新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

小山卓治さんの「アコースティックお寺ライヴ 2016・IN海津市・中島寺」

2016-07-17 07:12:31 | 小山卓治
アコースティックお寺ライヴ 2016

IN海津市の中島寺





中島寺での開催は…
今年で
なんと
はや4回目



この小山卓治さんのイベントが…
中島寺周辺の人たち…
そして…熱い小山卓治さんのサポーターのみなさんにとっては…

すっかり…この地域に定着している一大イベントのような感じでして…







この5月29日


まさしく


「小山卓治祭」


…と言ってもいいくらいなのでアリマス…





ではでは
早速

中島寺での「小山卓治祭」

のライブレポをば






恒例の…ライブ前の…
ご住職の水谷さんからのライブ開始のご挨拶…


温かい人柄がにじみ溢れるような
お言葉の…一つ一つを噛みしめて…



思わず…境内の親鸞聖人に合掌!!

そして…ご住職の水谷さんに合掌!!




しちゃいたいほど…







さてさて…
その水谷ご住職の熱い想いのバトンを
小山卓治さんが
しっかり受け取って


「小山卓治祭」のスタート!!


小山卓治さんのライブが始まった~





もう小山卓治さんが登場するなり
驚くほどの
本堂が…割れんばかりの…揺れんばかりの…
大拍手!大歓声!!




この瞬間
間違いなく…親鸞聖人も
何事が起きたか!!~と驚かれているのに違いない…???



いや…
今年で…もう4回目


…ってことは
親鸞聖人も…ひょっとしたら
年に一度の
この「小山卓治祭」を楽しみにしてたのかも知れないな…
拍手!歓声!を送っていたのかも知れないな…



自然発生する手拍子にのって



1曲目は
前夜の真教寺のセトリ同様


「PARADISE ALLEY」


ノリのいいミディアム・テンポに乗って

優しく…そして時折…
シャウトしながら…
歌う小山さん…

今年も…ここ中島寺の本堂で
ご本尊さまの前に立ち
唄える喜びが…十分すぎるほど…伝わってくる…




4年前なんか
ご本尊さまの前で歌う
小山さんの姿が…




なんといっても
私自身
小山さんのことを
都会の片隅で孤独感を漂わせながら
ギラギラした眼を光らせているイメージに感じてた小山さん…笑



4年前はそんな小山さんが
ご本尊さまの前で歌う姿に…


えっ、お寺の本堂で小山卓治さん!!!…驚!!

…と…違和感すら…感じる場面もあったけど…


はや4年目…


ご本尊さまの前でも
しっくりとハマってる!ハマってる!!





そして
Mercyのエレキが
昨夜のベチコ(磯部舞子さん)のヴァイオリンとは
別の…これまたステキな彩りで
小山さんの…唄を…惹きたててくれる!!


サビは
裏をとって…Mercyが
小山さんと交互に歌い…
そして…一緒に歌う!!



2曲めは


「Soulmate」



メロディアスなナンバー
その旋律に被さってくるMercyのエレキが
めちゃめちゃ気持ちいい


ノリのいい
アットホームなナンバー…




そうそう…


いつも…感じることなんだけど…

小山さんのライブは短編小説みたいなんだな…



1曲1曲にも…
ストーリーがあって…
心象風景にそのシーンが浮かんだりするんだけど…


それらの曲が…
「起承転結」で繋がって…

良質の短編小説を読み終えたような…
感動が…いつまでも残る…





まだ…
昨夜の真教寺でのライブの余韻が十分に残っている私ですが…


この日も…
またまた
良質の短編小説の
「後篇」のページを…
わくわくしながら
めくっていくような…
期待感!!






歌い終えて
挨拶のMC


4年連続の中島寺
呼んでくれた関係者…
裏で働いてくれるスタッフに感謝…
そして…何よりも集まってくれたお客さんに感謝しつつ…


「お寺ライブは珍しくて、4年前なんか、何を歌っていいのか…
歌う唄によってはバチが当たるんじゃないか…笑…と思ったりもしたけど…
毎年、来るたびにみなさんの笑顔と拍手に助けられている…」



そう語って

サポートギタリストの
Mercyを
紹介する小山さん!!



