星影のワルツ

旅行から　帰った鞄を　かたずけていたら中から　二枚の歌詞の紙が出てきました。

一枚は♪「星影のワルツ」　もう一枚は♪「青い山脈」です。
いつも　穴熊さんの同窓の方たちが集まり　飲み会をする時　〆は　
　♪♪別れることは　つらいけーどー　
　　　　仕方がないんだ　君のたぁーめー　
　と　星影のワルツが　テーマ曲です。

今度の　旅行も　この星影のワルツを歌ったに違いありません。
後期高齢者の仲間に　なった方々です。
揃って「星影のワルツ」が歌えるなんて　こんな幸せはありません。
想像するだけで　私の心も温かくなります。

歌は　苦手の穴熊さんですが　旅行から帰って以来　小さな鼻歌が　どうも星影のワルツのようです。

まだ　引ずって入るのでしょうか。


ポーチが出来上がりました。

縦　２２ｃｍ　幅　２２ｃｍ　底のつまみは４ｃｍです。

ねんねこ

晩秋にしては　暖かい日が続いていますが　昨日は季節はずれの暴風でした。
季節の終わりは　スムーズに交代できないようです。

冬の衣類を出しても　あの寒い真冬の衣類の出番はまだありません。
あれこれ準備していると　出てきました。
子育ての頃　使っていた「ねんねこ」です。
子供を背中におんぶして　其の上から羽織っていた丹前です。

ニコニコ絣の　この「ねんねこ丹前」　長男を育てるとき母が仕立ててくれたものです。
解いて　布だけでも生かして　何かに使いたいと思って　何度も鋏を手にしましたが　思いなおして　仕舞い込んでいるものです。

初めての孫の誕生を楽しみにしつつ　癌が進行して切ない体を騙しつつ　
仕立ててくれたものです。

宮参りの着物や　揚げを沢山した一つ身の浴衣など　見ていると針の縫い目まで母の　思いがにじんでいるようで捨てられないのです。

自分にも　孫が出来　ようやくあのときの母の気持ちが分かったような
気がしています。

お天気の良い日に　このねんねこ丹前も干して　私がこの冬使ってみようかと
眺めています。
お天気お姉さんも明日からは　いよいよ冬の寒さが来ると伝えています。

畑のイチジク　今頃になって実が大きくなり　熟れ始めました。
寒さが　来るのに　どうするのだろうと思いますがイチジクの心配まで仕切れません。

ペパーミント

昨日　訪ねたデパートは　恒例の「北海道の物産と観光展」を開催中でした。
お正月を前にして　豆類　出し昆布　などと一緒に購入するのが　ハッカのキャンディーや　ハッカ油です。

あのスースーする　涼しさは　懐かしく頭がすっきりする感じです。
そういえば　唐辛子　柚子　わさび　生姜　紫蘇　肉桂　など　香辛料が大好きですし　こはんのおかずではなく酒の肴に類するものも　大好きです。

その癖　お酒は一滴も飲めないのです。
子供の頃父の横に座り　酒のつまみを口に入れてもらっていたのが　原因でしょうか。

これからの時期　寒い夜　ぬるめの燗のお酒を　燗瓶に入れ　やがて出番の火鉢に当たりながら　好みの杯で　ちびりちびり　塩辛か　板わさなどつまみながら　飲めたら　どんなに良いだろうと　いつも思います。

お相手？　ですか　
そこ　までは考えていませんでした。　この歳になって　お相手に文句をつけるなんて　おこがましい限りです。


我が家の小菊も　満開です。



ラッキョウの花は　薄紫の　可愛い花です。

旅 行

穴熊さんは　同窓の旅行に出かけました。一泊二日の別府方面です。
７５歳の　オッサンやおばさん達です。
見ていて　うらやましいくらい　元気な同窓たちです。
いまだに　子供時代のチャン呼びです。

そんな穴熊さんの留守は　私にとっても嬉しい骨伸ばしです。

畳屋さんに　１２枚の裏返しを依頼していました。　ナイショです。
其の後お友達が　デパートと　ホテルのバイキングランチに招待して呉れました。



ホテルは　クリスマスの準備が　始まっていました、

地産地消の食材を使っての　美味しい沢山の料理を堪能して　帰宅しましたが
畳を敷き込んで　後の掃除が　大変でした。

それでも　うるさいお方が留守の分　はかどりました。
帰ってきたら　なんと　いうでしょうか　聞くほうが　野暮でしょう
畳と○○は新しいほうが……　というに決まっています。

