端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

2008-06-10 | Weblog
やっぱり天気予報は当たっています。
今朝も どんよりした曇り空 梅雨の空です。
こんな時期 朝庭を回るとき あちこちに蜘蛛が網をかけています。

両手を広げたくらいの空間にも あの細い糸を渡して 立派な糸を
かけています。
こんな朝は ♪♪「右手(めて)に血刃な ……」と口ずさみつつ
竹箒を振り回しつつ 進まないと頭から もろにあの蜘蛛の巣を
かぶることになります。

この蜘蛛 色々種類があるらしく 律儀に幾何模様の立派な巣を
作るのものもいれば つつじの葉の上にあちこちいい加減に巣を作って
いるのもいます。
こんな 巣は雨上がりには キラキラと水滴を溜め 見え見えですから 
餌も取れないのではないかと 心配がよぎります。

今朝は 田んぼの見回りについていきました。
穴熊さんが ゴルフの合間に手がけている田んぼ それなりに順調に
育っています。
食糧問題が 色々話題になっていますが 自分で食べる分だけは 
自分で作る 穴熊さんのささやかなこだわりです。 
この時期病害虫を防ぐため 回りの畦の草を 刈る仕事が 大変です。
夏の草は すぐ伸びます。
そんな田んぼの 周りの草花です。





大きな 深呼吸を何回もして 帰ってきました。

梅 雨

2008-06-07 | Weblog
午後から 雨の天気予報を信じて 朝早く朝食を済ませるとすぐから
最後のラッキョウの収穫をしました。
穴熊さんの都合と私の都合 それにお天気の都合 老体の調子を 
勘案しての仕事ですから 少しづつ 何回もの仕事になるのです。

泥つきを 堀り上げ一個一個手作業で 葉とひげ根を切り 何回も
何回も水洗いしての作業は 面倒な仕事ですが あの美味しさには
代えられません。
一晩塩でまぶし明日 さっと水をかけ水切りし 唐辛子 酢 砂糖で
漬け込みます。
明日までは 家中にラッキョウの匂いが漂っています。
漬け込んだ瓶を眺める時 私の至福の時でもあるのです。

朝の一仕事を 終えて 友達とミニ骨董市に出かけました。
目当ては 古い布です。
午後の雨の予報のためか 物好きのその種の人で一杯です


そんな中で 見つけました。

子供の産着で 古い古いものです。
写真は その着物の後ろの模様です。
めでたい 亀の模様ですが今時の亀とは デザインが全然違います。
時代を感じさせます。
産着なのにチャンと家紋入りです。後ろの襟の下には 魔よけの
色糸が縫い込んであります。
親の子供への 愛情がひしひしと 感じられます。
冷やかしに 値段を聞いたら 福沢さんが15枚ほどとのこと。
それにしても 私にとって目の保養でした。

ポシェットが出来上がりました。

後ろ側です。




漬 物

2008-06-04 | Weblog
若い頃 よく母に文句を言っていました。

貧乏な暮らしに 化粧もせず一生懸命に働いていた母でしたが
少しづづ世間が見えてきた娘は 我が家の生活をよそ様と比べて 理屈を
言っていました。

そんな時 尋常小学校しか出ていない母は ことわざや四文字熟語で
私のへ理屈を切り返していました。

我が家の畑の茄子が実を着け始めました。
まさに「親の意見となすびの花は 千に一つの無駄もない」
母が 私に切り替えしていた言葉通りです。

収穫した茄子 糠漬けにするべく 用意をしていましたが容器が
ふさがっています。
この時期 ラッキョウや梅漬けで 遊んでいる容器がありません。

台所を うろうろして収納場所をあちこち探しますが 見当たりません。
そんな時 尋常でないことを思いつく私。

漬物用のポリ袋に 炒り糠 唐辛子 出し昆布 水をいれ もみもみして
キュウリ 茄子 人参 キャベツの捨て葉を入れ 手を汚さずに
もみもみしました。

さて このフニヤフニヤ糠漬け袋 これをどうするか。 
いいものがありました。 発泡スチロールの箱です。
宅急便で来たものです。 蓋もしっかり閉まります。 捨てられない
性格が 役立つときです。

箱に入れてみたら ぴったり。これなら暑い夏 冷蔵庫に入れる時は
ポリ袋のまま 入れられるし それがだめなら 冷凍庫の保冷剤を
入れて蓋をしっかりすれば これ又いいはず。

一人でニンマリです。
そこで今朝 美味しい糠漬けが 出番となった次第です。
ばあばあ とじいじいの食卓に漬物は 欠かせません。

想 い

2008-06-03 | Weblog
昨日は 梅雨前線を台風が刺激したのか 梅雨とは思われない荒れた雨
と風でした。

そんな日は 古布(洗濯済み)を出して 次の袋作りの 準備です。
何度も縫い直された布は 弱くなった処 しみのところを避けつつ
型紙を あちこち当てて見ます。

この着物 どこのどんな人を包んでいたのだろう その人は幸せ
だったのだろうか このしみは涙の跡だろうか うれし涙か悲しみの
涙だったのか 私の脳裏をよぎります。

洗い張りをして縫い直した 働き者の女房は どんな人だったのか。
他人様が聞いたら 笑われそうな私の想いです。。

そんな 一働きも二働きもした布で 袋を作るとき 刺繍や刺し子で
労をねぎらってやります。
私の気持ちです。 そんな思いが分かってくれる人に使っていただけると
嬉しいと思いつつ 針を動かしています。








畑の空芯菜が少しづつ 成長しています。
夏の食卓の 強い助っ人です。

ポーチ

2008-06-01 | Weblog
大きい袋作りで 残った布が溜まると小物を作ります。
ポーチ作りをしています。 6個一度に作ります。
ぶどうのアップリケ2個 水引草の刺繍2個出来上がりです。

後ろ側です。




幅14cm 深さ15cm まちがついています。底3cm口に1cm
ファスナー14cmです。