長篠城の戦いにおいて、武田勝頼率いる武田軍は、長篠城の攻略のため1万5千の大軍で城を包囲する…
長篠城主奥平信昌は籠城戦を挑むことに…これは、もちろん援軍がなければ勝算はありません…城を護る奥平方の城兵はたったの500人ほど…
一方、武田勝頼は長篠城から1キロほど離れた長篠城の北方に位置する医王寺山陣地を本陣地とし…
そのすぐそばの小山には土屋昌次らの軍勢が布陣した天神山陣地…
また、搦手を守る瓢曲輪を攻略して兵糧庫を奪取した武田信豊、馬場信春、小山田昌行らの軍勢が囲む大通寺陣地等を配置し
さらに、長篠城の南には、武田信玄の異母弟である武田信実らが陣を張る鳶ケ巣山砦を主軸に、久間山砦、中山砦、姥ガ懐砦、君ケ臥床砦といった5つの砦を築き…長篠城を見下ろして城内の監視にあたっていたとのこと…
そんな長篠城の戦いにおける
医王寺の裏山にある武田勝頼本陣地へと…
♪甲斐の山々 陽に映えて われ出陣に うれいなし~
心の中で「武田節」を歌いながら…
物見やぐら…のこの矢印に従って
御覧のように…迷いません!だって、物見櫓が確認できるし…
杖(つえ)は、やっぱ、あった方がいいかな…苦笑
だって、「武田かつより」本陣地に向かう訳だし…
そう「武田かつより」本陣地…「武田かつえより」本陣地
「武田か杖より」本陣地…汗
当然、登る!登る!!
ひらすらのぼる…ひぃひぃふぅふぅ…
登ったのは2021年6月…
当然、登れば汗を掻く…汗を掻くと…
恐怖の…恐怖の…織田・徳川連合軍のような「蚊」の大軍が襲い掛かる!!
♪甲斐の山々 陽に映えて~
が…
♪かゆいーの山々 陽に映えて~
になっちゃうほど…
しかし…物見櫓は目前…ついた!!!
ついた!!ついた!!
ここが本陣地であることを示す…案内看板
これは、もともとは案内看板だったのでしょうか…
無造作に捨てられていました…
さてさて
バカは高いところに登りたがる!!まさに、そのとおりの性格なので…
物見櫓の階段を一気に…
あ、この物見櫓の階段、けっこう急です!!
足腰が弱まると無理だな…よかった…足腰が元気なうちにこれて…
物見櫓に登れば…
山と山の間に長篠城がみえる!みえる!!
実際にみえてるのは「長篠城址史跡保存館」ですけど
後ろの山にも「砦」を作って、長篠城を囲んで…完璧かと思いきや、その砦の一つ「鳶ヶ巣山砦」が家康の重臣・酒井忠次の「奇襲」で総崩れに…
そこから、南側の砦がことごとく奇襲によって崩れていく…
武田軍は、戦いの舞台を移して…織田軍・徳川軍がいてる設楽原へと向かうのです…
私は「武田節」を心の中で…
「♪甲斐の山々 陽に映えてわれ出陣に憂いなしおのおの馬は 飼いたるや妻子につつが あらざるや あらざるや~
ならぬ
♪かゆいの山々 陽に映えて われ出陣に薬なし おのおの腕をかいたるや 鞄に虫よけスプレー あらざるや あらざるや~
織田・徳川連合軍のような「蚊」の大軍の攻撃は容赦ありません!!
「鳶ヶ巣山砦」が崩れるように、私も蚊に5カ所も刺され
武田勝頼気分を十分に味わうことのできた???
医王山中腹の武田勝頼本陣地でありました…