AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

お~寒トワイライト

2006年11月30日 | 晒しな!日記
いや~秋もすっかり深まりましたね~
こんな季節は車に乗ってCATHEDRALの“AUTUMN TWILIGHT”でも聴きながら山の麓まで出かけていって秋の紅葉でも楽しみに行コウヨウ~。
お寒い?
まぁ11月も今日で終わりですからね~、LONG COLD WINTER到来です。

木枯らしに舞う冬の声~ 季節外れに咲いた花~♪

Coccoの紅白出場もガセネタだったようで・・・
大いにはしゃいだ全国のCoccoファンはバカを見たわけで・・・
いろんな意味で寒いですな~

今日の1曲:『手の鳴るほうへ』/ Cocco
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STEP ON IT!!

2006年11月27日 | コンサート
昨夜は、ブラジル人のロブのバンドが出演する難波ROCKETSのスラッシュイベントを観に行ってきた。
ただ、今回は義理で参加したわけではなく、実はお目当てのバンドがちゃんといたのだ。
そう、日本の元祖スラッシュメタルバンド、OUTRAGEである。

ライブ前にメンバーさんらがライブハウスの外で談笑してはったので、持参してきたCD『IT'S PACKED』のパッケージにサインしてもらった。ベースの安井氏が「懐かしいCDやなぁ~」とかいうてはりました。いまだ衰えぬ筋肉隆々のボディがすごい。
私は厚かましくも「今日はこのCDからやって下さい。」といって、裏ジャケにクレジットされている“STEP ON IT”を指差すと、ギターの阿部氏は「考えとくわ」とそっけなく言って去っていかれた。

本イベントでは、女の子がドラム叩いているRIGOR MORTISというバンドがクランチーなリフが効いていてかなり印象深かった。

RIGOR MORTIS


そして大トリのOUTRAGEの登場。現在は橋本氏が抜けて3人編成で、安井氏がヴォーカルを兼任している。
初期の曲は全く演奏されず、全然あずかり知らん曲ばかりで正直全くのれなかった。
昔のOUTRAGEはそこにはなかった(といっても、私自身『FINAL DAY』以降の作品を聴いてない)。
なんかブラックサバスをコアなロックンロール調にした感じになっており、もはやスラッシュ魂みたいなものはほとんど感じられなかった。
もう過去は過去として、彼らは今3人で出来うるロックをやっているのだろうなぁ~と、少し寂しい気持ちになった。
つーか、かつて一世を風靡したバンドが、こんな集客率の悪い小規模なメタルイベントに参加してまで、細々と活動を続けている現在の状況を不憫に思った。

ところが!アンコールの時に思いがけないことが起こった。
ドラムの丹下氏がリクエストを促してきたので、客席からは「メガロマニア!!」という声が圧倒的だった中、私はひとり「OUT OF CONTROL!(“UNDER CONTROL OF LAW”の間違い)」と叫んでて、かなり浮いてしまっていた。
すると阿部氏が「さっきライブ前に“STEP ON IT”やってくれって言ってた子いる?」と、さっきの私とのやり取りを覚えてくれており、おおはしゃぎで両腕を挙げて「ここにおります」とアピール!
「じゃあ今日はこの曲を君に捧げよう」といって“STEP ON IT”をかましてくれはった!!

いやもう、感謝感激!こんなことってあるんですねぇ。
いい思い出となりました。
アウトレイジありがとう。



今日の1曲:『UNDER CONTROL OF LAW』/ OUTRAGE
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ダライ・ラマの本

2006年11月25日 | 本わか図書室
皆さんはダライ・ラマ猊下法王14世テンジン・ギャツォを知ってはりますか?

