小山卓治さんが
大阪で歌った
難波と日本橋の間にある
ANOTHER DREAM
小山さんの話だと
もう…ここで何十回と数え切れないほど…
(実際には小山さんのWEBにライブ記録があるので…
それを掘り起こしてみれば…かぞえられるけど…笑)
ライブをやっていて
小山さんにとって
大阪での
ホームとも言える
音響も
照明も
スタッフさんも
オーナーの「マダム」さまも最高で
なんとも素敵な空間…
ANOTHER DREAM
私は…実は…お初だった
2017年3月の
ANOTHER DREAMでのライブ
New Days“121”
のライブレポをば…
以下に思いつくままに…
ステージに登場するや否や
まずは
ノリノリのナンバー
「Bad Dream」
客席のボルテージが一瞬にして上がる!!!…
…と同時に
私が…即…直感的に感じたこと
それは…
大阪の
お客さんは…熱い!熱い!!!
乾いたギターの音色が
ハスキーでいて…でも甘いといった
唯一無二の独特の小山さんの歌声に
溶け込んで…
1曲目から
もう鳥肌もの!!!
♪走りだせばまだ間にあう
汚れた手でつかみ取れ~
「まだ間に合う」どころか
1曲目から…全力で走り出してる感すらする小山卓治さん!!
それを…1曲目から全力でついていってるお客さん!!
そこから生まれる…漂う空気感がめちゃめちゃ心地良い!!!
ここ
ANOTHER DREAMでは
小山さんとお客さんとの見事なほどの一体感が
1曲目から…感じられ…
ANOTHER DREAMは
音響も
照明も
スタッフさんも
オーナーの「マダム」さまも最高だけど
さらに集まってくれてるお客さんが最高なのよ!!!
センタード真ん中最前列に座ってる
野畑社長を始めとして???ねっ!!
そして
そのままの
ノリノリの空気感で
「夢の島」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/57/89/2c04d1047dd5cc7dda50f75f060a8e78_s.jpg)
マイナー調なイントロ
その中に…当時の…
都会の片隅で蠢くような
ギラギラ感を…ふつふつと放ちながら
メッセージ性の感じられるこの歌…
1曲目で
盛り上がった…お客さんも
吸い込まれるように…小山卓治ワールドに陶酔!!
歌い終わると客席のいたるところから
「卓治~!!!」
掛け声が…!!!
ふと思った…
私が…小山さんをよく聞く
ナゴヤでのお客さんは…
おとなしすぎるような…笑
ここでのあいさつ代わりのMCは
たくさん集まってくれたお客さんに感謝しつつ
「11月以来4カ月ぶり…名古屋とかはいろいろな会場を渡り歩いて歌ってるけど…
大阪では…ずっとANOTHER DREAMです!!」
(客席大歓声!!)
「この会場では終わった後に、残ってくれたお客さんと呑みながら話をしたりして、そこで聞いた、次に歌ってほしい歌のリクエストをメモしておいて、毎回、それを確認して…なので、そのリクエストを中心にたっぷり歌います!!」
またまたお客さん大歓声!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/00/80/cba779a254d6291840eb0bcd49ffedff_s.jpg)
そして
「PARADISE ALLEY」
大阪で歌ったこの曲は…もう新鮮で…そして最高でした!!
…というのは
いつもとは
アレンジを思いきり変えていまして…
すべてを削ぎ取ったような
シンプルな…ミディアムテンポの
そうだな…まるで歩くようなリズムの
アレンジに大胆に変えてまして
これがまたいいのよ!!
新鮮!!って感じたこともあるけど
小山さんの言葉が…心に響くのよ!!
盛り上がるよーないつものアレンジではなくて
一歩一歩確実に歩んでいくようなアレンジ…
これもまた
なんともいいのよ!!
絶叫で
盛り上がるアレンジの
いつもの
「PARADISE ALLEY」もいいけど…
今回のアレンジは
新曲を聞いたくらいの
衝撃を受けました!!!
