私の小さな集落 先祖をたどれば四国の方が多いようです。
そのためか 集落の二か所に お大師様がまつられています。
春のお彼岸には 女衆が一人づつ出て 豆ごはんと白和えお漬物で 接待です。
今日は あいにくの雨 お大師様も 集落の集会所にしばしヤドカリです。
総勢17人の女衆ですが 高齢の私たちは 味見とおしゃべりです。
ご飯のお米は 一軒で3合づつの持ち寄りですが その他のものは当番の二軒で調達し 準備します。
10年に一度 回ってくる目安になります。
お天気が良ければ お墓参りの方を呼び止めて 接待ですが 雨の今日は 家族が来てごちそうになり 済めば みんなで雑談です。
沢山作る料理は 美味しいから不思議です。 白和えには自家製の落花生 ほうれん草 ふだん草 筍 人参 コンニャク お豆腐
胡麻 などが入り 美味しい逸品です。
それに自家製の お漬物や 酢の物など 田舎の御馳走を満喫です。
難関の大学に合格した 子供さんや孫さんの話で 盛り上がり 田圃の仕事の始まりでもあります。
集落の みんなの健康や安全を見守っていただく お大師様に いつもより深く頭を下げた一日でした。