端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

老 化

2008-06-17 | Weblog
若い頃 あこがれたスターをたまにテレビで見て
(アー歳をとられたなあー) と近頃よく感じます。
何のことはない 自分も若い人から見れば 老人に見えているのだと
思うのですが それに気がつかないのが 老化の証拠。

足が痛い 腰が痛い 物忘れがひどい 機敏性がない 我を通す。
諦めが早い など自分では気を付けているつもりでも どうにも
なりません。

生活時間も 朝が早くなり その為夜も早くなりました。
其のせいで 夜中に目が冴えて 眠れない夜を経験することになります。

そんな時の為に 必ず枕元には本を置いておきます。
それも 小説等は筋書きが続かないので 単純なその場限りで
見る本が多くなります。

今見ているのは 本棚の隅の「色の手帳」です
色々な古い着物に興味を持ち始めて 日本の古い時代の 色々な
色や染めに とても関心があります。


それに和の色の解説とともに其の色が出てくる 小説や古い和歌なども
解説してあるので とても面白いものです。
色自体の名前も なんと雅なことでしょう。

北原 白秋は「城ヶ島の雨」の中で「利休鼠」の雨が降ると 書いて
いますが 「利休鼠」色の 着物にいつか出会いたいものだと
密かに思っています。
雨の降る日は 切り溜めた布で 遊んでいます。