この夜聴いた
「PARADISE ALLEY」…
最高で…もうお腹がいっぱい!!…
…って…まだライブが始まったばかりですけど…
続いては
「Midnight Primadonna」
メロディーラインの美しいこの曲
今度は迫りくるボーカルが圧巻のアレンジで
小山さんの歌が
心に沁み渡っていく感じ
そして
MC
「別冊宝島の雑誌の取材を受けた…尾崎豊くんが亡くなって25年…同時代を生きたシンガーとして大友康平さんとダイヤモンド・ユカイさんと俺に取材がきた…」
そこからは
彼が亡くなった時、同じレコード会社にいて
「花を育てたことがあるかい」の頃だった話から
「彼とはいろんな話をした…そのエピソードが載ってる冊子が4月に発売される…」
…と
ちょっと彼とのエピソードを語り
「そんな尾崎くんのことを想って作った唄…当時、「マザー」と言うプロダクションをやめたことからきたこのタイトル、ちょっと皮肉交じりのタイトルではあるけど…」
歌う歌は
「Motherless Child」
詞を噛みしめると
さらには…私の聞いたことのある
尾崎豊さんのCDからの歌…
当時の音楽情報誌…
それらの想い出と重ね合わせると
なんとも言えぬ想いに包まれる…
なんか…
ふと還暦を迎える
尾崎豊さんを想像してみた…
私の想像するその人は
かなり小山卓治さんに似てた…
まあ…勝手な私の想いではありますけど…
さてさて
ここで
小山さんがピアノに移動しようとした瞬間
立てかけようとしたギタースタンドごと
ギターが倒れ…一瞬ひやっと!!!
…いやー!!ギターが無事でよかった…
小山さんは一言
「自業自得です…苦笑」
これは…
何に対して…と
????マークがともったけど…
今回…
私はローディーのように
ステージ廻りもちょいとケアしてたので…
なによりも
無事で何より…笑
「いくたまさん」効果かな???
…って「いくたまさん」は
翌朝…早朝に…散歩がてら行ったんですけどね…笑
(要は、まだこの時点では参拝してなかったんですけど…苦笑)
「随分前に歌を作ってください…と青年から頼まれた…彼はHIV感染者
そんな彼に作った歌…ラブソング…
彼は、結婚の約束をしてて…その直前に亡くなった…
彼のために作った歌で、あまり歌うことはなかったけど
そろそろこの歌を解放してあげることが…
彼もそれを望んでいるだろう…」
…と語っての
「美しい沈黙」
ピアノでの演奏
♪~2人で見つめ合う
美しい沈黙
ほほえみはひとつ
哀しみはふたつ~
このサビのフレーズが…心に滲みついて離れない…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5e/ec/c9cc068a21f2c9f06575e4d632a3fdf9_s.jpg)
「故郷、熊本…去年の4月に地震があって、それ以後熊本応援ライブを続けている…
去年3回やってて…今年からは、ずっと年2回は、復興が終わるまで、歌い続けたいと思っている…(客席、拍手喝采!!)…大阪でもそういう形でできるといいな…」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1d/d5/5229591f54fb97c1e1784bf8738232ff_s.jpg)
…で…次の曲は
「ばあちゃんごめんね」
目を閉じて聴いてると
とてもじゃないが…もうすぐ還暦を迎える人の声じゃなくて
あたかも少年のよう…
時には少年のよーな色合いも魅せる
温かい1曲…
そして
大阪と言えば…
この曲ですよね!!!
「汚れたバスケットシューズ」
私も…
大阪に向かう…
車中…天理に向かう工事中の渋滞の中
この歌を口ずさんでいました!!
大阪なら
「汚れたバスケットシューズ」
でしょう???
この歌を歌うだろうな…
…といった私の予感が当たってちょっと嬉しい!!!
まあ…本音言うと
馬券が当たった方がもっと嬉しいけど…???
話を瞬時に戻してと…
美しく語るような
まるで詩人を彷彿させるようなアレンジ…
小山さん
凄い!凄い!!!
このアレンジのマジックに
「虜」に翻弄されるお客さん…そして私…
ただ…
懐かしい曲を歌う…だけではない…
ライブは生きもので
それに挑戦するかのように
小山さんの前のめりな姿勢が
心底…伝わってくる!!
はっきりと感じられるのは
小山さんのライブに同じものはまったくない!!
