AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

プログレの貴公子

2009年05月23日 | プログレッシヴ草稿
前ログのブラッフォード記事でUKについてチト触れたが、奇遇にもUKのキーボード兼ヴァイオリン奏者だったエディ・ジョブソンがUKZなるバンドを結成していて、来月に来日するとの情報を得ました。
http://www.andforest.com/
まぁこのUKZはエイジア復活に影響受けたのか、エディがUKの現代復活版として結成したプログレバンドのようです。
この煽りを受けてUKの過去3作品がリマスターSHM-CD盤で再発だそうです。

メンバーは Eddie Jobson (key/vln) の他、 元クリムゾンのスティック奏者 Trey Gunn (b)、アラン・ホールズワースの再来?ともいわれる程の腕前を持つAlex Machacek (g)、アホかっちゅーくらいバカテクなMarco Minnemann(d)、あとよう知らんけどAaron Lippert (vo)ちゅう人。

ルルイエ異本ログでミネマンについてはなんとなしに触れたが、彼とアレックスに関しては以前から注目していたプレイヤーだったので大変興味をそそられて、一瞬見にいったろうかしらん!と思ったんやけどチケットがべらぼうに高い!!ドリンク代合わせて9000円とな!東京公演は9600円するそうな・・・ひぇ~
確かに超絶プレイヤー揃いだし、UKの代表曲(?)をこの技巧派たちの演奏で聴けるとなると、まぁそのぐらいの値ははるのかもしれない。
しかし今のUKZの楽曲はハッキリいってほとんど興味がない。なんか最近の硬音質クリムゾンみたいやし(トレイの影響か?)、あとヴォーカル、他にもっとおらんかったんかいな?
こんな感じです→「Radiation」/ UK-Z
私はドラゴンボールにしろ、ガンダムにしろ、昔からZモノを好きになったためしがない。

今年1月のニューヨーク公演を観に行った人のレポを発見し、セットリストをみたこところ、私の好きな1stからは“In The Dead of Night”“Alaska”のみで、あとはほぼ「DANGER MONEY」からの選曲。
“Alaska”の後は絶対“Time to Kill”やろが!!この曲でのエディのヴァイオリンソロが秀逸なんやっちゅーの!
あとはUKZの新曲に各プレイヤーのソロとかで、アンコールではなんと“太陽と戦慄Ⅱ”を披露したそうだが(この曲はクリムゾンのライヴ盤「U.S.A.」でエディがヴァイオリンでオーヴァーダブ参加している)、前座のSTICK MENのトニー・レヴィン、パット・マステロットという元クリムゾンメンバーとのジョイントということで特別に演奏されたっぽいので来日公演で演るかどうか甚だ疑わしい。
各プレイヤーのソロとかもかなり見物とは思うが、それでも9000円は高い。
やっぱ行かない方向になりそうだ。7月はIT BITES東京遠征も控えてるしね。

ところで、エディはまだあのクリスタルのエレクトリック・ヴァイオリンを使用してるんやろか?
それだけが気がかりである。



今日の1曲:『Caesar's Palace Blues』/ U.K.
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ブラッフォードと呼ばれて

2009年05月17日 | プログレッシヴ草稿
昨日はロバート・フリップ翁の誕生日でした。
そして、今日はビル・ブラッフォードさんの60歳の誕生日です。
ちなみに本当は“ブルフォード”と発音するんだそうです。

最初にビルのドラムと出会ったのはもう随分昔のことなので、クリムゾンの『太陽と戦慄』だったか、YESの『危機』だったか忘れてしまいました。
初期YESの黄金期ドラマーを務めた後、クリムゾン中期の重要作に参加し、スーパーバンドU.K.の名作『憂国の四士』と、まさにあらゆるプログレッシヴ・ロック・バンドご用達ドラマーとして70年代を渡り歩いたもの凄い功績と経歴の持ち主なんですよね。
渡り鳥つってもコージー・パウエルがサバスとかELPに参加といったものとは全然ワケが違うんですよ!
だって歴史に名を残した名作ばっかに参加してるんですから。