1935年、チベット東北部アムド地方に生まれ、2歳のとき先代13世の生まれ変わりと認められ、ダライ・ラマ14世となる。1949年の中国のチベット侵略に伴い、15歳で国家最高指導者となり、1959年に亡命しインドのダラムサラにチベット亡命政府を樹立。1989年にノーベル平和賞を受賞。


実は先月来日されており11月12日まで滞在し、東京都内や広島県内などで法話などの宗教活動や講演を行なっておられました。
チベット独立の精神的象徴でもある14世猊下を「分裂主義者」と位置付ける中国政府は入国させないよう日本側に求めていたが、“政治活動を行わないことを条件”に政府は入国を認めたとのことらしい。
このことはまず日本のニュースなんかではあまり取り上げられない。というのは、日本政府が中国のご機嫌とりをしているからというのだから情けないというほかない。
中国の圧力に負けてるから、日本の言論の自由指数は世界51位とのことらしい。


まぁ私自身ダライ・ラマやチベットの現状についてはビースティ・ボーイズのアダム・ヤウチが主催した「チベタン・フリーダム・コンサート」を通じてなんとなく知っておったのですが、ブラッド・ピット主演映画『セブン・イヤーズ・イン・チベット』でその経緯は大体把握できた。
中国共産党のチベット人民に対する虐殺行為の程度については、小林よしのりの『新ゴーマニズム宣言 第9巻』に詳しく載っているが、そのあまりの残虐な内容に(例えば年端もいかぬ子供に自分の親を銃殺するよう強要するなど)これがどうかよしのり氏のデタラメもしくは誇張であってほしいと願ってしまうくらいである。


Beastie Boys Clips From " Free Tibet " - 1998



そんな矢先、私の家に一冊の本がころがっていた。どうやら姉が買ってきたらしい。
『抱くことば』というタイトルで、帯に広末涼子の直筆コメント文がプリントされてある。
何の本だと思ったら、ダライ・ラマ14世が「生きる意味・愛・家族・怒り、悲しみ・望み」といったテーマに基づき、シンプルな言葉で綴ったエッセイ集というか名言集みたいな本で、グレート・ザ・歌舞伎町とかいうカメラマンが撮影したダライ・ラマのチャーミングな写真や、チベットの人々の素朴な生活の様子(この平和的なチベットの人々の顔ぶれからは迫害を受けているなんてとても想像がつかないのだが)の写真なども掲載されている30分程度で読める内容のもの。

とにかくダライ・ラマのことばは非常にシンプルなもので、宗教的な押しつけがましさや胡散臭さもなく、日常私たちが生活していて気付かないでいる当然の事柄を的確に述べていらっしゃる。
特に私のような心の狭い人間が読むと、本当に自分の器の小ささを痛感させられる。
とにかくことばのひとつひとつにダライ・ラマのサッパリとした寛大な人柄を窺い知ることができた。

本書の中で非常に印象深かったのが、

「本当の愛と執着を区別しましょう。前者は、理想的にはなんの見返りも期待せず、状況に左右されません。後者は、出来事や感情しだいで変わります。」

ということば。
なるほど、俺が特定のアーティストに対する想いは、愛ではなくて執着なんやな~って思い当たる節がありました。


一昨日インドのホテル前で(なにやら中国の要人が泊まっていたらしい)チベット人が抗議デモを行い、なんと自分の体に火をつけたらしい。
あの、RAGE AGAINST THE MACHINEの1stのジャケットで有名な、サイゴンのティック・クアン・ドゥック師を模倣したのか、とてもバカげた行為だと思うが、人々の関心を集めるという方法としては見事である。




日本人は、チベット自治区の現状にもうちょっと関心を持った方がいいと思う。

今日の1曲:『SHAMBALA』/ BEASTIE BOYS
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じゃずううあ

2006年11月17日 | まったり邦楽
極上MYアミサウンドマシーンUXW-3.1(愛称ブラウ・ブロ)により、私の音楽ライフがより一層ゴージャスになり、気分は毎日NO MUSIC NO LIFE。
やっぱデジタルシステムなので打ち込み系やクラブサウンドなどにその効果を遺憾なく発揮するようだ。ロック系などはリマスター盤ならともかく、いまいちサウンドに迫力が出ない。やっぱロックはアナログな音やないとなぁ~という感じである。
このマシーンに浸っているとなんだか耳が贅沢な音を欲しがり、ヒーリング系やいっちょまえにムードジャズなんかを聴きたくなってきやがるのだ。
そこで最近レンタルしたのがUAとジャズサックス奏者の菊地成孔とのコラボジャズアルバム「cure jazz」