まさに
一期一会…
その今に…挑戦し続ける姿勢を感じつつ
この歌は…
歌詞から
その当時の…飾らない…自然体の小山さんが
心象風景に浮かび上がる…
まさに
心に沁みた
「汚れたバスケットシューズ」
だったのでした…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7a/62/896e0c44de3a9474de8dd061d7b62812_s.jpg)
「今年還暦…(客席拍手喝采)…赤いパンツはいらない…笑
今年は本厄…年明け早々気が気でなかった…苦笑
話を替えて…ファンクラブ…ONE - Oyama Takuji Network Eyesを
ニューリアルして
ダイヤリーを一般公開してます…ぜひみてね!」
…と声をかけて
「P.M.11:11」
小山さんには珍しい手法である…
女性の立場で歌った歌…
別れた女性が過去の彼を思い出す…
別れても…忘れられない…
そんな女性を主人公とした
心象風景が
まるで…映画のように浮かび上がる…
詩的で切ないメロディーが
この詞に色を添える…
私自身、昔は…
尾を引くタイプでなかったので…
…意外とさばさばした性格なので…
この歌の主人公とは真逆の思いの私ですが…
でも…本当に未練を残しながら別れた人には…
この歌に…共感でき良薬になりそうな
素敵な歌です…
「東日本大震災から6年、震災から3年経ったときに南相馬に行った…tvでみたことが現実なんだと思い知らされた…そして去年の11月に、また南相馬に…復興はほとんど進んでいなかった…熊本は復興にむけて…一歩一歩確かな手ごたえが感じられるけど…南相馬は…現地で現場をみてもらば、福島から避難してきた人にお金をたかるような大人にはならない…」
そう語り…
「ハヤブサよ」
力強い
ギターのカッティングから始まるこの歌
♪いつものありふれた午後
いつものありふれた空
大地が泣いて 君は羽ばたいた~
何度も…
何度も…聴いているのに
やっぱ…心に響くなぁ…
そして
ピアノに移って
「家族」
ストイックさも感じるこの歌…
♪ゆっくりと流れる河に沿った石畳
僕は自転車に乗って毎日ここを通る~
このサビのフレーズが心に沁みる!!
そして
「ひまわり」
切ないギターの旋律…
それに乗ってしっとりと…
歌声が…情景描写をともない…ハコいっぱいに広がる
心に沁み入る…心地良さ…
この歌は
当然…私にとっても
「Passing Bell」同様
初めて聴いたときに…
衝撃の感銘を受けた想い出たっぷりの1曲…
「ひまわり」と歌のタイトルを聞くと
明るいノリノリの前向きな曲を連想しがちだけど…
この歌には前向きな希望も
かといって真逆の絶望もなく…
浮かび上がる情景描写に
凄いな!!!とただ呆然と驚いた1曲でして…
歌いだしの歌詞
♪その人の女房はある日 絵葉書を受けとった~
も強烈だったな…
「ひまわり」が絵葉書の中にある…だけだなんて…
何度…
聴いても…
鳥肌ものの「ひまわり」
昔から
「ひまわり」と聞けば
ゴッホじゃないのよ!!
ましてや
伊藤咲子さんじゃないのよ!!
(喩が古っ!!)
「ひまわり」と聞けば
小山卓治さんなのよ!!!
「ここ数年、シングルという形で何枚か出しているけど…そろそろアルバムを創り出しています!!今年は還暦!!さらには来年は35周年!!大阪でも必ずやります!!当然、ここでやります!!」
ここからは大盛り上がり
「Hustler」
主人公と相棒のペテン師のスリリングな一夜が描かれる
映画を観るかのようなドキドキ感の感じられる
このノリのいい歌を…手拍子が自然発生するどころか…
歌う!歌う!!お客さんも大合唱!!!
ボルテージも最高潮!!!
そして
本編ラストは
渋谷の30周年ライブのことも…脳裏によぎった
「カーニバル」
まさに…
乾杯!!!
そうそうお客さんが
スタッフである私にビールをご馳走してくれまして…
感謝しつつ…
そのジョッキを手にして
乾杯!!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/63/0f/ff69cc3fea2776e19448774eef98037e_s.jpg)
そして
止まぬ大歓声の中
UN
「いろいろなリクエストに応えたけど、今回、非常にマニアックなリクエストをもらった…80年代くらいに、1回か2回くらい、ライブでやったことがある…年末とかクリスマスの時期にやる曲だけど…関係のない3月に…」
ピアノで
歌うは
「Imagine」
やっぱ、この曲を聞くと「平和に…」って改めて思えちゃう…
ア○総理に毎日、聴かせたい…笑
そしてなんだか
小山卓治さんが一瞬、ジョンレノンにみえたのは
お客さんから戴いたビールの酔いのせいかな…???
