端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

生涯学習

2012-05-09 | Weblog

孔子様は 40にして 心の迷いがなくなりました。 70にして 人の道を外すことがなくなりました。 

とおっしゃっています。 いい加減な私 いい加減な人生で 終わりそうなのを 反省して 町の社会教育課の生涯学習に 本年度参加することにしました。

昨日 開講式でした。 早速町長さんの 町政の説明でわが町の 財政の勉強です。

それにしても集まった女性 50人余り 大したものです。 年間計画の中に 研修の名目で県内日帰りの 旅行も組まれていて 毎年参加の常連さんも 多いようです。

家に閉じこもってばかりいると 身支度もいい加減になりますから まあいいか!

それに 色々なお友達も 出来そうだし と自分を励ましています。おしゃべり大好きな私じっくりと 他人様の お話を聞けるのも 楽しみです。

ポーチが出来上がりました。

 

 


茄 子

2012-04-13 | Weblog

家の周りの 畑 我が家は草ばかりです。 いよいよ夏野菜の植え付け時期 ご近所の方が茄子の苗を届けてくれました。

昨日 穴熊さんが 畑に植えました。 敷き藁を綺麗に敷いて 念のいった仕事です。 しかしコレが 沢山の収穫につながるかどうか 分かりません。

蟲に食われたり 台風にやられたり 日照りが続いたり と素人の野菜つくりは 当てになりません。

それでも 秋風の吹くまで ナスに頑張ってもらいましょ。


おとぎ話

2012-02-28 | Weblog

むかしむかしある所に おじいさんと おばあさんが住んでいました。

気のいいおじいさんは 毎晩の「だれやめ」が趣味でした。その肴は畑の野菜や 頂き物の魚だったり しました。

ある日 おじいさんのお友達から 「鯉が取れたけどいるか?」と連絡が ありました。先日も 体長50cmほどの 大きなものを 頂き おばあさんが 包丁をふるい 洗いや鯉こくで たらふく食べ お友達にも お裾分けしたばかりでした。

頂き物は 断れない気のいいおじいさん 焼酎一升を片手に すぐに 鯉をいただきに行きました。 

そして我が家の たらいに入れ上から 厳重に蓋をしていました。 外出から帰った おばあさんが見た 鯉は 川の主ではないかと 思われるくらいの 大きな鯉で 体長が80cmくらいも あり 激しくばたついています。

さすがに おばあさんも 声が出ませんでした。 まだ口をパクパクして ばたついている 鯉をおじいさんとおばあさんは 元の川に逃がしてやることに しました。

軽トラックに載せて おじいさんは 川に行き 鯉を静かに 冷たい川の水に戻しました。

体を横にして 二三回尻尾を振って 元気よく 泳いで帰ったそうです。

めでたしめでたし。

このはなが <さくら>と すぐ読めた方は 偉い。 そうですさくらです。 さくらんぼの実を付ける さくらです。 他のさくらより 早く花を付けますが 今年 最初の花です。

若木で 昨年から実を数個付けますが 今年は 何個食べれるのか それが私の楽しみです。

 


温故知新

2012-02-17 | Weblog

町で見かけた フリーペーパー「みちくさ」で  私の住む町をめぐる ツアーの企画を知りました。

コレは いいチャンス 私の野次馬根性が 頭を上げました。 

集合は お茶畑の中にある 「夢茶房]さんです。  まずは 参加の皆さんの顔合わせ そしてお抹茶セットで 一服 です。 季節のお菓子は 食べるのが 惜しいような <鶯>です。

そして 近くの「座論梅」 「湯之宮神社」 と町の職員の方の 解説付きです。

其の後 私の町の 沢山の古墳群 「百足塚古墳」を 訪ね しばし 古代人の生活を偲びました。

お昼は 女性に人気のお食事どころ 「まどころ」でした。 お雛様が 出迎えてくれ 美味しい<地産地消> のお昼を頂きました。  食後のデザートは 大根のゼリーでした。

そして 今日の目的の 新田神社の「神楽」の見学です。 寒さの中 沢山の人で賑わっていましたが 地元の子供達が この神楽を受け継いで 練習しているらしく まずは子供の神楽を見せていただきました。

其の後も 久家神社 水沼神社 湖水ケ池 と周った 私の町の パワースポット めぐりでした。

自分の 住んでいる町を 再認識した 一日でした。

 


チョコレート

2012-02-14 | Weblog

女性を二つに分類するとしたら 私は 即座におしゃべりと無口に 区別します。 私がおしゃべりだからです。  其の証拠は おしゃべりを始めた頃の 逸話を 母が私に よく聞かせていました。

両親が長屋 暮らしだった若い頃 筆まめな父は 母に「この手紙をポストに 投函するように」と出勤していきました。  幼い私は それを見ていたのでしょう。

父が 帰宅して「手紙は 出したか?」と 聞いたそうです。  それを見ていた私が「 隣のオバちゃんに 頼んだよ」 とまだ オシメも取れないのに 喋ったと 母から聞かされていました。

短気な父に 母が叱られたのは 言うまでもありません。

そんな私  バレンタインのチョコが お店に並び始めるとすぐ買いましたよ。 味気ない高齢者二人 穴熊さんに 義理は欠かせません。

焼酎のチョコにするか ブランデーのチョコにするか 悩みましたが ブランデーのチョコにしました。

そして 待ちきれず 昨夜ダレヤミの出来上がった 穴熊さんに 渡しました。 何でチョコか その 理由から 流行まで説明しなければなりません。  チョコレートを食べてもらうのも 難儀なことです。

ここ 二 三日 雨続きです。 春の予感のような 優しい雨です。 この雨が 新しい芽を 目覚めさせているのでしょうか。

 