ポピュラーミュージシャンが歌うジャズアルバムというと、私が今まで聴いたことあるのでBjorkの「Gling-Glo」なんかが凄くよかったが、やっぱそれなりの歌手が歌わないとこういうのはなかなかいいデキにはならないだろう。ハスキー且つ透き通るようなクリスタルヴォイスの持ち主でないと。
私的には武田カオリさんやフィオナ・アップルにもこういったジャズアルバムを制作していただくことを強く切望する今日この頃である。
UAはとにかく声が魅力的だったのでこれまで結構レンタルしたりしたが、結局彼女のソロ名義の曲は殆ど好きになれず、NHKでUAが童謡を歌ったうたううあや元ブランキーの浅井健一らとのコラボバンドAJICOなど、他人の曲を歌う作品は結構ハマったりした。

このアルバムはスタンダードなジャズナンバーのカヴァー半分とオリジナル曲半分という構成。
まず#1“Born to be blue”のポロリラン♪というピアノ伴奏だけで、部屋全体を一気にジャジーなムードへと変貌させた。流麗なるサックスと共にUAの可憐なる歌声が響き渡り、もう気分はワイン片手に葉巻はいかが?な気分(どっちも嗜まないけど)。
#2“チュニジアの夜”もかなり私のツボにドンピシャリなアレンジ。これはどっかで聴いた事ある有名なナンバーだな。
それにしてもUAの歌いっぷしが素晴らしいではないか!!思わずタップを踊りたくなるね!
出た!“Over the Rainbow”って、ベタですな~。それにしても10分はひっぱりすぎだろ。ま、悪くはないが。このひっぱり加減が菊地流なのかもしれん。
“夜が明けない星のための音楽”はインプロヴィゼーションな演奏にUAが語り&ハミングという、デジカメかなんかのCM的な雰囲気の曲。
“嘆息的泡”は歌詞が全部漢字だったのでおそらく中国語で歌ったナンバーだろう。う~んジャズな雰囲気にメチャメチャ合うやん!なかなかええ漢字。
タイトルがなんか恥かしい“この街はジャズすぎる”はクリスマスなんかに会いそうな軽やかなジャズナンバーで、菊地氏本人もヴォーカルでUAとデュオっている。
後半はオリジナル曲が多くなってきて少し退屈。私の聴覚の忍耐力も限界に達し、眠気を禁じえなくなってきました。
だいたいジャズアルバムって最後まで聴いてられない。

jazzzzzzzzzzzzz・・・・・・・・・・


今日の1曲:『チュニジアの夜』/ UA X 菊地成孔
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マイアミ・サウンドマシーン 後編

2006年11月04日 | カテゴライズできない
さて家に帰りさっそく商品をひも解き、設置作業に取り掛かったのだが、本体(サブウーファー)がデカい!!私の狭い部屋にはこいつを置く余地は微塵も残されてはいなかった。のでとりあえずコンポのスピーカーの上に仮置きすることにした。
配線を適当に差込み、センタスピーカーをカーテンレールの上に、サラウンドスピーカーをその辺の本棚に置いていよいよ音源を流す段階に入った。