「卓治!!イエーイ!!!」
歓声が飛び交う!飛び交う!!
そして
「Night After Night」
街を彷徨う男女のラブストーリー
希望も絶望もなく
日常見かける男女の二人が歌の中でクローズアップされ
あたかもショートストーリーの短編映画を観終わったような
満足感に満たされる!!
ここで小山さん
ステージを去るも
「卓ちゃん!」「卓ちゃん!」「卓ちゃん!」
…のアンコール時の掛け声は
ひょっとして大阪名物…????
それに応えるべく再度登場した小山さん…
ラストは
起承転結のある短編小説のように
「結」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/73/55/0a4b3748d916870c67b226fc01fe8628_s.jpg)
しっとりと
しっとりと
「もうすぐ」で
ライブの幕は閉じたのでした…
正直な感想を述べれば…
今まで
ANOTHER DREAMで
小山さんのライブを観てこなかったのが
もったいないくらい!!!
後悔しちゃうほど…
音響も
照明も
スタッフさんも
オーナーの「マダム」さまも最高で
大阪のお客さんも最高!!
そしてそれに真っ向勝負!!
応える小山さんとで作られる
一体化した見事なライブパフォーマンス!!
私…
また…必ず!必ず!!
ANOTHER DREAMに行きます!!!
名古屋や
東京の「お卓」の方々も
ANOTHER DREAM
でライブを体感しておいた方がいいですよ!!
その後の
小山さんを囲んだ
お店でのファンのみなさんと一緒の打ち上げも
めちゃめちゃ盛り上がり
「大阪、小山卓治会」なるものを発足しそうな勢い!!…笑
会長は…
他薦で…野畑社長…???なのかな…
いやあ…
今後の「大阪お卓」の動向が楽しみだー!!!
大阪で歌った
難波と日本橋の間にある
ANOTHER DREAM
小山さんの話だと
もう…ここで何十回と数え切れないほど…
(実際には小山さんのWEBにライブ記録があるので…
それを掘り起こしてみれば…かぞえられるけど…笑)
ライブをやっていて
小山さんにとって
大阪での
ホームとも言える
音響も
照明も
スタッフさんも
オーナーの「マダム」さまも最高で
なんとも素敵な空間…
ANOTHER DREAM
私は…実は…お初だった
2017年3月の
ANOTHER DREAMでのライブ
New Days“121”
のライブレポをば…
以下に思いつくままに…
ステージに登場するや否や
まずは
ノリノリのナンバー
「Bad Dream」
客席のボルテージが一瞬にして上がる!!!…
…と同時に
私が…即…直感的に感じたこと
それは…
大阪の
お客さんは…熱い!熱い!!!
乾いたギターの音色が
ハスキーでいて…でも甘いといった
唯一無二の独特の小山さんの歌声に
溶け込んで…
1曲目から
もう鳥肌もの!!!
♪走りだせばまだ間にあう
汚れた手でつかみ取れ~
「まだ間に合う」どころか
1曲目から…全力で走り出してる感すらする小山卓治さん!!
それを…1曲目から全力でついていってるお客さん!!
そこから生まれる…漂う空気感がめちゃめちゃ心地良い!!!
ここ
ANOTHER DREAMでは
小山さんとお客さんとの見事なほどの一体感が
1曲目から…感じられ…
ANOTHER DREAMは
音響も
照明も
スタッフさんも
オーナーの「マダム」さまも最高だけど
さらに集まってくれてるお客さんが最高なのよ!!!
センタード真ん中最前列に座ってる
野畑社長を始めとして???ねっ!!
そして
そのままの
ノリノリの空気感で
「夢の島」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/57/89/2c04d1047dd5cc7dda50f75f060a8e78_s.jpg)
マイナー調なイントロ
その中に…当時の…
都会の片隅で蠢くような
ギラギラ感を…ふつふつと放ちながら
メッセージ性の感じられるこの歌…
1曲目で
盛り上がった…お客さんも
吸い込まれるように…小山卓治ワールドに陶酔!!
