思えばここ数年、若い頃は全然行く気になれなかったVAN HALEN、KISS、MOTLEY CRUEなど、今ではちぇー万円もする80'sのアメリカンビッグハードロックバンドのライブを、この歳になってからけっこう観にいっている。
だいたい中学始め頃に通ってはいるが、中学卒業する頃にはほとんど興味をなくしたバンドばかりだ。
そして、今回目撃したGUNS N' ROSESも、そんなバンドの一つであるが、上記のバンドと比べてデビューがリアルタイムで思い入れが全然違うし、興味なくしてからもスーパーな存在だったし、憧れの存在でもあった。
今回はオリジナルメンバーのダフ・マッケイガンとスラッシュがバンドに合流したと聞いて、最初は「ふ~ん」てなもんであったが、1stに思い入れがある私としては、なんとなく見過ごすことが出来なかったというか、モチベーション的にはこの前のAC/DC(つってももう7年も経つのか)と同じ感じで、一生に一度くらいは観ておこうかと。
土曜日という良日だったが、その日は運悪く出勤日。
仕事終わってからじゃとてもじゃないけど間に合わない。が、都合良くBABY METALの前座が後から決まり(チケット売れてなかったのか?)、どうせアクセル30分くらい出てこないだろうからなんとか本編までに間に合いそうな感じであったが、メシ食う時間も欲しかったし万全を期して仕事は4時で早退し、京セラドームへと向かった。
ドーム近くのマクドでゆっくり腹ごしらえをして7時頃会場に入ったら、なんとその15分後くらいにライブが始まり面食らった。
え?どないしたんや?噂で聞いてたんとちゃうやないか?
ダフの軽快なイントロベースが鳴り響き、やや緊張感の欠く「It's So Easy」でガンズのライブがスタート。
できればいきなり「Welcome To The Jungle」でぶっ飛ばしてほしかったが、歳相応の曲順というか、馴らしで低音域の曲からやるってのは仕方がなかったんだろう。その次は「Mr.Brownstone」だしね。
それにしても・・・
アクセルらしき歌声は聞こえるんだが、アクセルの姿がどこにも見あたらないぞ。どこだ?
イジーはいた。
初音ミクもいた。
やはり、中央でこぶしをふりあげて高音域の歌声を必死でしぼりだしてるメタボなおっさんがアクセルなんだと認めるしかなかった。
それにしても、すっかり風貌が変わり果てたアクセルの姿を見て、正直残念な気持ちでいっぱいになった。悲しくなった。
なんせ、1stの頃のアクセルのイメージのままきてるからな。あれからもう30年も経ってたんだな。
もちろんデブってることは知っていたが、実際目の当たりにして、なんかロックスターを見ている感覚はゼロに等しかった。
スラッシュはカッコよかった。
やはり名声に溺れることなくずっと現役バリバリでバンド活動をやり続けてる人間は違う。
生まれながらのロックギタリストだ。
いやー、感心しちゃったね。なんせ1st期のガンズ時代しか知らないもんだから、スラッシュはもっとこう、手グセとセンスとカッコのギタリストとばかり思っていた。
ダフもベースプレイはイマイチ印象に残らなかったが、さすがバンド一のイケメン。
歳古りてからも体型を保っており、チョイワルオヤジな雰囲気も出てて女子たちは目が離せなかっただろう。
ダフはそれでいい。
バックヴォーカルと、カヴァーアルバムに収録されてるらしい自分の持ち曲も披露していた。
ドラマーは無難に叩きこなす黒人さん。
それにしても、俺ってほんとに1stくらいしかガンズの曲知らないんやなぁ~って痛感した。
『USE YOUR ILLUSION』、『CHINESE~』の曲やられるとほんと弱かった。
1stの曲にしたって、アクセルの声があれなもんだからイマイチのれない。あれでほんとにブライアン・ジョンソンの代役が務まったのか?
