昨日…
コメント欄に、野畑さんからの大阪のライブレポの書き込みを頂きました!!
感謝!!
もう私のレポよりもウンと深く…
さすが初期の頃からの「小山卓治さんのおっかけ」(笑)とあって、めちゃ読み応えのある…
そして…素晴らしいライブレポです…
小山さんのライブのクオリティの高さ…
それを受け止めた野畑さんの思いが実によく伝わってくる…
このままコメント欄にだけに残しておくのはもったいない…
…コメント欄だと…やがては、その表示が、このブログのTOPから消え、掘り返して読むには探しにくくなってしまうので…
以下に…野畑さんのライブレポをコピーして貼らせていただきますね!!
……野畑さんより……
DOSさん 名古屋お座敷レポ拝見しました。
いいライヴだったみたいですね。
翌日の大阪アナザードリームのライヴもよかったので、それについて書きたいと思います。
レポというより、ライブの時に感じたカタチに残らないもの、カタチにならないものを文章にするのでうまく伝わるかわかりません。長文なので途中で切れるかもしれません。一発書きなので、読みにくいかもしれません。。。
1曲目、小山さんのアコギとべチ子さんとのバイオリンのツインスタイルで『傷天』からスタート!おっ、ここ最近ではラストやアンコールでやる曲から始まるのか?!と思いながら、二曲目の『バラアレ』で、すでに小山さんの顔が紅潮しているのに気付きました(笑)。
そしてボーカルとアコギ、バイオリンの音が、すごく聴きやすいバランスになってきました。この会場のPAは日によってすごくバラツキがあるのですが、この日のエンジニアの方は、一曲目で、ステージ上の二人の特性(楽器、声、メロディーライン、歌詞の世界)を把握して客席に最大限に届きやすくするプロの仕事をしていると思いました。
お客さんも曲の間は静かに聴いて曲が終わると、心がこもった拍手をしていました。しかも、男のファンの比率が断然高いです(笑)。スタート時点からいい空気が流れています。
3曲目で、ギブソンのDOVEに持ち変えて『ブラインドラブ』
東京のライヴ以外でDOVEを弾くのは珍しいんじゃないかな。この辺からも小山さんの気概が伝わってきます。
『汚れたバスケットシューズ』
♪朝から大阪に向かうために 僕は新幹線に乗っているところ♪の歌詞にちなんで、よく大阪で歌われる曲です。
そして『青空とダイアモンド』
この辺りから、僕自身、かなり入り込んでおり、曲中の世界に、僕自身の心象風景を重ね始めています。この曲には「君」という代名詞が出てきます。僕にとって、この「君」には女性の姿が重なります。♪君はよくこう行ったね ダイヤモンドを回って あなたが帰るホームに私はいる♪や♪白いパラソルの下で君が僕に手を振って笑っている とても遠く とても遠く♪ここまでの「君」は、子供時代の自分のお母さんの姿が重なります。それ以降の歌詞の♪凍えそうな街角に 僕はただ立ち尽くして 君の熱い胸のこと考えてる♪は、大人になってから出会い、恋人となった別の女性の姿が重なってきます。ここまで入り込むのは、今年観た小山さんのライヴでは初めての事です。べチ子さんのバイオリンとコーラスが、このせつない曲の世界を素敵に拡げています。
そして『種の歌』のMCでこの曲のイメージビデオで、英語、フランス語、スペイン語、韓国語等に訳して、歌詞を伝える様にしているので、色んな人に聴いて欲しいというMCがあり、よし、そろそろ、エリオットマーフィーのフランス人のファンの人達にネットを通してPRしようかな、聴いてもらったら、どんなリアクションがくるかなあと考えている内にツインスタイルのコーナーが終わり、ソロコーナーに突入です。
ここからが、さらに長文になります(苦笑)。
名古屋では、ダンスキッズの事を考えて外されたカバー曲の披露です。大阪は、佐野元春氏の曲ではなく、幻のGSグループPYG(ピッグ)の『花・太陽・雨』です。そうです!沢田研二ファンのTAKAさんならご存じかと思いますが、タイガース解散後のジュリーとテンプターズ解散後のショーケンの二人が在籍したスーパーグループのファーストシングルで、超名曲です!実は、僕、この曲が大好きで、スマイリーと一緒のライヴのカバーコーナーで、近い内にリクエストしようかなと考えていた曲なんです!なんと、リクエストする前に歌ってくれるとは!やはり30年もファンをやっていると、以心伝心でしょうか(^_^;)
しかし、この曲はキーの高いコーラスの部分もあり、たった一人で歌うのは、すごく難しい曲なんですよ。それにトライするなんて、なんてチャレンジャー!10月のカバーナイトに向けての小山さんの気迫が伝わってきました。
