をこじらせ、そのまま帰らぬ人となってしまった。享年62歳。
昨年の8月までThe Skullでライブを演っていたらしく、活動中での急逝ということなのだろう。
まぁエリックは筋金入りのジャンキーで見るからに不健康そうだったので、コロナにかかったらタダでは済まんだろうなぁという懸念はあった。
私は不覚にもこの悲しいニュースを今年に入ってから知るという。
約5ヶ月遅れでひとりで「ええーーっ!!」ってショック受けてた。
で、一周忌の今日の日を機会にエリックを追悼する運びとなってしまったことをご了承下さい。
The Skullに関しては一枚も所持してないんだが(まぁTROUBLEの延長線的なバンドやろうけど)、TROUBLEはドゥーム系の中では一番と言ってもいいくらい大好きなメタルバンドで、エリックが2007年まで在籍していたアルバムは大体所持している。
カテドラルの連中や、Foo Fightersのデイヴ・グロールなんかもかなり影響を受けたとか。
TROUBLEはリフもカッコいいけど、なんといっても低音とハスキーな高音を使い分ける不安定気味なエリックのヴォーカリゼーションが魅力。
昔いきつけの大阪のメタルバーで、やたら業界に詳しいバンドマンの客がたまたま隣に座っていて、その人から「ドゥーム系で好きなバンドは何?」なんて質問をされて、正直ドゥーム系メタルバンドはそんなに知ってるわけではなかったんだが、なんとなしに「TROUBLE」と答えたら、「TROUBLE知ってはるの!!」とめちゃくちゃ感激されて、彼が組んでるドゥームメタルバンドに入らないかと激しく勧誘され、丁重にお断りした思い出がある。
まぁTROUBLEは日本のメタルシーンではあまり人気がないので、一度も来日が叶わずずっと歯がゆい思いを抱いていた。
大学の時、一緒にバンド組んでたやつらに一番ポップな『Manic Frustration』を聴かせてもまったく無反応という苦い思い出もある。
ヴォーカルのやつはガンズ大好き人間だったけど、エリックのヴォーカルスタイルは、割とアクセル・ローズと系統が似ていると思うんやけどなぁ。
そして、エリックの遺作となったソロ・アルバム『IN THE LONELY LIGHT OF MOURNING』が、今年3月にリリースされた。
まぁどうせトラブルの延長線的な内容だろうと想像はつくが、もうこれは香典がわりに購入するしかないだろう。
レコーディングメンバーには、元TROUBLEのロン・ホルツナー(b)、チャック・ロビンソン(g)、デイヴ・スナイダー(d)らが参加しているほか(まぁやっぱり殆どTROUBLEのアルバムみたいなもん)、元PENTAGRAMのヴィクター・グリフィン(g)がタイトル曲のソロを弾いているとか。
全8曲、全体的に意外と充実した湿っぽさ満開の内容で、まぁTROUBLEファンなら納得の出来かと思われる。
エリックのヴォーカルも、多少の衰えは感じさせるものの、高音域の声もちゃんと出ており、この齢まで十分安定感のある歌声を保っていたことがわかる。
多少の音痴さはまぁ昔からだし、そのB級グルメ感がエリックの味であり魅力でもある。
一度でいいから、生でライブをみたかった。
R.I.P. Eric Wagner.