日帰り温泉マニア??の私…が今回目に留めたのが
三重県菰野町、菰野インター近くに新しくできてた…
癒しと食の総合リゾート「アクアイグニス」
「アクアイグニス」…噛みそうな恐竜の名前みたいですが…ラテン語でAQUAは水、IGNISは火を意味するとのことで…この二つを足して「アクアイグニス」
ここは、パティシエの辻口博啓氏とイタリアンシェフの奥田政行氏により、『癒し』と『食』をテーマに複合温泉リゾート施設「アクアイグニス」として生まれ変わった新しい施設
そこにある1200mの源泉井戸から湧き出る湯の山温泉100%源泉かけ流しの天然温泉
「アクアイグニス片岡温泉」に行ったときの話をば…
敷地内はいちごのハウスもあったりして、とても温浴施設があるような雰囲気じゃない…
何か知らぬ知らぬのうちにヨーロッパのどこかの国へ旅をしているような気分にさせてくれる
目の前に架かる新名神高速道路もオブジェの一つにみえてくるから不思議、不思議
高速道路の向こうにみえる御在所岳がアルプス山脈にみえなくもないかも
この水の庭の風景はふと滋賀県にある佐川美術館を思い出しちゃいました
そのブログもお時間あったらぜひぜひ
佐川美術館で…キース・へリング展及び常設展を楽しむ…
この施設には、イタリアっぽく「聖バレンタイン像」がありまして…その「聖バレンタイン像」はイタリアのウンブリア州テルニ市にある「聖バレンタイン協会」より寄贈されたものだとのこと
この協会から奥田シェフ、辻口パティシエが「聖バレンタイン名誉伝道師」に、日本人として初めて任命されたためだとか…
バレンタインデーは、ローマ皇帝の迫害によって殉職した聖バレンタインに由来する記念日…当時、ローマでは、若い兵士の結婚は許されなかったとか…そんな中でキリスト教司祭であるバレンタインは、密かに兵士と恋人を結婚させていたそうな…バレンタインだけに「ばれん」と思ったのでしょうか…でも、このことがばれて捕われたバレンタインは、見せしめのため2月14日に処刑されたそうな…その後、キリスト教徒の間ではバレンタインが聖人に列せられ、この処刑された2月14日が「恋人たちの日」として知られるようになったんだな
表情をみてると「ギブ・ミー・チョコレート」と言ってるような???…
終戦直後の日本じゃあるまいし…
唐突ですが…ここでなぞなぞを…
入院してるみなさんが勝手に退院しても、見つからない日があるんだ、それは2月14日…どうしてだ??もう、答えはおわかりですね…
答えは書かないよ…
さてさて、この建物が温浴施設
「アクアイグニス片岡温泉」
斬新なスタイルの温浴棟
入場口はまるで、高級ホテルの玄関口みたい…
入場は「購入した入場券についている「QRコード」をかざして…と
お年寄りは戸惑うこと必至
「QRコード」ってなんだ!温泉でのぼせた時、救急があーる!ってこと??あるいは、館内、いそいで慌てて歩く…??「急に歩こうど」??
どうりで、館内慌てて歩いてたおじいさんがいた訳だ…???
もう、館内はホテルのロビーみたいに広々としたこの空間
ここで、入浴後に寄った「温泉カフェ」
「湯の山ブレンド」…なんか地名が入ってると、おいしそうに感じちゃいますなあ…
で、実際、アイスコーヒーを注文しましたが、コクがあって、美味しい珈琲でした…ここの珈琲の味はおすすめ!!
さてさて、入浴…
100円が戻ってくるコインロッカーには、張り紙があって、そこには温泉の効能が高すぎるため5分以上の入浴はなるべく避けるよう注意喚起がなされていて…5分以内の入浴を3回に分けるという入り方をおすすめ…のぼせやすいので長風呂し続けるとお風呂上りに倒れてしまう危険が高いのでご注意を…みたいなことが記されている
と言うのは、かけ流しの源泉100%のようなのよ!!
泉質が、加水、加温なしの源泉そのものなのね…
温泉好きな私にとっては
もう想像するだけででワクワクワクワク…
期待感が高まります!!