そして新アレンジ『カーニバル』は、DOSさんの意見に大、大、大同感です!アルバムアレンジのスプリングスティーン風の疾走感アレンジが20代の若気の至りとするなら、この日のアレンジは、黒人のブルース(哀歌)やソウルに共通する、黒っぽい感じがあり、55才を目前にした、現在の小山さんにしか出来ないアレンジと歌い方でした。とても渋くて、シビレました。好きです!この手のアレンジ!そういえば。今回は歌わなかったけど『NO GOOD!』のアコギの時は、アレンジが大幅に変わりホンキートンク風の渋いアレンジに数年前から変わっています。他の古い曲もこんな感じて、今の小山卓治に似合うようにリアレンジをして甦らせて欲しいです。
続いて『ONCE』、スマイリーのSAX抜きでこの曲をやるとは!意表をつかれましたが、この曲がアルバム『夢の島』に収録される前のミーティングアクロスのツアーではソロで歌っていたので原点に戻った様でした。僕もその当時の20代後半に戻り、その頃に付き合っていた女性の事を思い出したりして、完全にトランス状態でした(^_^;)
べチ子さんを呼び戻し、『前夜』『ひまわり』『Rock'Roll's Over』
いままでの人生の中で経験した事柄、出会った人たち、もう二度と会えない人たちとの心象風景が、頭の中に浮かんでは消え、浮かんでは消えていきます。
オーラスの『夢の島』『最終電車』で、ロック調の曲で気持ちが高ぶります。昨年の12月にべチ子さんとのユニットを初めて観た際は、小山さんの繊細な曲にはバイオリンは合うが、ロックっぽい曲には無理があるかなと少し思ったのですが、今回はそんな事は微塵もなく、ロックっぽい曲にもバッチリ合っていました。
DOSさんが言うようにべチ子さん、本当に進化しています。ツインスタイルの先輩マーシーも、うかうかしていられないほどの進化振りです!(余談ですが、僕はマーシーとのツインスタイルはエリオットマーフィーとオリヴィエデュランドのデュオ、べチ子さんとの編成はジョンメレンキャンプが、ロンサムジュビリーというアルバム以降、女性のフィドル奏者を加えてライヴをやっているシーンを想像してしまいます。ここら辺の話しを、高橋研さんとしたら盛り上がるだろうなあ、うーん、研さんと話しがしたい!)
話しがそれて失礼しましたm(_ _)m。
アンコールは『ジャングルジム』
今までは過去の想い出ばかりを重ねていましたが、この曲には自分の小学六年生の息子の姿が重なります。すでに反抗期が始まりつつあり、これから中学、高校と大人の階段を登っていき、自分達からはどんどん離れていく息子が、どんな心象風景を自身の胸に焼き付けていくのだろうかと考えていました。
そして『祈り』
アイリッシュ風のこの曲のためにバイオリンは存在すると言っても過言ではない程、べチ子さんの奏でる音はマッチしています。ここからは、僕自身が現在の心象風景を重ねる番です。今、仕事で大きなプロジェクトを抱えており、自分の部門だけでなく他部門の意見も調整しながら、目標に向かって行かなければならないのですが、部門が違えば、意見や利害も一致しないので、非常に苦労している最中です。心体共にとってもハードな状態です。そんな時に♪僕が僕であるため 守りたいものがある どんなにつらい時でも切なく輝きたい♪、♪誇りを失くした時 人は死を待つだけ 夢は試されるもの ひたむきな時ほど 叫び続けているNO 願い続けているYES 幸せをつかむには 無傷じゃいられない♪のフレーズか現在の自分の姿に重なり、これからの、ささやかな支えになりました。
そして二回目のアンコール『夢の国へ』を卓治のソロで歌った後、ファンの暖かい拍手につつまれてライヴは終了しました。
30年もファンを続けていると望むモノがどんどん高くなり、しかも何十回も聴いている曲だと、なかなか入り込めなくなるのですが、今回はセットリストに工夫があり、小山さんのギターやボーカルにも、うたを伝えたいという気概や気迫のこもったライヴでした。僕自身は、とてもハードな精神状態でしたが、久し振りに、曲に入り込めて、過去だけでなく現在の心象風景を重ねられたライヴでした。
DOSさんのレポの様に、最後のオチはありませんが、ライヴの時に感じた、カタチには残らないものが伝われば幸いです。
野畑
…野畑さんに心から感謝!!
…またぜひぜひ小山卓治さんについて??
熱く語りましょう!!??…笑…
…この写真は、小山卓治さんのフェイスブックに掲載されたものを引用させていただきました…
コメント欄に、野畑さんからの大阪のライブレポの書き込みを頂きました!!