Mercyに対して

「カッコイイ!!!」

…と声が飛び交う!飛び交う!!

ただし…男性の声ばかりでしたけど…笑



「ここ中島寺で歌ってない曲が、まだ百曲ほどあるんで…笑」


もう…
お客さんも…溢れんばかりの笑顔で
拍手喝采!!!




次の曲は
しっとりと


「オリオンのティアラ」


内面を包み込むような
優しい唄…


間奏のMercyのエレキも
とことん優しい!!



♪~仕事のこともちょっと忘れ
昨日の喧嘩のことも忘れてさ~



この歌詞が…日々の忙しさ…
も含めた…
日々感じていることと重なり合って…


この歌詞が…
心に滲みる…滲みる…





私の心だけでなく
本堂の…床や天井…
そして
駆け付けたお客さんの心に滲みわたっていく感じ…





もう…
なんとも言えない優しい空気感に包まれて
この時点で…思わず合掌したくなっちゃう
そんな気分



「ここ中島寺で、去年、枡をいただいたのはステキな思い出
…今も仕事部屋に置いてある
…今年は、Mercyが着てるTシャツをいただいた…」



さらには
真教寺では「お念珠」をいただいた…
…語って




この日も出ました!!…笑



それを
お客さんに披露する時の
効果音…笑…


…って言っても、口で言うんですけど…



「シャキーン!!!」…笑


「昨日はベチコもいただいて
今日はMercyもいただきました…」




そう語って…



小山さんの命名…笑




…お寺でやるときは…



「THE煩悩z!!」…笑




相言葉は
「お念珠」をみせながら


「シャキーン!!!」…笑





「THE煩悩z!!」…笑
の次の曲は


「西からの便り」






ブルージーなイントロ…
そして
スローな唄い出しから…
サビのシャウトが…
小山さんの歌詞から浮かび上がる心象風景に響き渡る!!



熊本の震災に関連付けての選曲かどうかは不明だけど…



この唄自体は
小山さんにとっても…随分昔の歌で…
歌詞から浮かび上がるのは…
上京する前の熊本…小山さんのウン十年前の姿
だっりするんですが…



当時の小山さん…ではなく…今の…等身大の小山さんが…
描いた作品のように聴こえ



まったく色褪せては…聴こえてこない…のよ…



それどころか…
感動もの!
感動もの!


…の「西からの便り」で




お寺で聴いてることを忘れるほど
私の心の中では
本堂が…ブルースバーと化してて…

妄想の中では
ロック(お酒)を呑みながら
もう…小山さんの歌に…心から陶酔!





もうサビのシャウトなんか
圧巻で!!
痺れるほど!!





圧巻の!
圧巻の!


「西からの便り」




小山さん!最高!!
凄い!凄い!凄すぎる!!
ホント…痺れるほどの衝撃…
またまた…
小山さんに…合掌!!…でアリマス!!




次に挟んだMCは

お城めぐりの話…


清須城に行ったこと…
本来あった場所とは違って
別の場所に天守閣が再建されるなど
非常に「なんちゃって感」…笑…があって…

大垣城にも行ったことがある…


そして今回は


「木下藤吉郎こと
後の豊臣秀吉が一夜にして築いた…」


「墨俣一夜城!!」


…と小山さんが言っただけで
客席から笑いがおきてるー!!



「木下藤吉郎こと
 後の豊臣秀吉が一夜にして築いた…城なのに…
 平成3年に開館…???…笑
 あれ、なんか違うなって思ったら
 どうやら…城の形をした資料館だったようで…」



…と言いながらも






「墨俣出身の方、いらっしゃいますか???」



小山さん
客席をみ渡しながら…




「…とてもいい城でした!!!」



…お客さん!大爆笑!!!




