今年もあと数時間。
今年は色んな節目の年でもありました。
手塚治虫生誕20周年、ガンダム30周年、天皇陛下御在位20周年、人間椅子20周年と・・・
あとエドガー・アラン・ポー生誕200年でもあったんですよね。
ポーといえば、アメリカ最大の文豪と言われ、ラヴクラフトや江戸川乱歩(ペンネームまんまやし)にも多大な影響を与え、探偵推理小説というものを最初に書いた怪奇小説家であり、偉大なる詩人でもありました。
アイアン・メイデンの影響で、中学の時初めて読んだポー作品が『モルグ街の殺人』でした。
今年奇遇にも未読だった『ポオ小説全集 2』をブックオフで発見し、読了。
でも今年日本ではなんかあんまフィーチャリングされてませんでしたよねぇ。
色んな有名人が死んだり、シャブやったりしてそっちの方が盛り上がってたような気がします。
そこで、私自身が様々なベスト5を勝手に選んで今年最後ひとりで大いに盛り上がっちゃえー!なんてむなしい忘年企画を思いつきました。
いいんだいいんだ、年末になると決まって誰もかまってくれないし・・・
よって今年のベストアルバムの発表は来年に持越しです。
~エドガー・アラン・ポー作品ベスト5~
1.『タール博士とヘザー教授の療法』(精神病院もの)
2.『モルグ街の殺人』(探偵推理もの)
3.『ナンタケット島出身のアーサー・ゴードン・ピムの物語』(航海・冒険もの)
4.『不条理の天使』(不条理・ファンダジーもの)
5.『黄金虫』(暗号・探偵もの)
正直ポー作品は小難しい表現が多くてついていかれへんのですが、そんな中でも心底オモロイ!と思ったのが、『タール博士とヘザー教授の療法』。
ドイツ映画『es』的な要素もあり、狂気とユーモアが絶妙に入り混じる大ドンデン返しな結末が最高。
『ナンタケット島出身のアーサー・ゴードン・ピムの物語』は大きく2部に分けられていて、前半は難破船もの。飢餓に喘ぐ男どもの理性と狂気が葛藤する極限状態がリアルに描かれている。ついには人肉供食までに・・・
後半は大航海もので、人跡未踏の地で未開の人間どもに出くわし、そこでテケリ・リ!テケリ・リ!
~手塚治虫作品ベスト5~
1.『陽だまりの樹』(幕末・医学)
2.『きりひと賛歌』(医学サスペンス・フリークス・白い巨塔)
3.『アドルフに告ぐ』(ナチス・サスペンス)
4.『火の鳥』(SF日本史・輪廻転生)
5.『奇子』(戦後・斜陽族・近親相姦・下山事件)
今年TBSで『JIN-仁-』っていう幕末SFドラマが人気になってたけど、最初の2~3話ほど拝見して、綾瀬はるかのかわいらしさ、大沢たかおの変わらぬ大根ぶりはいいとして、蘭方医と漢方医の対立や、コロリ大流行のくだり、緒方洪庵先生登場など、手塚治虫先生の幕末漫画『陽だまりの樹』を思い浮かべずにはいられませんでした。ま、ゲスの勘繰りは控えますけど。
てゆーか幕末ゆーたら二言目には龍馬龍馬とはしゃぐ輩が多いけど、私に言わせたら三百坂の伊武谷万ニ郎を知らずして幕末を語るなぞ笑止千万!
彼こそ激動の幕末を駆け抜けた男の中の男!侍の中の侍!(融通が利かんのがたまにキズだけど)
「歴史にも書かれねえで死んでった立派な人間がゴマンと居るんだ」と、西郷どんに言い放ったのはもうひとりの主人公である若き蘭方医、手塚良庵(後に良仙)。
ちなみに彼は手塚治虫の三代先のご先祖であったりする。
~人間椅子作品ベスト5~
1.『人間失格』(1st)
2.『踊る一寸法師』(5th)
3.『黄金の夜明け』(3rd)
4.『頽廃芸術展』(7th)
5.『三悪道中膝栗毛』(12th)
椅子作品はどれも甲乙付け難いが、1stの確信犯的な古ぼけた音像は正に神!歌詞カードは昔の方が凝っててよかった。
偶然にも全歴代ドラマー参加作品万遍なく選出されたが、それぞれの時代にいい味がある。
人間椅子 will never die!!
~ガンダム名言ベスト5~
1.「スレッガーさんかい?早い、早いよ」(カイ・シデン)
2.「やらせはせん!やらせはせんぞー!!」(ドズル・ザビ)
3.「あれは、いいものだ!!」(マ・クベ)
4.「このチベを木馬のどてっ腹にぶつけーい!」(コンスコン)
5.「男冥利につきるってもんだぞ」(ジオン兵)
断末魔の叫びが多くなってしまったな。死を前にした男のセリフはカッコいい!