感謝!!
もう私のレポよりもウンと深く…
さすが初期の頃からの「小山卓治さんのおっかけ」(笑)とあって、めちゃ読み応えのある…
そして…素晴らしいライブレポです…
小山さんのライブのクオリティの高さ…
それを受け止めた野畑さんの思いが実によく伝わってくる…
このままコメント欄にだけに残しておくのはもったいない…
…コメント欄だと…やがては、その表示が、このブログのTOPから消え、掘り返して読むには探しにくくなってしまうので…
以下に…野畑さんのライブレポをコピーして貼らせていただきますね!!
……野畑さんより……
DOSさん 名古屋お座敷レポ拝見しました。
いいライヴだったみたいですね。
翌日の大阪アナザードリームのライヴもよかったので、それについて書きたいと思います。
レポというより、ライブの時に感じたカタチに残らないもの、カタチにならないものを文章にするのでうまく伝わるかわかりません。長文なので途中で切れるかもしれません。一発書きなので、読みにくいかもしれません。。。
1曲目、小山さんのアコギとべチ子さんとのバイオリンのツインスタイルで『傷天』からスタート!おっ、ここ最近ではラストやアンコールでやる曲から始まるのか?!と思いながら、二曲目の『バラアレ』で、すでに小山さんの顔が紅潮しているのに気付きました(笑)。
そしてボーカルとアコギ、バイオリンの音が、すごく聴きやすいバランスになってきました。この会場のPAは日によってすごくバラツキがあるのですが、この日のエンジニアの方は、一曲目で、ステージ上の二人の特性(楽器、声、メロディーライン、歌詞の世界)を把握して客席に最大限に届きやすくするプロの仕事をしていると思いました。
お客さんも曲の間は静かに聴いて曲が終わると、心がこもった拍手をしていました。しかも、男のファンの比率が断然高いです(笑)。スタート時点からいい空気が流れています。
3曲目で、ギブソンのDOVEに持ち変えて『ブラインドラブ』
東京のライヴ以外でDOVEを弾くのは珍しいんじゃないかな。この辺からも小山さんの気概が伝わってきます。
『汚れたバスケットシューズ』
♪朝から大阪に向かうために 僕は新幹線に乗っているところ♪の歌詞にちなんで、よく大阪で歌われる曲です。
そして『青空とダイアモンド』
この辺りから、僕自身、かなり入り込んでおり、曲中の世界に、僕自身の心象風景を重ね始めています。この曲には「君」という代名詞が出てきます。僕にとって、この「君」には女性の姿が重なります。♪君はよくこう行ったね ダイヤモンドを回って あなたが帰るホームに私はいる♪や♪白いパラソルの下で君が僕に手を振って笑っている とても遠く とても遠く♪ここまでの「君」は、子供時代の自分のお母さんの姿が重なります。それ以降の歌詞の♪凍えそうな街角に 僕はただ立ち尽くして 君の熱い胸のこと考えてる♪は、大人になってから出会い、恋人となった別の女性の姿が重なってきます。ここまで入り込むのは、今年観た小山さんのライヴでは初めての事です。べチ子さんのバイオリンとコーラスが、このせつない曲の世界を素敵に拡げています。
そして『種の歌』のMCでこの曲のイメージビデオで、英語、フランス語、スペイン語、韓国語等に訳して、歌詞を伝える様にしているので、色んな人に聴いて欲しいというMCがあり、よし、そろそろ、エリオットマーフィーのフランス人のファンの人達にネットを通してPRしようかな、聴いてもらったら、どんなリアクションがくるかなあと考えている内にツインスタイルのコーナーが終わり、ソロコーナーに突入です。
ここからが、さらに長文になります(苦笑)。
名古屋では、ダンスキッズの事を考えて外されたカバー曲の披露です。大阪は、佐野元春氏の曲ではなく、幻のGSグループPYG(ピッグ)の『花・太陽・雨』です。そうです!沢田研二ファンのTAKAさんならご存じかと思いますが、タイガース解散後のジュリーとテンプターズ解散後のショーケンの二人が在籍したスーパーグループのファーストシングルで、超名曲です!実は、僕、この曲が大好きで、スマイリーと一緒のライヴのカバーコーナーで、近い内にリクエストしようかなと考えていた曲なんです!なんと、リクエストする前に歌ってくれるとは!やはり30年もファンをやっていると、以心伝心でしょうか(^_^;)
しかし、この曲はキーの高いコーラスの部分もあり、たった一人で歌うのは、すごく難しい曲なんですよ。それにトライするなんて、なんてチャレンジャー!10月のカバーナイトに向けての小山さんの気迫が伝わってきました。