細っそ~い高音域で弱々しく歌う「Sweet Child O' Mine」はほんといたたまれなかったなぁ。会場は盛り上がってたけど。
楽曲の力でなんとかなるだろうと思ってたけど、まさか「Welcome To The Jungle」であそこまで盛り上がれないとは・・・
私的に盛り上がった瞬間は、1曲目の「It's So Easy」で「FUCK OFF!!」と中指立てれたとこくらいかなぁ。
スラッシュのインストコーナーはよかった。
ゴットファーザーのテーマ曲は定番のやつなのかな、いいもの見れたって感じ。
フロイドの「あなたがここにいてほしい」を奏でだしたときはドキっとした。
スラッシュがこんな曲を演るとはね。
たぶんアメリカとかではここで大合唱がおこるんだろうね。
ピアノを弾き語りして、やっとミュージシャンらしさが出たアクセル。
全員で並ばれるともっと悲しくなる。それも、これは金の繋がりなんだと思うとよけい。
この日アクセルはステージにいなかった。そう思うしかない。
アクセルは僕の心の中で、永遠に生き続けるだろう。
てなわけで、ガンズ・アンド・ローゼズでした。
今日の1曲:『Think About You』/ Guns N' Roses
だいたい中学始め頃に通ってはいるが、中学卒業する頃にはほとんど興味をなくしたバンドばかりだ。
そして、今回目撃したGUNS N' ROSESも、そんなバンドの一つであるが、上記のバンドと比べてデビューがリアルタイムで思い入れが全然違うし、興味なくしてからもスーパーな存在だったし、憧れの存在でもあった。
今回はオリジナルメンバーのダフ・マッケイガンとスラッシュがバンドに合流したと聞いて、最初は「ふ~ん」てなもんであったが、1stに思い入れがある私としては、なんとなく見過ごすことが出来なかったというか、モチベーション的にはこの前のAC/DC(つってももう7年も経つのか)と同じ感じで、一生に一度くらいは観ておこうかと。
土曜日という良日だったが、その日は運悪く出勤日。
仕事終わってからじゃとてもじゃないけど間に合わない。が、都合良くBABY METALの前座が後から決まり(チケット売れてなかったのか?)、どうせアクセル30分くらい出てこないだろうからなんとか本編までに間に合いそうな感じであったが、メシ食う時間も欲しかったし万全を期して仕事は4時で早退し、京セラドームへと向かった。
ドーム近くのマクドでゆっくり腹ごしらえをして7時頃会場に入ったら、なんとその15分後くらいにライブが始まり面食らった。
え?どないしたんや?噂で聞いてたんとちゃうやないか?
ダフの軽快なイントロベースが鳴り響き、やや緊張感の欠く「It's So Easy」でガンズのライブがスタート。
できればいきなり「Welcome To The Jungle」でぶっ飛ばしてほしかったが、歳相応の曲順というか、馴らしで低音域の曲からやるってのは仕方がなかったんだろう。その次は「Mr.Brownstone」だしね。
それにしても・・・
アクセルらしき歌声は聞こえるんだが、アクセルの姿がどこにも見あたらないぞ。どこだ?
イジーはいた。
初音ミクもいた。
やはり、中央でこぶしをふりあげて高音域の歌声を必死でしぼりだしてるメタボなおっさんがアクセルなんだと認めるしかなかった。
それにしても、すっかり風貌が変わり果てたアクセルの姿を見て、正直残念な気持ちでいっぱいになった。悲しくなった。
なんせ、1stの頃のアクセルのイメージのままきてるからな。あれからもう30年も経ってたんだな。
もちろんデブってることは知っていたが、実際目の当たりにして、なんかロックスターを見ている感覚はゼロに等しかった。
スラッシュはカッコよかった。
やはり名声に溺れることなくずっと現役バリバリでバンド活動をやり続けてる人間は違う。
生まれながらのロックギタリストだ。
いやー、感心しちゃったね。なんせ1st期のガンズ時代しか知らないもんだから、スラッシュはもっとこう、手グセとセンスとカッコのギタリストとばかり思っていた。
ダフもベースプレイはイマイチ印象に残らなかったが、さすがバンド一のイケメン。
歳古りてからも体型を保っており、チョイワルオヤジな雰囲気も出てて女子たちは目が離せなかっただろう。
ダフはそれでいい。
バックヴォーカルと、カヴァーアルバムに収録されてるらしい自分の持ち曲も披露していた。
ドラマーは無難に叩きこなす黒人さん。
それにしても、俺ってほんとに1stくらいしかガンズの曲知らないんやなぁ~って痛感した。
『USE YOUR ILLUSION』、『CHINESE~』の曲やられるとほんと弱かった。
1stの曲にしたって、アクセルの声があれなもんだからイマイチのれない。あれでほんとにブライアン・ジョンソンの代役が務まったのか?
細っそ~い高音域で弱々しく歌う「Sweet Child O' Mine」はほんといたたまれなかったなぁ。会場は盛り上がってたけど。
楽曲の力でなんとかなるだろうと思ってたけど、まさか「Welcome To The Jungle」であそこまで盛り上がれないとは・・・
私的に盛り上がった瞬間は、1曲目の「It's So Easy」で「FUCK OFF!!」と中指立てれたとこくらいかなぁ。
スラッシュのインストコーナーはよかった。
ゴットファーザーのテーマ曲は定番のやつなのかな、いいもの見れたって感じ。
フロイドの「あなたがここにいてほしい」を奏でだしたときはドキっとした。
スラッシュがこんな曲を演るとはね。
たぶんアメリカとかではここで大合唱がおこるんだろうね。
ピアノを弾き語りして、やっとミュージシャンらしさが出たアクセル。
全員で並ばれるともっと悲しくなる。それも、これは金の繋がりなんだと思うとよけい。
この日アクセルはステージにいなかった。そう思うしかない。
アクセルは僕の心の中で、永遠に生き続けるだろう。
てなわけで、ガンズ・アンド・ローゼズでした。
今日の1曲:『Think About You』/ Guns N' Roses