みせてもらおうか、ONKYOのデジタルシアターシステムの性能とやらを。

まず最初に私が最近作ったプログレ特集のMD(ほとんどクリムゾンの曲だが)を試してみたのだが、もう感動的だった!!
なんというサラウンド性・・・ONKYOのモビルスーツはバケモノか!?
とにかくものすごい音場感である!!
センタースピーカーを頭上に置いた事により、そこから発信される音は部屋全体に行き渡り、もう私の頭の周りでグルグルと響き渡るのである。説明書を読むと、設置したスピーカーから聴く位置までの距離をDistanceボタンとやらで設定できる仕組みになっているのだ。
そして左右のサラウンドスピーカーから発せられる木目細かな音も実にクリアで素晴らしい。特にクリムゾンの『太陽と戦慄』からの名曲“Easy Money”なんかを聴いてみると、あのジェイミーが自由奔放に打ち鳴らすパーカッションの不埒な音色を余すことなく体感できてもう感無量であった。
さっきこの機器にモビルスーツという表記をしたが、これはもうサイコミュ・システムを導入したモビルアーマーと呼ぶべきだろう。
いくらモスク・ハン博士によりマグネット・コーティング・システムを施されたガンダムを操るアムロ・レイとて、このサウンド・オールレンジ攻撃を喰らったらひとたまりもないであろう。

サラウンドモードにはDVDなどで映画を楽しむDOLBY DIGITALモードなんかもありますが、今のところ音楽鑑賞を楽しんでいるだけなので「オーケストラ」、「アンプラグド」、「スタジオ・ミックス・モード」と色々あるのだが、私はBGM用の「オール・チャンネル・システム」というモードが一番シックリきた。
あと、左右中央のスピーカーの音のレベルを自在に変えたり、音距離を調整したりと、操作側はまるで木星帰りのシャリア・ブルの気分に浸れることができる。
私のニュータイプとしての覚醒も近い将来なんじゃないだろうか?

今日の1曲:『放浪者』/ KING CRIMSON
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マイアミ・サウンドマシーン 前編

2006年11月03日 | カテゴライズできない
仕事の帰りに何を思ったかジョーシンにフラっと立ち寄って、ポケ~とオーディオコーナーを閲覧しておると「おっ」と私の目を引く物体があった。
私の部屋のONKYO(オンキヨーと読む)のコンポと連動可能のデジタルシアターシステム機「UXW-3.1」の展示品が、19000円という定価の約半額の値段で売りさばかれていたのである。

日頃常々「スピーカーの拡張機が欲しいな~」とおぼろげながら思っていて、というのは、近年なぜか家での音楽鑑賞が楽しめなくなっており、その原因はやはりスピーカーの配置にあるのだとはたと気付いたからである。
中古CD屋や雑貨屋に入ると「おっこの曲ええやん」とよく思うことがあるのだが、それはやはり音響設備が整っており、だいたいスピーカーが人より上の位置にあることによって生み出される空間的なマジックにより、その音楽がよりいっそう良く聞こえたりするようなのである。
私も中学時代よく通っていた京都のメタル専門中古屋アビスレコードでかかっている曲に感じうるものがあると店員に「今かかってるの何?」と訊ね、その場でそのCDを即買いしてしまうことがよくあった。そして家のデッキで聴くと「あれ?こんなショボかったっけ?」という経験をよくしたものである。

この商品はまさに私にうってつけの商品で、小型スピーカーに少しえぐれたような傷があるのが気になったが、まぁせっかく音楽を聴く事を趣味としているのだし、この際サウンド環境くらいは設備投資しておこうではないかと商品購入の決意を固めたのだが、あいにく財布には数千円しか持ち合わせがなかったので店員に「また来るわ」と告げ、ケータイ会社のポケットティッシュを数個鷲掴んでジョーシンを後にした。

その後お手頃価格なCDでもないかいなとブックオフに立ち寄ったついで、隣接しているハードオフのオーディオコーナーをなんとなく徘徊していると、ある商品が私の目に飛び込んできて愕然としてしまった!
「これはデジャヴか?!」と。

奇遇にもさっきジョーシンで見たばかりの「UXW-3.1」と全く同じモノがデーンと商品棚の上に置かれてあるではないか!!
しかも気になるお値段の方は、なななんと8400円という破格の安さ!!
ミラクルである!ジスチニーである!

私はすぐさま店を飛び出し、近くのコンビニのATMで金をおろし、その商品を即買いしたことは言うまでもない。

今日の1曲:『Ocean In Your Eyes』/ Smokey and Miho
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