私の住む 集落には 二か所にお大師様が まつられています。
春の お彼岸には 女衆が集まって お大師様に感謝して お祭りをします。
今年は 隣と我が家 二軒が当番ですが 女衆17人が参加です。
昨日から 赤飯に入れる 小豆を1キロ500gを 慎重に煮ました。
一軒から お米3合を持ち寄り 小豆飯を作り おかずは一品 白和えというのが 決まりです。
本日は あいにくの雨で お大師様には 集落の集会所に鎮座していただきました。
まず 皆で集まって お茶とお菓子で 本日の段取りです。
皆 手作りの 自慢のお茶請けを 披露です。
近況の 話でにぎやかです。
白和えは 自家製の落花生とゴマが欠かせません。
大きなすり鉢の出番です。 自慢の山椒のすりこ木が活躍します。
お豆腐 味噌 畑の野菜 人参 こんにゃくを 味噌が足りない 砂糖が足りない と味付けして 和え衣で和えます。
お昼になると 家族や子供たちが お大師様にお参りし お昼をごちそうになります。
それが済むと 女衆が席に着き 接待を受けます。自画自賛で 美味しいねと 話がはずみます。
ごはんと 白和え そして手作りの漬け物です。
仕事の話 子供の話 など若い人から 高齢の私たちまで 笑いが絶えません。
昔と違って 田舎の農作業も共同作業が少なくなり ご近所との繋がりも薄くなりました。
一年一度 お大師様に助け合いを教えていただいています。