★それでも、生きてゆく
過去の出来事は時間が経過しても、消えない現実として付きまとう。
フミヤの心の声が誰にも届かなかった……。
いちばん触れて欲しくないその部分に光が当たり始めた。
それぞれの家族とは全く違う彼の15年とあの瞬間。
双葉の言葉も通じない、彼女のジレンマ……。
それぞれが彼と向き合った瞬間、どうなるのだろうか?
今日まで、それでも生きてゆくしかなった人々の苦悩。
その苦悩が、少しでも取り除ければいいのだろうが……。
向き合おうとする、それぞれの家族たちとフミヤの温度差は大きいよね。
その温度差が埋まるのだろうか……。