でもそのビルの参加作品の中でも私が最も思い入れ深く、愛聴盤としている作品なのが、BILL BRUFORDのソロ名義で78年にリリースされた『FEELS GOOD TO ME』だったりします。
まぁドラムをやろうと思っていた私がドラム研究の一環としてなんとのうレンタルしてみた作品だったんですが。
ドラ(?)をバックにビルがチューニングキーを指に挟んでポーズをきめている、いかにもソロでっせ的なジャケではありますが、ドラム技中心というより、ビルのソングライターとしての才能が開花した作品といっても過言ではないでしょう。
てゆーか参加メンバーがまた凄くて、EGG、NATIONAL HELTHのKeyで活躍していたデイヴ・スチュワート、ギターには名手アラン・ホールズワース、アメリカ出身の超絶ベーシストのジェフ・バーリンという超豪華ラインナップ。




こんだけのツワモノが揃うと個々の自己主張が激しくなってると思われがちだが、本作では曲の流れというものが重視されていて、とても耳に優しい洗練された音色で、それはまるで各プレイヤーがサロンで会話を楽しむかのような優雅さに溢れている。
制作時期がほぼ一緒だけに、U.K.『憂国の四士』のサウンドにクリソツですが、やはりこちらの方がフュージョン、ジャズ・ロックな要素が強く、アダルトなムードが漂っておりプログレ特有の仰々しさもない。

本作はなんといっても、ビルとジェフの絶妙なリズムセクションが楽しい!
繊細でシャープに刻まれるビルのスリリングなビート、そして弾み心地の良いベース音で自由奔放に這いずり回るジェフの指さばきは凄まじいものがあり、難解なギターを弾いてるアランのギターが気にならないほどの存在感である。特にインストの#8“If You Can'T Stand The Heat...”でのベースワークはマジ神!
4曲のみ参加している女性Voのアネット・ピーコックの適当に語りかけるような掴み所のないクールな歌に抵抗を示す人もいるだろうが、オールインストアルバムを苦手とする私にとっては彼女の歌がこの作品のよいアクセントとなって、まさにFeels Good to Me!

ところでビル・ブラッフォードさん、今年元旦をもって音楽業界から(定年?)引退されてしまわれたんですよね(泣)。
とうとう1度もビルの生演奏姿を見ることが適わなくなって、心残りもいいところさ!
95年のダブル・トリオ期のクリムゾン来日公演を逃したのは本当に痛かった・・・
いや、『Thrak』があんま気に入ってなかったもんで・・・
わが生涯に何片も悔いのあるうちのひとつ。



今日の1曲:『Beelzebub』/ Bill bruford
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ドモアリガト、ミスタープロボット

2009年05月13日 | ♪音楽総合♪
これもヤフオクでげっさ安くで落としました。
元NIRVANAのドラマーであり、現FOO FIGHTERSのG兼Vo(このマルチ野郎!)のデイヴ・グロールが企画したコンピレーションアルバム『PROBOT』。
彼がだいたい曲作って、各楽器も殆どこなしてるんだそうです。
つーかこのアルバムに参加してるヴォーカル陣の面子がすごい!

VENOMのクロノス、MOTORHEADのレミー・キルミスター、SEPULTURAてゆーかSOULFLYのマックス・カヴァレラ、D.R.I.のカート・ブレヒト、C.O.C.のマイク・ディーン、CELTIC FROSTのトーマス・ウォーリアー、CATHEDRALのリー・ドリアン、VOIVODのスネイク、TROUBLEのエリック・ワグナー・・・と、私が大好きな(または好きだった)バンドのヴォーカリストばっかですやん!
と、リリース当時大いに期待してCD屋で視聴してみたのですが「ん?なんかちがうな・・・」と、その時は楽曲アレンジ共に全く共感できず、購入を見送っちまいました。

