抗いながらも突き進んでいく恩地。
腐りそうになりながらも、日々を費やしていく。
でも、一瞬でそのたがが外れると、未開の地で常軌を失うさま。
それは経験したものでしかわからないと思う。
原作を読んだときに、すごく胸糞悪くなった。
それが映画でも露骨なくらいに描かれている。
あの事故があった頃……。
誰しも忘れがちだろうけれど、恩地がラストで慰霊する場面。
わたし自身、両手を合わせずにはいられなかった。
そして、ご冥福をお祈りいたします。
恩地の生き方はちょっと無骨かもしれないけれど。
彼なりの信念もあり、妻やそして子供たちが、
大人になって理解を示す場面が印象的だった。
3時間……休憩入れて見ましたぁ~
癒えない想いもあるだろうけど、時間がそららを
すこしずつ、浄化してくれることを願いたい……。