よいお年を
今日の1曲:『モルグ街の殺人』/ IRON MAIDEN
今年は色んな節目の年でもありました。
手塚治虫生誕20周年、ガンダム30周年、天皇陛下御在位20周年、人間椅子20周年と・・・
あとエドガー・アラン・ポー生誕200年でもあったんですよね。
ポーといえば、アメリカ最大の文豪と言われ、ラヴクラフトや江戸川乱歩(ペンネームまんまやし)にも多大な影響を与え、探偵推理小説というものを最初に書いた怪奇小説家であり、偉大なる詩人でもありました。
アイアン・メイデンの影響で、中学の時初めて読んだポー作品が『モルグ街の殺人』でした。
今年奇遇にも未読だった『ポオ小説全集 2』をブックオフで発見し、読了。
でも今年日本ではなんかあんまフィーチャリングされてませんでしたよねぇ。
色んな有名人が死んだり、シャブやったりしてそっちの方が盛り上がってたような気がします。
そこで、私自身が様々なベスト5を勝手に選んで今年最後ひとりで大いに盛り上がっちゃえー!なんてむなしい忘年企画を思いつきました。
いいんだいいんだ、年末になると決まって誰もかまってくれないし・・・
よって今年のベストアルバムの発表は来年に持越しです。
~エドガー・アラン・ポー作品ベスト5~
1.『タール博士とヘザー教授の療法』(精神病院もの)
2.『モルグ街の殺人』(探偵推理もの)
3.『ナンタケット島出身のアーサー・ゴードン・ピムの物語』(航海・冒険もの)
4.『不条理の天使』(不条理・ファンダジーもの)
5.『黄金虫』(暗号・探偵もの)
正直ポー作品は小難しい表現が多くてついていかれへんのですが、そんな中でも心底オモロイ!と思ったのが、『タール博士とヘザー教授の療法』。
ドイツ映画『es』的な要素もあり、狂気とユーモアが絶妙に入り混じる大ドンデン返しな結末が最高。
『ナンタケット島出身のアーサー・ゴードン・ピムの物語』は大きく2部に分けられていて、前半は難破船もの。飢餓に喘ぐ男どもの理性と狂気が葛藤する極限状態がリアルに描かれている。ついには人肉供食までに・・・
後半は大航海もので、人跡未踏の地で未開の人間どもに出くわし、そこでテケリ・リ!テケリ・リ!
~手塚治虫作品ベスト5~
1.『陽だまりの樹』(幕末・医学)
2.『きりひと賛歌』(医学サスペンス・フリークス・白い巨塔)
3.『アドルフに告ぐ』(ナチス・サスペンス)
4.『火の鳥』(SF日本史・輪廻転生)
5.『奇子』(戦後・斜陽族・近親相姦・下山事件)
今年TBSで『JIN-仁-』っていう幕末SFドラマが人気になってたけど、最初の2~3話ほど拝見して、綾瀬はるかのかわいらしさ、大沢たかおの変わらぬ大根ぶりはいいとして、蘭方医と漢方医の対立や、コロリ大流行のくだり、緒方洪庵先生登場など、手塚治虫先生の幕末漫画『陽だまりの樹』を思い浮かべずにはいられませんでした。ま、ゲスの勘繰りは控えますけど。
てゆーか幕末ゆーたら二言目には龍馬龍馬とはしゃぐ輩が多いけど、私に言わせたら三百坂の伊武谷万ニ郎を知らずして幕末を語るなぞ笑止千万!
彼こそ激動の幕末を駆け抜けた男の中の男!侍の中の侍!(融通が利かんのがたまにキズだけど)
「歴史にも書かれねえで死んでった立派な人間がゴマンと居るんだ」と、西郷どんに言い放ったのはもうひとりの主人公である若き蘭方医、手塚良庵(後に良仙)。
ちなみに彼は手塚治虫の三代先のご先祖であったりする。
~人間椅子作品ベスト5~
1.『人間失格』(1st)
2.『踊る一寸法師』(5th)
3.『黄金の夜明け』(3rd)
4.『頽廃芸術展』(7th)
5.『三悪道中膝栗毛』(12th)
椅子作品はどれも甲乙付け難いが、1stの確信犯的な古ぼけた音像は正に神!歌詞カードは昔の方が凝っててよかった。
偶然にも全歴代ドラマー参加作品万遍なく選出されたが、それぞれの時代にいい味がある。
人間椅子 will never die!!
~ガンダム名言ベスト5~
1.「スレッガーさんかい?早い、早いよ」(カイ・シデン)
2.「やらせはせん!やらせはせんぞー!!」(ドズル・ザビ)
3.「あれは、いいものだ!!」(マ・クベ)
4.「このチベを木馬のどてっ腹にぶつけーい!」(コンスコン)
5.「男冥利につきるってもんだぞ」(ジオン兵)
断末魔の叫びが多くなってしまったな。死を前にした男のセリフはカッコいい!
よいお年を
今日の1曲:『モルグ街の殺人』/ IRON MAIDEN