で、改めてジックリ聴きこんでみたんですが!・・・・・・・やっぱつまんないな。
てゆーかサウンドが全然好みと違んだな。このヘヴィロックみたいな感じが全然馴染めない。
デイヴがそのヴォーカルのイメージに合わせて作ったと思しき曲もあるんだけど、全然ヴォーカリストの特性とかけ離れとんなーっていう曲もけっこうある。
まぁみんな音域が狭く個性でねじ伏せるようなVoばっかりなんで、デイヴの作る曲やモダンなサウンドと合ってないというか、私自身が全然納得いかんのだわ。
FOO FIGHTERS(フジロック97でしかマトモに聴いとらんが)の音楽も全然好みじゃないので、まぁどうしようもないっちゃーないんやけど。
この中ではC.O.C.のマイク・ディーンが歌う“ACCESS BABYLON”が真っ当なハードコア曲で一番ハマってたかな。

まぁあれですよ。本作は私にとってコレクターズアイテムの一品みたいなもんなんですわ。
そう!皆様お気付きのように、一目見ればすぐわかるこの素敵なジャケを手掛けてるのは、我らがVOIVODアウェイ画伯なのですから!
そしてディスクにプリントされた各バンドのロゴマークがたまんないね!
中坊の頃、よくノートや机に描いてて、先生に見つかって「これは何の絵や?」って尋問されては返答に困ったものさ!(心の中では「FUCK OFF AND DIE!!」って叫んでた)


しかしええよな~セレブは。自分の好きなアーティストに自分の作った曲歌わせて、ジャケットまで描いてもらって、こんな企画盤作って商品化できるんだから。贅沢な遊びですよ。
まぁ音楽性はおいといて、デイヴとはルーツがほぼ一緒なので友達としてならめっちゃ気が合うかもな。



今日の1曲:『Happily Ever After』/ Corrosion Of Conformity
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首刈り人 VS ハカイダー

2009年05月10日 | やっぱりメタル!!
EXTREME DOJOで今週の火曜にデストラクションが大阪にやってくるそうで。
私は不参加なんですが、ここでちょっくらVS企画でも。
今回対戦するのは1990年に火花を散らしたあの2作品!

HEADHUNTERの「PARODY OF LIFE」 VS DESTRUCTIONの「CRACKED BRAIN」です。

デストラクションが絶頂期だった1989年、シュミーアがデストラクションから電撃脱退するという、予想だにしなかった悲劇が起こりました。
引き金となったのは、一発屋THE KNACKのポップソング“MY SHARONA”のカヴァーをやるやらないを巡っての実に他愛の無いものでした。
シュミーアはその後、急遽HEADHUNTERという新バンドを立ち上げデストラクションにリベンジを謀ります。
そしてカイ・ハンセンまでも巻き込んでデキあがったのが1st「PARODY OF LIFE」でありました。


まだジャケットデザインもデキあがらない内に、電光石火のごとくCDは日本でもリリースされました。
(発売時はジャケがついておらず、あとから正式ジャケが郵送されてきました。)
デストラクションのニューアルバムより3ヶ月も遅れをとったシュミーアの焦りと並々ならぬ対抗意識が窺い知れるというものです。

ただ、その内容は勢いやアグレッシヴさはあるんだが、かなり普通のメタルに近いサウンドになってて、シュミーア独特のあの雄叫びは聞けるものの、歌い方に妙な色気が出ていて、そこには女々しさすら感じさせるものがあります。
楽曲に“MY SHARONA”のフレーズを皮肉タップリに挿入してきたりと、デストラクションに対しアテつけがましい小細工を仕掛けてるところが哀れでもあり、見苦しくもありました。
シュミーアは中坊の頃から私のアイドル的な存在だったので、この作品を好きになろうと何回も聴きましたが、聴けば聴くほどつまらなくなってきて、なんか脱退した理由が理由だけに本末転倒なことしてるなーって思いました。


一方、DESTRUCTIONの5th「CRACKED BRAIN」は、POLTERGEISTのアンドレ・グラインダーを臨時ヴォーカリストに迎え制作されたのだが、B!誌では「シュミーアの存在の大きさを思い知らされた」というその一点だけでかなり酷評されてたけど、いやいやどうして、サウンドそのものは前作の延長線上的なもので、なんといってもデストラクション特有のあの“陰湿さ”がいささかも薄れるところがなく、“MY SHARONA”のカヴァーを除いて各楽曲もよく練られていて普通にカッコいいです。
マイクの妙チクリンなギターとかもますます磨きがかかっているし、リフも相変わらずイビツでカッコいい!
私のスラッシュ心の友あっさんも「100対0でデストラクションの勝ち」と断言しておりました。