歌い終わると客席のいたるところから
「卓治~!!!」
掛け声が…!!!
ふと思った…
私が…小山さんをよく聞く
ナゴヤでのお客さんは…
おとなしすぎるような…笑
ここでのあいさつ代わりのMCは
たくさん集まってくれたお客さんに感謝しつつ
「11月以来4カ月ぶり…名古屋とかはいろいろな会場を渡り歩いて歌ってるけど…
大阪では…ずっとANOTHER DREAMです!!」
(客席大歓声!!)
「この会場では終わった後に、残ってくれたお客さんと呑みながら話をしたりして、そこで聞いた、次に歌ってほしい歌のリクエストをメモしておいて、毎回、それを確認して…なので、そのリクエストを中心にたっぷり歌います!!」
またまたお客さん大歓声!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/00/80/cba779a254d6291840eb0bcd49ffedff_s.jpg)
そして
「PARADISE ALLEY」
大阪で歌ったこの曲は…もう新鮮で…そして最高でした!!
…というのは
いつもとは
アレンジを思いきり変えていまして…
すべてを削ぎ取ったような
シンプルな…ミディアムテンポの
そうだな…まるで歩くようなリズムの
アレンジに大胆に変えてまして
これがまたいいのよ!!
新鮮!!って感じたこともあるけど
小山さんの言葉が…心に響くのよ!!
盛り上がるよーないつものアレンジではなくて
一歩一歩確実に歩んでいくようなアレンジ…
これもまた
なんともいいのよ!!
絶叫で
盛り上がるアレンジの
いつもの
「PARADISE ALLEY」もいいけど…
今回のアレンジは
新曲を聞いたくらいの
衝撃を受けました!!!
この夜聴いた
「PARADISE ALLEY」…
最高で…もうお腹がいっぱい!!…
…って…まだライブが始まったばかりですけど…
続いては
「Midnight Primadonna」
メロディーラインの美しいこの曲
今度は迫りくるボーカルが圧巻のアレンジで
小山さんの歌が
心に沁み渡っていく感じ
そして
MC
「別冊宝島の雑誌の取材を受けた…尾崎豊くんが亡くなって25年…同時代を生きたシンガーとして大友康平さんとダイヤモンド・ユカイさんと俺に取材がきた…」
そこからは
彼が亡くなった時、同じレコード会社にいて
「花を育てたことがあるかい」の頃だった話から
「彼とはいろんな話をした…そのエピソードが載ってる冊子が4月に発売される…」
…と
ちょっと彼とのエピソードを語り
「そんな尾崎くんのことを想って作った唄…当時、「マザー」と言うプロダクションをやめたことからきたこのタイトル、ちょっと皮肉交じりのタイトルではあるけど…」
歌う歌は
「Motherless Child」
詞を噛みしめると
さらには…私の聞いたことのある
尾崎豊さんのCDからの歌…
当時の音楽情報誌…
それらの想い出と重ね合わせると
なんとも言えぬ想いに包まれる…
なんか…
ふと還暦を迎える
尾崎豊さんを想像してみた…
私の想像するその人は
かなり小山卓治さんに似てた…
まあ…勝手な私の想いではありますけど…
さてさて
ここで
小山さんがピアノに移動しようとした瞬間
立てかけようとしたギタースタンドごと
ギターが倒れ…一瞬ひやっと!!!
…いやー!!ギターが無事でよかった…
小山さんは一言
「自業自得です…苦笑」
これは…
何に対して…と
????マークがともったけど…
今回…
私はローディーのように
ステージ廻りもちょいとケアしてたので…
なによりも
無事で何より…笑
「いくたまさん」効果かな???