2012-02-12 | Weblog

私の町に 樹齢600年を経た 天然記念物の 梅園 <座論梅> があります。

毎年 開花にあわせて この時期 町の観光協会が梅祭りを開催します。 今年は先週の日曜日に予定されていましたが この寒さで 今日に延期となりました。

梅の花がどれくらい 咲いているか 覗いていましたら ポツリと 一輪 二輪ほどでしたが 沢山の人で賑わっていました。

仮設の舞台では 町内の踊り手の 舞踊や太極拳の披露 野点のお茶の振る舞い 地元が今売り出し中の B級グルメの鶏飯  そして祭りの屋台 と 子供達や近隣の 人で賑わっていました。

手帳片手に 鉛筆舐め舐め 一句ひねるのに 真剣なまなざしのグループも 見かけましたが開花の 遅い梅の花で 一句なんていわれても どんな句になるのだろうと 風流の乏しい私は 思ってしまいます。

地元の小学生は <座論梅>や梅についての 研究発表を 上手にまとめて 展示していました。 今時の小学生は すごいですね。

風も無く 暖かな日差しの 今日ですが 豪雪の地方の方々にも 早く春が来れば いいのにと 祈るばかりです。 梅の花が 満開になったら 又 訪ねてみるつもりです。 


繕 う

2012-02-11 | Weblog

定年までは ゴルフに手を出すことも無く 仕事一筋だった穴熊さん 定年後に誘われて 今じゃゴルフ三昧です。 年を重ねて 足腰弱れば 近くにゴルフ場が あってもいけないでしょう。

いつも愛用のズボン 右のポケットにマーカーを入れるので 袋の部分が破れたので 繕ってくれとの 申し入れが ありました。

コレは難題です。  丁寧に 元のポケットをはずし 型紙を作り 脇や ウエストまで解いて ありあわせの布で 作り変えました。

われながら 満足の 仕上がりです。

綺麗に 仕上がりました。 大抵の衣類は 繕って又 使っています。 新しいのを買えばいいのでしょうが 体になじみ 愛着のあるものは 愛おしくなって 繕って 又 着ています。

貧乏症 と言うのでしょうか

 


健康管理

2012-01-28 | Weblog

50歳を過ぎたときから 穴熊さんと 私はそれぞれの <健康ファイル>をつくっています。

役場から健康診断の通知や結果 自主的な人間ドックの結果 乳がん検診の結果 子宮がん検診の結果など 受診や結果が一目で 見ることが出来るものです。

医院や病院の 受付カードも 一緒に 保存しています。   

それでも 今までが健康であっただけのことで コレから先は 分かりません

体力は衰え 耳は遠くなり 目はしょぼしょぼとなり 物忘れが多くなり 自分の身の回りに 気配りも 出来なくなる時が くることでしょう。

老いと戦いつつ これからの日々を過ごすことになるのでしょう。 私なりに 「いい人生だった」

といえるかどうか これからも頑張らねばなりません。

それにしても 暖かい春が待たれます。

 


寒 い

2012-01-26 | Weblog

暖かさを売り物にしている 宮崎県に住んでいて <寒い>と口にするのは 気がひけます。

家の中に入るのに 太陽の日差しを追って 家の中で居場所を変えています。 九州電力は節電を呼びかけているし ファンヒータを控えめにつけています。

そこで思い出したのは 綿入れの半纏 天袋から 出しました。 赤の絞り柄ですが そんなこと 気にしません。 手を通してみたら 暖かい 早速羽織っています。 

遠くから見たら [あら どこの娘さんか?」 と思われそうです。 

そして 出てきたのが ねんねこ丹前 長男が生まれたとき 母が縫ってくれたものです。まだ とこも傷んでいませんし 襟のビロードもしっかりしたものです。

赤ちゃんをおんぶして コレを上から着れば 暖かいだろうなあー と思いますが この歳では危ないものです。

テレビを見るとき 使えば暖かいだろうと 一日 おひさまに干して 家の中で 使うことにしました。  こんなねんねこ丹前 見かけることも ありません。

 


友 達

2012-01-15 | Weblog

昨夕 遅く隣町に住む 友達から電話がありました。 本当に久しぶりの電話でした。

もう何年も会っていない 友達ですが 狭い田舎のこと あちこちから元気にしていることや 弟さんをなくしたことなど 聞いていました。

私と同じくらいの 歳ですから 長く会っていなくても 気心は分かります。 日本舞踊を習っているとは 風の噂に聞いていましたが その発表会が 私の町で 開催され舞台に上がるけど 足腰が段々弱くなり 今回を最後の舞台に しようと思うので 見に来て欲しいとのこと。

日曜日だし 予定のない私 余り興味は無いけど 行ってみることにしました。 入場券は頂いたものの 手ぶらではいけません。 花束にするか お菓子にするか 迷いましたが お菓子屋さんに寄り お菓子を 片手に出かけました。

町の文化会館の設備は 一流です。会場に 文句は言わせません。 近隣の市町村の 踊り好きの 新春の初舞です。

しかし 出し物は本物の 常磐津長唄の日本の古典の 舞踊は初めと 〆めだけで 後は歌謡曲に振りをつけた 歌謡舞踊でした。

毎日 農業や仕事に追われる中 時間を見つけて 踊りの練習をした大人の学芸会の 発表会のようなものです。

平凡な毎日の中 今日ばかりは お化粧をしてもらい かつらをつけ おそろいの衣装に スポットライトを浴び 主役です。

保育園児の <柔>に拍手し 84歳の<港町十三番地>に大きな声援です。 設備 衣装 小道具 大道具 音声 化粧着付けと プロと同じですから 知り合いでも 一寸分かりません。

きっと明日からは 畑や 牛や大根が待っている生活に戻るのでしょう。 本当に女性はたくましい。