逆にシュミーアが戻ってからの最近のデストラクションのサウンドは、ちょっともデストラクションらしさが感じられずつまらないです。
スラドミ05の彼らのライヴを見て、それをイヤというほど痛感させられました。
まぁシュミーアとマイクが仲直りしたことはえがったけどね。



今日の1曲:『CRACKED BRAIN』/ DESTRUCTION
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イワノフのアッガイ

2009年05月08日 | ミノフスキー粒子
これ、ゲオの処分品コーナーで50円だったので思わず購入したガンムダコレクションの一品。

昭和時代のガンプラ1/144シリーズのパッケージを再現したミニチュアもので、中にはちゃんとランナーも組み立て解説書も封入されてる模様。
(大きさがわかるように、うちのグフと一緒に並べてみました)

やや頭部が大きめのこのチープなイラスト・・・
ガンプラブーム真っ只中の少年時代を過ごした私にとっては非常にノスタルジックな趣があるんですよね~
ただ私からすると、このパッケージの再現度は「あめぇ、あめぇよ」と言わざるをえませんでした。

左下の部分にこのMSの搭乗者であるシャア・アズナブルが写ってるじゃないですか?
昔のパッケージだったらその下に「このキットにシャアはついていません」という注意書きが書かれていたのに、このパッケージにはそれがないじゃないかと!

いくら低学年のクソガキとはいえ、「んなこと言われんでもわかっとるわい!」みたいなこの注意書きはけっこう重要だったんですよ。
ガンダムなら「このキットにアムロ・レイはついていません」、ガンキャノンなら「このキットにカイ・シデンはついていません」、ザクレロなら「このキットにデミトリはついていません」と。
(ついてても困る。食費がかさむ。)

と思って中開けたら、別のアッガイの箱が出てきてそれにはちゃんと注意書きが再現されてました。
な~んや


「このキットに、ジオン軍工作員は、ついていません。」ですって。
ちゃんとアカハナって呼んであげて!!

今日の1曲:『Tonight, the Night』/ BONNIE PINK
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ボジオさんがやってきた

2009年05月03日 | コンサート
日本公演最終日となった奈良でのテリー・ボジオのソロ・ライヴ、拝見してきました。

やまと郡山城ホールという、私ん家から車で約30分のところにある公民館規模の会場で、こんな田舎で観に来る人おるんかいなと思って会場入りすると、予想外にもかなりの人だかりでビックリクリクリ。
でも客層をよくみてみると、60過ぎくらいの夫婦とか、子連れのパパ、女子高生など、老若男女。こりゃひょっとしたら招待券が出回っとったんやないかと。
チミら明らかにボジオなんか聴いてへんやろーみたいな、ドラムキット目的の物見高い連中らばっかだったと思います。まぁかくいう私もそのひとりだったのだが。

ホール正面には郡山城跡が見渡せる。業者必衰のことわりをあらわす。


ホール入りして、ステージ上にあの絢爛豪華な要塞ドラムキットがデーーン!と置かれてあるのを見て、同行者じょにい氏と2人して「うぉおおおお~~~!!」と思わず驚嘆の声をハモってしまった。実際現物を目の当たりにするとやっぱ凄い迫力ですよ!
「写真撮影、録音は一切禁止」との館内アナウンスが流れておりましたが、みんなドラムキット周辺に群がってケータイ、デジカメでバシャバシャとパパラッチまくり!!係員も一切注意せず。
「日本人の品位もここまで落ちたか~」って、嘆きつつ私も持参のデジカメで撮りまくる。