…って「いくたまさん」は
翌朝…早朝に…散歩がてら行ったんですけどね…笑
(要は、まだこの時点では参拝してなかったんですけど…苦笑)
「随分前に歌を作ってください…と青年から頼まれた…彼はHIV感染者
そんな彼に作った歌…ラブソング…
彼は、結婚の約束をしてて…その直前に亡くなった…
彼のために作った歌で、あまり歌うことはなかったけど
そろそろこの歌を解放してあげることが…
彼もそれを望んでいるだろう…」
…と語っての
「美しい沈黙」
ピアノでの演奏
♪~2人で見つめ合う
美しい沈黙
ほほえみはひとつ
哀しみはふたつ~
このサビのフレーズが…心に滲みついて離れない…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5e/ec/c9cc068a21f2c9f06575e4d632a3fdf9_s.jpg)
「故郷、熊本…去年の4月に地震があって、それ以後熊本応援ライブを続けている…
去年3回やってて…今年からは、ずっと年2回は、復興が終わるまで、歌い続けたいと思っている…(客席、拍手喝采!!)…大阪でもそういう形でできるといいな…」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1d/d5/5229591f54fb97c1e1784bf8738232ff_s.jpg)
…で…次の曲は
「ばあちゃんごめんね」
目を閉じて聴いてると
とてもじゃないが…もうすぐ還暦を迎える人の声じゃなくて
あたかも少年のよう…
時には少年のよーな色合いも魅せる
温かい1曲…
そして
大阪と言えば…
この曲ですよね!!!
「汚れたバスケットシューズ」
私も…
大阪に向かう…
車中…天理に向かう工事中の渋滞の中
この歌を口ずさんでいました!!
大阪なら
「汚れたバスケットシューズ」
でしょう???
この歌を歌うだろうな…
…といった私の予感が当たってちょっと嬉しい!!!
まあ…本音言うと
馬券が当たった方がもっと嬉しいけど…???
話を瞬時に戻してと…
美しく語るような
まるで詩人を彷彿させるようなアレンジ…
小山さん
凄い!凄い!!!
このアレンジのマジックに
「虜」に翻弄されるお客さん…そして私…
ただ…
懐かしい曲を歌う…だけではない…
ライブは生きもので
それに挑戦するかのように
小山さんの前のめりな姿勢が
心底…伝わってくる!!
はっきりと感じられるのは
小山さんのライブに同じものはまったくない!!
まさに
一期一会…
その今に…挑戦し続ける姿勢を感じつつ
この歌は…
歌詞から
その当時の…飾らない…自然体の小山さんが
心象風景に浮かび上がる…
まさに
心に沁みた
「汚れたバスケットシューズ」
だったのでした…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7a/62/896e0c44de3a9474de8dd061d7b62812_s.jpg)
「今年還暦…(客席拍手喝采)…赤いパンツはいらない…笑
今年は本厄…年明け早々気が気でなかった…苦笑
話を替えて…ファンクラブ…ONE - Oyama Takuji Network Eyesを
ニューリアルして
ダイヤリーを一般公開してます…ぜひみてね!」
…と声をかけて
「P.M.11:11」
小山さんには珍しい手法である…
女性の立場で歌った歌…
別れた女性が過去の彼を思い出す…
別れても…忘れられない…
そんな女性を主人公とした
心象風景が
まるで…映画のように浮かび上がる…
詩的で切ないメロディーが
この詞に色を添える…
私自身、昔は…
尾を引くタイプでなかったので…
…意外とさばさばした性格なので…
この歌の主人公とは真逆の思いの私ですが…
でも…本当に未練を残しながら別れた人には…
この歌に…共感でき良薬になりそうな
素敵な歌です…
「東日本大震災から6年、震災から3年経ったときに南相馬に行った…tvでみたことが現実なんだと思い知らされた…そして去年の11月に、また南相馬に…復興はほとんど進んでいなかった…熊本は復興にむけて…一歩一歩確かな手ごたえが感じられるけど…南相馬は…現地で現場をみてもらば、福島から避難してきた人にお金をたかるような大人にはならない…」
そう語り…
「ハヤブサよ」
力強い
ギターのカッティングから始まるこの歌
♪いつものありふれた午後
いつものありふれた空
大地が泣いて 君は羽ばたいた~
何度も…
何度も…聴いているのに
やっぱ…心に響くなぁ…
そして
ピアノに移って
「家族」
ストイックさも感じるこの歌…
♪ゆっくりと流れる河に沿った石畳
僕は自転車に乗って毎日ここを通る~
このサビのフレーズが心に沁みる!!
