76才にもなると いまどきの漫画の世界にはついていけません。
サザエさんや鉄腕アトム アドルフに告ぐなど 本棚に並んでいますが この時代までが限界です。
ところが先日 2015年の 漫画大賞が決定したと 報道していました。
女性の芸大出身の漫画家さんです。
絵 歌 音楽のような芸術に無縁の親に育てられましたので 絵をかく方には憧れます。
今年の受賞は 東村アキコさんの 「かくかくしかじか」という 5冊のシリーズものです。
漫画の雑誌に掲載されたもののようです。
どんな漫画だろうと 早速二冊 アマゾンに注文しました。
私が注文までして見たいと思ったのには理由があります。
なんと作者の女性 私の住む宮崎県の出身なのです。
読みすすんでいくと 見たことのある背景が 出てきます。
なんとなく うれしくなります。
30分ほどで読み終えましたが 漫画を読むのは疲れます。
私の県 漫画家さんの育つ土壌ではないようで あまり聞きません。
若い 女性の漫画家さんの 活躍を応援したいと思っています。
以前映画を見て「連れがうつになりまして」これも漫画からの映画化だったとか。
又認知症のお母さんを見るペコロスの母。これも漫画が映画化したそうですが・・・。
新しいものへの挑戦若い証拠です。
私ぐらいの 年齢になると漫画は疲れます。
じっくり 活字を追う方が 楽です。
「とめはねっ!」 高校の書道部を題材にしたマンガ、でてくる書がすべて現役の高校生、その指導者、日本の代表的な書家、そして中国7世紀の書家の本物のコピーです!
(個人的なことをいいますとこの中の古代中国の楷書に驚き1年ほど前からお習字はじめました、死ぬまでやろうと思ってます)
「あさひなぐ」 高校女子なぎなた部を題材にしてます。
東村アキコさん、この方半年ほど前に知りました。つげ義春(1970年前後からガロに書き出した極めて特異な漫画家、大好きです!)の特集のとんぼの本で彼女がつげさんの大フアンと知りました、女性でつげフアンはめずらしいんじゃないか? 宮崎から石川県金沢の金沢美大に入学されその後宮崎、東京で漫画家になられたそうで別嬪さんです!金沢市に都合3回住んだ小生としては頑張ってほしいと思ってます!
幼いころから 漫画家になる夢を持っておられたらしいですね。
まだお若いので 大賞を機会に 飛躍されることでしょう。
楽しみです。