と同時に…私自身も、そこそこ…いい歳、のぼせないように…気をつけなくちゃ!!…水分補給もしっかりとして…と
さて、浴場は現代的でスタイリッシュ…そんなにいくつも浴槽があるわけではないのに広々しており開放的
片岡温泉は先ほど述べた通り、100%源泉かけ流し…つまり加温、加水、循環もなし…アルカリ性単純温泉でお肌もすべすべになれる「美人の湯」とのことで
源泉100%…ぬめりのある柔らかいお湯で、無臭…色は透明なんだろうけど…ほのかに黄色っぽい感じも…
オススメは露天風呂…「桶風呂」「寝湯」「ヨコに長い長方形の露天風呂」と三種類あって、
「桶風呂」はやや熱め…でも源泉が噴き出すところがみられて、温泉の鮮度がよさそうで…だから熱い!!
でも、「寝湯」と「ヨコに長い長方形の露天風呂」は心地よい温泉の湯の温度で、特に「ヨコに長い長方形の露天風呂」は目の前に広がる竹林の庭を眺めながら…
階段状になっているので、足湯、半身浴、全身浴を自在に楽しめちゃう…
内湯からも竹林の庭が眺められます…
コインロッカーの張り紙には、5分以内の入浴を3回に分けるという入り方をおすすめしてましたが、誰一人として、そんな入り方をしている人は見当たりませんでした…
気持ちいいから、ずっと湯舟に浸っちゃう
竹林の庭を眺めながら極楽!極楽!!
夜は、どうやら、この竹林がライトアップされるようで…
幻想的で、おそらく「竹取りの翁」の気分が味わえるかも…「元光る竹なん一筋ありける」なんてね…「かぐや姫」をみつけたような妄想気分で、温泉に浸ることができそうで…
今度はぜひ、夜にここに浸かりにきたいぞ…
私がここに来たのは、午前10時、なんか午後や夕方はめちゃ混むとSNSの書き込みにあったので、ずらして時間を休日の午前中にしましたが、これは大正解…めちゃ空いてました…
だから心底、癒されて…
館内に流れるBGMも癒しの音楽で…源泉流しっぱなしで泉質もめちゃよくて…心底癒されるのよ…
さすが、「美人の湯」というだけあって、カッサカサだった手が、もう10代の頃のように、ツルツルに…
ああ、私の10代の肌がこのときだけは蘇る…
大きな内風呂一つと、露天はここまで紹介した3つのお風呂だけで、ジャグジーも私の大好きな炭酸泉もないけど、
なんといっても温泉の泉質がめちゃめちゃいいので、満足!満足!大満足!!
繰り返しになるけど目の前が竹林の庭…これがホント素晴らしい造りだなと思ってなと思って…
だって、他の温浴施設だと、目に入るのは、自然とオジサンのお尻じゃないですか…ここではオジサンのお尻を眺めず素晴らしい絵画のような竹林の庭を眺める…
目の前に、竹林が広がるおかげで、オジサンの「ケツ」を不必要に眺める必要がなくなって…と言う訳ではありませんが…
この新しい施設…「不要なケツ」…略して「フケツ???」をみなくていいし…
冗談じゃなくて「セイケツ」感が充満してて…
そして、なんと言っても
「竹(たけ)だけに、あったけー(温ったけー)」
はい、お後がよろしいようで…
PS…ここは4時間以内なら、再入場可能ってことで…
私、午前10時に入って、お昼に退館…
昼食を食べて、また再入館して…温泉で再度浴びまして
入浴料800円だったけど…2で割れば400円…
と勝手に思って…なんだか得した気分で帰ってきました…
お腹が空かない時間帯なら…このクッションでゴロゴロして…ウトウトして
冒頭にアップした温泉カフェで一杯のんでくつろいだ後に再度入浴する…というのもこの温泉を満喫する…一つの方法かも…
極楽は…ほんまもんの極楽は…我が家から高速で1時間走らせた、菰野町にありました…
必ずまた行きたいぞ!!私が、ほんまもんの極楽へ行く前に必ず…笑