コカコーラ500mlに100円マックのいずれかが当たる無料引換券が付いていたので、購入してラベルをめくってみると、コカコーラSでズッこけた。
200円だからと久々に食ったビッグマックは相変わらずスカスカでマズいし(レタスはボロボロこぼれるし)。
ところで、あの体育の日以来、私の中でまたプログレブームみたいな波がやってきて、長年放置してきた四天王以外のプログレCDなんかをなにげに聴き返していた。
まぁでも、探求心旺盛な若い時期に聴いてもダメだったものは今さら聴き返してみてもやっぱダメで、私にはプログレ嗜好というものが元々乏しかったのだと再認識した。
そんな中、ダリル・ウェイズ・ウルフの1st『CANIS-LUPUS』の後半のインストゥルメンタル群はなかなか私の嗜好に合うものがあった。
ダリル・ウェイズ・ウルフはカーヴド・エアのメンバーであったヴァイオリニスト、ダリル・ウェイが1973年に立ち上げたカルテットバンド。
確かまだプログレ探求心旺盛だった浪人時代に購入したやつだと思うんだが、当時「この妙に軽快な曲調が気に入らないな、特に歌がダセぇわ」つー感想を持ったのが、今回聴き返してみて再び蘇ってきた。
ただ、#5“CADENZA”は当時よりお気に入りだったインストナンバーで、各パートが順々にソロを展開していくこのスリリングな感じがツボだった。
まぁ私がこの作品を購入するに至った動機は、元キング・クリムゾンのイアン・マクドナルドがプロデューサーを務めていたことによるところが大きい。
この作品はイアンとの共同作業的な趣きが強く、#6“無言歌”ではイアンがエレピを弾いているし、幻想的な#7“悲しみのマクドナルド”は、タイトル見てもろたらわかるようにイアン・マクドナルド本人に捧げられたナンバーである。
ひょっとしたら当時私は、『クリムゾン・キングの宮殿』の幻影をこのバンドに追い求めていたのかもしれない。
で、先日2nd『SATURATION POINT(飽和点)』の紙ジャケリマスターSHM-CDがストレンジ・デイズ監修で発売されていることを知り、思わず購入に踏み切ってしまったわけだが。
彼らも自分たちは歌がマズいってことを自覚していたらしく、本作ではシングルカットの#2“二人の姉妹”を除き、全てインストナンバー。ちなみに、本作ではイアン・マクドナルドはいっさい関わっていない。
1曲目からヴァイオリンとギター両者が凄まじいバトルを展開していて、最初はかなりイケてるんじゃないかと思った。
しかし、この人ら確かに演奏力はスゴイのだが、曲作りのセンスがあまり感じられない。ヴァイオリンは流麗さを欠いているし、ギターはかなりの速弾きだがよく聴くと雑。ドラムは手数は多いが引き加減をわきまえてない。
#4のおちょくったようなハミングは、マジでセンスを疑ってしまった。
各パートのバランスも悪く騒々しさだけが鼻につき、これだったら全体的に整合感のあった1stの方がよっぽどマシ。
今日の1曲:『悲しみのマクドナルド』/ Darryl Way's Wolf
200円だからと久々に食ったビッグマックは相変わらずスカスカでマズいし(レタスはボロボロこぼれるし)。
ところで、あの体育の日以来、私の中でまたプログレブームみたいな波がやってきて、長年放置してきた四天王以外のプログレCDなんかをなにげに聴き返していた。
まぁでも、探求心旺盛な若い時期に聴いてもダメだったものは今さら聴き返してみてもやっぱダメで、私にはプログレ嗜好というものが元々乏しかったのだと再認識した。
そんな中、ダリル・ウェイズ・ウルフの1st『CANIS-LUPUS』の後半のインストゥルメンタル群はなかなか私の嗜好に合うものがあった。
ダリル・ウェイズ・ウルフはカーヴド・エアのメンバーであったヴァイオリニスト、ダリル・ウェイが1973年に立ち上げたカルテットバンド。
確かまだプログレ探求心旺盛だった浪人時代に購入したやつだと思うんだが、当時「この妙に軽快な曲調が気に入らないな、特に歌がダセぇわ」つー感想を持ったのが、今回聴き返してみて再び蘇ってきた。
ただ、#5“CADENZA”は当時よりお気に入りだったインストナンバーで、各パートが順々にソロを展開していくこのスリリングな感じがツボだった。
まぁ私がこの作品を購入するに至った動機は、元キング・クリムゾンのイアン・マクドナルドがプロデューサーを務めていたことによるところが大きい。
この作品はイアンとの共同作業的な趣きが強く、#6“無言歌”ではイアンがエレピを弾いているし、幻想的な#7“悲しみのマクドナルド”は、タイトル見てもろたらわかるようにイアン・マクドナルド本人に捧げられたナンバーである。
ひょっとしたら当時私は、『クリムゾン・キングの宮殿』の幻影をこのバンドに追い求めていたのかもしれない。
で、先日2nd『SATURATION POINT(飽和点)』の紙ジャケリマスターSHM-CDがストレンジ・デイズ監修で発売されていることを知り、思わず購入に踏み切ってしまったわけだが。
彼らも自分たちは歌がマズいってことを自覚していたらしく、本作ではシングルカットの#2“二人の姉妹”を除き、全てインストナンバー。ちなみに、本作ではイアン・マクドナルドはいっさい関わっていない。
1曲目からヴァイオリンとギター両者が凄まじいバトルを展開していて、最初はかなりイケてるんじゃないかと思った。
しかし、この人ら確かに演奏力はスゴイのだが、曲作りのセンスがあまり感じられない。ヴァイオリンは流麗さを欠いているし、ギターはかなりの速弾きだがよく聴くと雑。ドラムは手数は多いが引き加減をわきまえてない。
#4のおちょくったようなハミングは、マジでセンスを疑ってしまった。
各パートのバランスも悪く騒々しさだけが鼻につき、これだったら全体的に整合感のあった1stの方がよっぽどマシ。
今日の1曲:『悲しみのマクドナルド』/ Darryl Way's Wolf