セッティング・撤去ともに2時間を要するとのこと。フェスでのセットチェンジだったら大変だね。

暗転して盛大な拍手に迎えられてテリー・ボジオが登場。テリーの親しみのこもった丁寧な挨拶でライヴがスタート。
テリーって表情が穏やかでなんかかわいかったな。

ドラムちょっとかじってたくせに、ドラム専門知識に乏しいことがバレるので、彼のプレイに関しての詳しいレポは控えますが、ギネスブックに申請中ですか?と言うくらいのあのおびただしい数のパーツ、配列全てにちゃんと意味があるのだということを、実地で証明しはったなーという感じだった。
まぁ弘法も筆の誤り、ボジオもバチの誤り、ミスショットもちょくちょくあって1曲目からいきなし猿も木から落ちる、スティックも手から落ちてましたけど、序盤で早くもテリー・ボジオ得意のフレーズ(スネアとチャイナを交互に乱れ打ちするアレ)が飛び出て、隣のじょにい氏と互いにニヤニヤ顔を見合わせていた。
てかとなりのオッサン、1曲目では体全体でリズムとかとっててノリノリで「あ、この人かなりテリー好きなのかな」と思ったのもつかの間、2曲目で早くも熟睡状態。いやいや!もうちょっと頑張ろうや!

しかし、あのロール技によるタム回しは驚異的でしたね。まさに超人業!
間に15分インターバルを置いての約二時間のパフォーマンスやったけど、60手前やのにあれだけパワフルなストロークで、長時間に渡り凄まじい数のタムを連打するその持続力と集中力に感服!!
正に強靭超人ドラマー!いや、ええもん見させてもらいましたわ。

終演後、主催者側の計らいで、希望者になんと!ステージに上がってドラムセットの裏側を見るツアーがくまれ、あの要塞ドラムのコクピット内を心ゆくまで拝見することが出来ちゃいました。これはこのやまと郡山城ホールだからこそ実現した企画なんでしょうなぁ。
多分会場内の人みんな参加してて、縦列行進でなんか社会見学みたいやった。
アナウンスでは「ステージ上で立ち止まっての撮影はご遠慮下さい。」と、もうステージ下なら撮影OKみたいな感じになってて、しかもそれすら誰も守らないという。係員もしゃ~ないか状態。ありえませんわ。
これでは奈良県民の品格が問われますよ!ボク京都人、関係アリマセーン。

見よ!!これが要塞ドラムの操縦席だ!!もう鼻血モノ!!


「芸術品やのぉ~!」と興奮のあまり身を乗り出し画面に入ってくるじょにい氏。撮影のジャマ。


Terry Bozzio Clinic December 15th 2007


今日の1曲:『Klangfarben Melodie』/ TERRY BOZZIO
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ボジオさんがやってくる

2009年05月01日 | プログレッシヴ草稿
明日テリー・ボジオのソロライヴを見に行くことになっているのだが、よくよく考えると私はそんなにボジオ好きじゃないことに気が付いた。
ギター弾きのくせにドラマーフリークのじょにいになかばのせられたというのもあるけど、なんとあの要塞基地のようなバケモノドラムセットを引っ提げて奈良の郡山くんだりまで来てくださるということで、まぁせっかく超有名プログレ?ドラマーが近所に来るのでというオバはん的なノリで見に行くことにしたんだが。
果たして6000円払って見る価値のあるライヴなんだろうか?
あ~あ、私がまだ学生だったらなぁ~、学割3000円で観れたんだが。

ボジオのドラムに関してはUKの2nd「DANGER MONEY」とフランク・ザッパぐらいでしか聴いたことがないんだが、チャイナをバシャンバシャンやるかなり豪快なドラマーという印象がある。
あの千手観音バケモノドラムをどのように操るのだろうか。

じょにいから予習用にボジオの映像を2枚ほど提供してもらって観たのだが、かなりわげわがんねーー!!
けっこうロール技が多いですね。東洋的でもある。

なんだか今さらながら耐えていられるだろうかとかなり不安になってきております。
今夜はしっかり睡眠をとって明日に備えよう。


演出が正気とは思えない変人ザッパの1976年ライヴ。テレビから得体の知れないムース状のものが滴り落ちるこのオゲレツ感!!黒人Gの高床式ブーツ!!
若かりし頃のボジオのドラムは野性的という言葉がピッタリかと。


今日の1曲:『I'm The Slime』/ FRANK ZAPPA
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