空に乾杯

日々な話やドラマの感想など雑多に書き綴ってます!

日々がちょっと温かく

2012-10-26 | 本やマンガ

★まほろ駅前番外地 三浦しをん著

映画の「まほろ」を見て、その後ドラマ化になることを知った。

で、番外地が文庫発売になっていたので読む!

多田便利軒も横に並んでいたのですが、こちらは、まぁ後ほど。

多田と行天の日常は相変わらず?だけれど……。

そんな日常に別の日常が重なると、妙にリアルで生活感があって、

なんだろうか、「あぁ~こんなことに寄り添っちゃうんだなぁ~」とか、

便利屋なのだから、「そんなことはなしじゃなくてありなんだよなぁ~」

うん、でも、垣間見る日常にあるリアルは「なるほどぉ」とか、

「あぁ~うん、そうなんだぁ~」とか思っちゃうかもぉ~

ハッとさせられることをさりげなく放つ誰かがいるからなのよね!

行天を冷めた目で見つめながらも、多田にとってはそこに居る存在かな?

いやいやながらも便利屋を手伝う行天がいる。

多田はちょっと不器用でもあるけれど、行天がそんな不器用さを補ってる?

行天の人に対する接し方は独特だけれど、なんだろうか目が離せない!

飄々としているが、実に洞察力は多田よりもけっこうあるよね!

もちつもたれつな男二人の日常をまた垣間見てしまう。

そこには別な日常という人生が重なって、日々がちょっと温かくなるのかも?

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