★まほろ駅前番外地 三浦しをん著
映画の「まほろ」を見て、その後ドラマ化になることを知った。
で、番外地が文庫発売になっていたので読む!
多田便利軒も横に並んでいたのですが、こちらは、まぁ後ほど。
多田と行天の日常は相変わらず?だけれど……。
そんな日常に別の日常が重なると、妙にリアルで生活感があって、
なんだろうか、「あぁ~こんなことに寄り添っちゃうんだなぁ~」とか、
便利屋なのだから、「そんなことはなしじゃなくてありなんだよなぁ~」
うん、でも、垣間見る日常にあるリアルは「なるほどぉ」とか、
「あぁ~うん、そうなんだぁ~」とか思っちゃうかもぉ~
ハッとさせられることをさりげなく放つ誰かがいるからなのよね!
行天を冷めた目で見つめながらも、多田にとってはそこに居る存在かな?
いやいやながらも便利屋を手伝う行天がいる。
多田はちょっと不器用でもあるけれど、行天がそんな不器用さを補ってる?
行天の人に対する接し方は独特だけれど、なんだろうか目が離せない!
飄々としているが、実に洞察力は多田よりもけっこうあるよね!
もちつもたれつな男二人の日常をまた垣間見てしまう。
そこには別な日常という人生が重なって、日々がちょっと温かくなるのかも?