次の曲は
そんな
和んだ雰囲気を曲に繋げて



「最初の奇跡」


優しく奏でるメロディー
そして…情感込めて歌い上げる小山さん!!


「この時期、蚊が出てくるので防虫スプレーをかけてステージにあがるんだけど
 さすがに顔だけはかけてなくて…と…昨日…顔に蚊が止まって…歌っている時だった ので、手で払う訳にはいかず…喰われっぱなしだった…笑」



…とお寺ライブでは
必須の「蚊対策」の話を盛り込んで



「光が降る」


優しい歌詞とシンプルなメロディー
その中に…はっきりと存在する…
小山さんの想い…




爽やかでかつ勢いすら感じられる
Mercyのギターの音色が…旋律が…
小山さんの唄声に戯れるかのように
溶け込んで
小山さんの「唄の世界」を一段と惹きたてる!!





ここで…一旦
Mercyは退場し…




ここからは
小山さんのソロコーナー



まずは
カバー曲
水谷ご住職さんからのリクエスト曲

昭和の名曲


昭和41年に
ザ・ピーナッツとダークダックスが歌ってた
小山さん自身も、子供の頃に聴いてた歌らしい


「銀色の道」



ハスキーな小山さんにぴったりあったこの曲


そして
客席にふと目をやれば…
私より人生の大先輩のお客さんの多くが
口ずさんでいらっしゃる…




歌い終わって
小山さん、しみじみと…


「いい曲だなぁ!心に残るなぁ!!」


…と一言…






そして
次に挟むMCは…父親のエピソード


「若い頃、父は役者の卵みたいなことをやっていたらしい…
でも、高校教師で…
 (自身の作る)唄が物語になってるのは、親父の影響かも知れない…
 ある日、親父が自転車に乗っけてくれて、喫茶店に連れてってもらったことがある…
 そこで、一言も喋らずに、ただただ新聞を読んでいたんだけど…
  その時、親父は何を考えていたんだろうと…今になってふと思い出すことがあ   る…」




そう語って



「パパの叙事詩」



♪物語の続きは僕が書いていくよ~



このサビの温かいフレーズが…めちゃめちゃ素敵で!
温かくて…




心の中で
私も呟いた…




「いい曲だなぁ!心に残るなぁ!!」





そして
次の曲は
お寺ライブでは
第2位の人気曲



「ばあちゃんごめんね」


ホントこの唄は
お寺ライブで歌うために
生まれたような曲じゃないか…
…と錯覚しちゃいそうな曲…




じっと唄声に
耳を傾ける
私より人生の大先輩のお客さんたち…







そして
キーボードで弾いて歌うは



「もうすぐ」



♪長過ぎたパーティの幕が降ろされ
おしゃべりな夜が急に黙り込む~♪




この曲…名盤「PASSING」の最後に収録されている曲…
…擦り切れるほど一番よく聴いたのは
「Passing Bell」
…なんだけど…


この曲も
実に…当時から…何度も聴きたくなる
ステキな曲



やっぱ想う…



「いい曲だなぁ!心に残るなぁ!!」
…って


(この被せ、もうええっちゅうねん!…)



まさに
「小山卓治ワールド」が体感できる
ステキな曲で
映画のような
ストーリーが心象風景の中に浮かび上がり
ホント良質の短編映画を見終わったような…
感動が…残るのよ!!




ここで小山さん


「今日、はじめての単独行動、大垣まで「はじめてのおつかい」…笑…やってのけた!!」…笑








…と…

Mercyを呼びこんで…



Mercyも一言

「新幹線で読もうと本を一冊もってきたけど、1ページも読めなかった…」

…と笑いを重ねて



そして小山さん
堂々と宣言!」


「俺より年上のシンガーはみんな元気で…笑
 俺も見習って、若手に嫌がられるような…笑…存在でいたい!」


…とMercyにメッセージ??を添えて




二人で


「2人のはるか」



昨夜のベチコさんとは
また違って
Mercyのエレキで彩られるこの曲のアレンジも
魅力たっぷり…



小山さんの唄声から
溢れんばかりの優しさが伝わってくる…


「3・11東日本大震災…津波の映像に震えながらみていたときに
 鳥が空を舞ってた…大地から離れられない人と違って…自由に飛び交う鳥をみて…
 不謹慎ながら…美しいと思った…その3年後…南相馬で復興とは言えない復興を目の 当たりにして、描いた曲…」




…と曲の紹介をして



「ハヤブサよ」


Mercyのエレキのイントロがドラマテックでめちゃめちゃカッコイイ!!

