近所のゲオに久方ぶりにフラッと立ち寄ってみると、店の内装がガラっと変わってて中古CDコーナーが拡張されとったのでちょっくら物色してみると、レッド・ツェッペリンの1975年作の2枚組みアルバム『PHYSICAL GRAFFITI』の紙ジャケリマスター盤が980円で売りさばかれとったので思わず即買い。
『PHYSICAL GRAFFITI』に関しては、学生時代に古色蒼然たる古書店で歌詞ライナノーツなしのアナログ盤を3000円くらいで購入したのが最初で、後にジャケットデザイン台無しの分厚い2枚式ケースでの旧規格盤を購入している。
本作は、半分くらいの曲が『聖なる館』、『Ⅳ』のアウトテイクの寄せ集めっていうのもあってか、アルバム全体的に散漫としたきらいがあり、どうもインパクトが弱く当時からなかなか集中して聴けなかった。
まぁせいぜいジョーンジーによる壮大なストリングス効果が印象的な“KASHMIR”、あとはB'Zがまんまパクってることで有名な“TRAMPLED UNDER FOOT”ぐらいでしょうか。
まぁ正直ツェッペリンは初期の4作ばっか聴いてて、後期ツェッペリンはどうもロバートの声の衰えとか、ジミーのギターのヘタさ加減が顕著になってきて、幅が広がった分ダイナズムに欠けてるような気がしてあんま聴いてないんですよね。
ただ、今回『PHYSICAL GRAFFITI』をリマスター音源で聴き返してみて、ちょっとジミー・ペイジを甘くみていたなということに気づかされた。
とくに#3“死にかけて”のジミー・ペイジがこれでもかとばかりに掻き鳴らしたおすスライドギターの心地よすぎるフレーズを約9分間も聴かされたら、こっちが死にかけますよ。
あまり相手にしてなかったDisc-Twoにおいても、実に様々なタイプの楽曲が並んでおり、(まぁそれはレコーディング時期が異なる故のバラツキなのであるが)ジミーによるアコギインスト曲“BRON-YR-AUR”なんか『Ⅲ』の流れをくんでて好みだなと思ってたら、やはり『Ⅲ』のアウトテイクだった。“BRON-YR-AUR”というタイトル自体、『Ⅲ』の曲作りのときメンバーが滞在していたコテージの名前だそうだ。
アコースティックセッションの“BOOGIE WITH STU”は、ローリング・ストーンズのキーボーディストだった故イアン・スチュワートと『Ⅳ』のレコーディング時(“ROCK'N'ROLL”のピアノで参加)にジャムった時の音源らしい。
あと窓の部分をくり抜き、そこから差し替え自由な内袋にプリントされた様々な写真やイラストが覗くというユニークな加工が施されたこのジャケットは、ニューヨークのセント・マークス96番地に実際あったアパートを模ったものなのだとか。
とまぁ、裏ネタ的な趣向が強い作品といったところですわな。
『PHYSICAL GRAFFITI』に関しては、学生時代に古色蒼然たる古書店で歌詞ライナノーツなしのアナログ盤を3000円くらいで購入したのが最初で、後にジャケットデザイン台無しの分厚い2枚式ケースでの旧規格盤を購入している。
本作は、半分くらいの曲が『聖なる館』、『Ⅳ』のアウトテイクの寄せ集めっていうのもあってか、アルバム全体的に散漫としたきらいがあり、どうもインパクトが弱く当時からなかなか集中して聴けなかった。
まぁせいぜいジョーンジーによる壮大なストリングス効果が印象的な“KASHMIR”、あとはB'Zがまんまパクってることで有名な“TRAMPLED UNDER FOOT”ぐらいでしょうか。
まぁ正直ツェッペリンは初期の4作ばっか聴いてて、後期ツェッペリンはどうもロバートの声の衰えとか、ジミーのギターのヘタさ加減が顕著になってきて、幅が広がった分ダイナズムに欠けてるような気がしてあんま聴いてないんですよね。
ただ、今回『PHYSICAL GRAFFITI』をリマスター音源で聴き返してみて、ちょっとジミー・ペイジを甘くみていたなということに気づかされた。
とくに#3“死にかけて”のジミー・ペイジがこれでもかとばかりに掻き鳴らしたおすスライドギターの心地よすぎるフレーズを約9分間も聴かされたら、こっちが死にかけますよ。
あまり相手にしてなかったDisc-Twoにおいても、実に様々なタイプの楽曲が並んでおり、(まぁそれはレコーディング時期が異なる故のバラツキなのであるが)ジミーによるアコギインスト曲“BRON-YR-AUR”なんか『Ⅲ』の流れをくんでて好みだなと思ってたら、やはり『Ⅲ』のアウトテイクだった。“BRON-YR-AUR”というタイトル自体、『Ⅲ』の曲作りのときメンバーが滞在していたコテージの名前だそうだ。
アコースティックセッションの“BOOGIE WITH STU”は、ローリング・ストーンズのキーボーディストだった故イアン・スチュワートと『Ⅳ』のレコーディング時(“ROCK'N'ROLL”のピアノで参加)にジャムった時の音源らしい。
あと窓の部分をくり抜き、そこから差し替え自由な内袋にプリントされた様々な写真やイラストが覗くというユニークな加工が施されたこのジャケットは、ニューヨークのセント・マークス96番地に実際あったアパートを模ったものなのだとか。
とまぁ、裏ネタ的な趣向が強い作品といったところですわな。