そして新アレンジ『カーニバル』は、DOSさんの意見に大、大、大同感です!アルバムアレンジのスプリングスティーン風の疾走感アレンジが20代の若気の至りとするなら、この日のアレンジは、黒人のブルース(哀歌)やソウルに共通する、黒っぽい感じがあり、55才を目前にした、現在の小山さんにしか出来ないアレンジと歌い方でした。とても渋くて、シビレました。好きです!この手のアレンジ!そういえば。今回は歌わなかったけど『NO GOOD!』のアコギの時は、アレンジが大幅に変わりホンキートンク風の渋いアレンジに数年前から変わっています。他の古い曲もこんな感じて、今の小山卓治に似合うようにリアレンジをして甦らせて欲しいです。
続いて『ONCE』、スマイリーのSAX抜きでこの曲をやるとは!意表をつかれましたが、この曲がアルバム『夢の島』に収録される前のミーティングアクロスのツアーではソロで歌っていたので原点に戻った様でした。僕もその当時の20代後半に戻り、その頃に付き合っていた女性の事を思い出したりして、完全にトランス状態でした(^_^;)
べチ子さんを呼び戻し、『前夜』『ひまわり』『Rock'Roll's Over』
いままでの人生の中で経験した事柄、出会った人たち、もう二度と会えない人たちとの心象風景が、頭の中に浮かんでは消え、浮かんでは消えていきます。
オーラスの『夢の島』『最終電車』で、ロック調の曲で気持ちが高ぶります。昨年の12月にべチ子さんとのユニットを初めて観た際は、小山さんの繊細な曲にはバイオリンは合うが、ロックっぽい曲には無理があるかなと少し思ったのですが、今回はそんな事は微塵もなく、ロックっぽい曲にもバッチリ合っていました。
DOSさんが言うようにべチ子さん、本当に進化しています。ツインスタイルの先輩マーシーも、うかうかしていられないほどの進化振りです!(余談ですが、僕はマーシーとのツインスタイルはエリオットマーフィーとオリヴィエデュランドのデュオ、べチ子さんとの編成はジョンメレンキャンプが、ロンサムジュビリーというアルバム以降、女性のフィドル奏者を加えてライヴをやっているシーンを想像してしまいます。ここら辺の話しを、高橋研さんとしたら盛り上がるだろうなあ、うーん、研さんと話しがしたい!)
話しがそれて失礼しましたm(_ _)m。
アンコールは『ジャングルジム』
今までは過去の想い出ばかりを重ねていましたが、この曲には自分の小学六年生の息子の姿が重なります。すでに反抗期が始まりつつあり、これから中学、高校と大人の階段を登っていき、自分達からはどんどん離れていく息子が、どんな心象風景を自身の胸に焼き付けていくのだろうかと考えていました。
そして『祈り』
アイリッシュ風のこの曲のためにバイオリンは存在すると言っても過言ではない程、べチ子さんの奏でる音はマッチしています。ここからは、僕自身が現在の心象風景を重ねる番です。今、仕事で大きなプロジェクトを抱えており、自分の部門だけでなく他部門の意見も調整しながら、目標に向かって行かなければならないのですが、部門が違えば、意見や利害も一致しないので、非常に苦労している最中です。心体共にとってもハードな状態です。そんな時に♪僕が僕であるため 守りたいものがある どんなにつらい時でも切なく輝きたい♪、♪誇りを失くした時 人は死を待つだけ 夢は試されるもの ひたむきな時ほど 叫び続けているNO 願い続けているYES 幸せをつかむには 無傷じゃいられない♪のフレーズか現在の自分の姿に重なり、これからの、ささやかな支えになりました。
そして二回目のアンコール『夢の国へ』を卓治のソロで歌った後、ファンの暖かい拍手につつまれてライヴは終了しました。
30年もファンを続けていると望むモノがどんどん高くなり、しかも何十回も聴いている曲だと、なかなか入り込めなくなるのですが、今回はセットリストに工夫があり、小山さんのギターやボーカルにも、うたを伝えたいという気概や気迫のこもったライヴでした。僕自身は、とてもハードな精神状態でしたが、久し振りに、曲に入り込めて、過去だけでなく現在の心象風景を重ねられたライヴでした。
DOSさんのレポの様に、最後のオチはありませんが、ライヴの時に感じた、カタチには残らないものが伝われば幸いです。
野畑
…野畑さんに心から感謝!!
…またぜひぜひ小山卓治さんについて??
熱く語りましょう!!??…笑…
…この写真は、小山卓治さんのフェイスブックに掲載されたものを引用させていただきました…