そして
「ひまわり」
切ないギターの旋律…
それに乗ってしっとりと…
歌声が…情景描写をともない…ハコいっぱいに広がる
心に沁み入る…心地良さ…
この歌は
当然…私にとっても
「Passing Bell」同様
初めて聴いたときに…
衝撃の感銘を受けた想い出たっぷりの1曲…
「ひまわり」と歌のタイトルを聞くと
明るいノリノリの前向きな曲を連想しがちだけど…
この歌には前向きな希望も
かといって真逆の絶望もなく…
浮かび上がる情景描写に
凄いな!!!とただ呆然と驚いた1曲でして…
歌いだしの歌詞
♪その人の女房はある日 絵葉書を受けとった~
も強烈だったな…
「ひまわり」が絵葉書の中にある…だけだなんて…
何度…
聴いても…
鳥肌ものの「ひまわり」
昔から
「ひまわり」と聞けば
ゴッホじゃないのよ!!
ましてや
伊藤咲子さんじゃないのよ!!
(喩が古っ!!)
「ひまわり」と聞けば
小山卓治さんなのよ!!!
「ここ数年、シングルという形で何枚か出しているけど…そろそろアルバムを創り出しています!!今年は還暦!!さらには来年は35周年!!大阪でも必ずやります!!当然、ここでやります!!」
ここからは大盛り上がり
「Hustler」
主人公と相棒のペテン師のスリリングな一夜が描かれる
映画を観るかのようなドキドキ感の感じられる
このノリのいい歌を…手拍子が自然発生するどころか…
歌う!歌う!!お客さんも大合唱!!!
ボルテージも最高潮!!!
そして
本編ラストは
渋谷の30周年ライブのことも…脳裏によぎった
「カーニバル」
まさに…
乾杯!!!
そうそうお客さんが
スタッフである私にビールをご馳走してくれまして…
感謝しつつ…
そのジョッキを手にして
乾杯!!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/63/0f/ff69cc3fea2776e19448774eef98037e_s.jpg)
そして
止まぬ大歓声の中
UN
「いろいろなリクエストに応えたけど、今回、非常にマニアックなリクエストをもらった…80年代くらいに、1回か2回くらい、ライブでやったことがある…年末とかクリスマスの時期にやる曲だけど…関係のない3月に…」
ピアノで
歌うは
「Imagine」
やっぱ、この曲を聞くと「平和に…」って改めて思えちゃう…
ア○総理に毎日、聴かせたい…笑
そしてなんだか
小山卓治さんが一瞬、ジョンレノンにみえたのは
お客さんから戴いたビールの酔いのせいかな…???
「卓治!!イエーイ!!!」
歓声が飛び交う!飛び交う!!
そして
「Night After Night」
街を彷徨う男女のラブストーリー
希望も絶望もなく
日常見かける男女の二人が歌の中でクローズアップされ
あたかもショートストーリーの短編映画を観終わったような
満足感に満たされる!!
ここで小山さん
ステージを去るも
「卓ちゃん!」「卓ちゃん!」「卓ちゃん!」
…のアンコール時の掛け声は
ひょっとして大阪名物…????
それに応えるべく再度登場した小山さん…
ラストは
起承転結のある短編小説のように
「結」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/73/55/0a4b3748d916870c67b226fc01fe8628_s.jpg)
しっとりと
しっとりと
「もうすぐ」で
ライブの幕は閉じたのでした…
正直な感想を述べれば…
今まで
ANOTHER DREAMで
小山さんのライブを観てこなかったのが
もったいないくらい!!!
後悔しちゃうほど…
音響も
照明も
スタッフさんも
オーナーの「マダム」さまも最高で
大阪のお客さんも最高!!
そしてそれに真っ向勝負!!
応える小山さんとで作られる
一体化した見事なライブパフォーマンス!!
私…
また…必ず!必ず!!
ANOTHER DREAMに行きます!!!
名古屋や
東京の「お卓」の方々も
ANOTHER DREAM
でライブを体感しておいた方がいいですよ!!
その後の
小山さんを囲んだ
お店でのファンのみなさんと一緒の打ち上げも
めちゃめちゃ盛り上がり
「大阪、小山卓治会」なるものを発足しそうな勢い!!…笑
会長は…
他薦で…野畑社長…???なのかな…
いやあ…
今後の「大阪お卓」の動向が楽しみだー!!!