小山さんの歌からは
確かな希望が
勇気が感じられ

その歌声に
被さる
Mercyのエレキが
痺れるほどカッコイイのよ!!



何度でも
何度でも
聴きたくなる
Mercyとの絶妙なアレンジでの
「ハヤブサよ」でアリマシタ!!





さてさて
ライブも後半戦!!


お寺ライブ特別限定CDRなど
物販の話を挟んで



盛り上がる!
盛り上がる!!


手拍子が…
養老山にこだまするほど響いて
穏やかな揖斐川が激流になったかと思うほどの
大盛り上がりの…本堂



御先祖様も含めて
1万人規模…笑…の大歓声は…武道館なみ???


…の大盛り上がり



「傷だらけの天使」



では…拳を振り上げて



「君が本当に欲しいもの」
では…サビをみんなで大合唱!!!




中島寺の関係者の若者の手にする駐車場誘導灯が
ペンライトのように…笑…

揺れに揺れてる!!!






これにて
本編終了!




当然!当然!
鳴りやまぬ拍手に応えて



小山さん登場…




歌う前に
熊本地震について語る…


「…家族は無事だったけど…被害が大きくて復興に時間がかかると思う…
 でも…俺なりの形で携わって行こうと思う…
 真教寺と中島寺のご住職さんが、募金箱を作ってくれた…俺の家族以上に大変な目に あった人が、たくさんいると思うので、責任をもって、この気持ちを熊本に届けたい と思う…」







そう語って



故郷、熊本を想って作った曲


「はるかな故郷」



歌詞にこめられた小山さんの想いがひしひしと伝わってくる…





そして熊本が…なんもどこと変わらない日常に
いち早く戻ることを心から願う…


「西からの便り」と同様
故郷、熊本を歌った歌…


この2曲の
印象は異なり
「はるかな故郷」は
どこまでも優しい!!


しかし
どちらも…
そのときの等身大の小山さんの想いが
飾らず…
鮮やかに…描かれている…

そして

その想いは…はっきりと…
聴く者に…伝わってくる…





ラストは
小山さん
アカペラで独唱



「祈り」




♪打ち寄せる波のように
くり返す祈りが
かなえられる日が来るまで
戦い続けよう~



昨夜も感動した
繰り返されるこのサビのフレーズが心に滲みる…





そして
モアUNは…



お寺ライブ名物!!




老若男女…みんながみんな
事前に
配られた「種の歌」の歌詞カードをみながら…



「種の歌」

…を大合唱!!




昨年まで
3年連続で
小山さんが…まいてきた種が開花したように



そう満開とも言えるお客さんの笑顔…







そんな笑顔がもっと増えるようにと
今年も「種をまく」




そんな感じの


「種の歌」














唄声が
みんなの大合掌…もとい…大合唱が響き渡る


ステキな
ステキな
中島寺の夜!




♪花は歌う 小さな声で
笑って、さあ笑って、と





ライブ後は
感動と
溢れんばかりの
笑顔で満開の…

御先祖様も含めて
1万人規模…笑…の???

中島寺のライブだったのでした!!




これで4年連続開催の
中島寺でのライブ…



感謝の気持ちを

そして
この縁が…
今後も…続きますように…と願って





最後は…
もちろん!



合掌!!!




おお…
またまた使用するは…
前回もUPした
この写真…笑








ベチコさんも
ありがとー!!


また会いましょう!!!