巾着袋

古い布で　袋物作りを楽しんでいると　周りのお友達から　着物を頂くことが多くなりました。

暇に任せて解き　ネットに入れて　弱の洗濯機で洗い　生乾きのときにアイロンをかけます。
其の時点で使い物にならないものや　これはいい物だとか　楽しんでいます。

弱っているものは　せめて使えるところだけでもと　巾着袋の小物入れを作ります。

これから　暮に向かって　お世話になった方への　小さなプレゼントです。

会 釈

先日の展示会　好きで作っている　袋やバックなど　皆さんに見ていただくのが
目的でしたが　「毎年売らないの」との友達の声に　値札をつけていました。

同じ趣味で見るだけの方　全然作らないのに欲しい方　好きで作りたくて教えて欲しい方　私の饒舌に負けてきていただいた方　と色々でしたが　小物はすぐ売れてしまいました。

商売素人の私　沢山作っても　売れないだろうと　思っていましたが　会釈で
手にしていただいた方もあったのではないかと　今頃になって　気になります。

色々言いつつ　時間を見つけて針を握っています。


素人　農業の穴熊さん　蕪の種が均一にまかれておらず　まだらの育ち方です。
虫食いがあっても　安心の野菜　お漬物にします。　

ねりくり

二週間も　家事をサボっていたツケが今頃　襲っています。

アレもしてこれもして　と頭をめぐらし　掃除機や洗濯機を動かしています。

あちコチ　かたずけをしていたら　サツマイモが出てきて　お餅ちもあることだしと
「ねりくりを」作りました。
私の住む南九州地方の　食べ物です。

サツマイモは　カライモと呼びますが　皮を剥き　蒸し器で蒸し　
蒸しあがった頃にお餅を乗せ　本来ならお餅ちのようにペッタンペッタン
搗くのですが　少量ですから　すりこ木でつぶします。
カライモの甘みがありますので　少し砂糖を入れ　黄な粉の上に広げます。

熱いうちは　やわらかですが　冷えると　丁度良い加減になります。

今は　沢山市販されていますが　自分で作ったものはやっぱり美味しい。

今　焼酎用のカライモ堀の最盛期ですが　大きさに制限があり　大きいものは
焼酎工場で　受け取ってくれないとカライモ農家の方がこぼしていました。

やがて　新カライモも焼酎に変身して　美味しい焼酎となり出回る
ことでしょう。

亥の子

暖かい１０月でしたが　１１月になって急に寒くなりました。
このまま　冬になるのだろうか　と思っていたら　ここ二三日は　暖かい日が続いています。

昔人の母がよく言っていました。
「急に寒くなって　女衆に冬の支度を早くするようにし　脅しているのだ」と自分に言い聞かせるようにして　家族の着物の縫い直しを急いでいました。

先日の寒い日　まだ婆シャツを出していなかった私　手っ取り早く　ストーブを出しました。

いつも縫い物をする私の部屋の　古いエアコンは　憎らしいくらい故障しませんが冷房だけですから　暖房はファンヒーターです。

一人で貼れない　背中の湿布を手に　来た穴熊さん一言「もう　亥の子が来たか」
なんと古いお人　亥の子が来なくても寒い日は寒いのです。

そういえば　昔は亥の子の日が来なければ　コタツは出してもらえませんでした。
亥の子の日には　餅を搗いて　子供の元へ届けていました。
収穫を喜び　親の無事を子供に知らせていたのでしょうか。
今では　亥の子餅の行事も　あまり耳にしません。

高島暦をめくってみたら　今年は１１月２６日です。

１１月４日に　縫い物のお友達と　西都原を訪ねたら　コスモスがとても綺麗でした。
この週末は　古墳祭りが行われ沢山の人で賑わいます。
コスモスはやっぱり秋が似合います。

記念日

昨日の　文化の日は　私の町の誕生日でした。
二つの村が　合併して町になり　５０年になるとかで　色々な記念の行事が行われました。

我が家の穴熊さんも　町の行政にわずかながら　お手伝いしている関係で　昨日は晴れ姿でした。

穴熊さんの白菜　「お正月に間に合うのか？」と　思えますが　昨日の農産物売り場には立派な白菜が　並んでいました。
勿論買ってきましたよ。　四株全部を半日陽にあて　まずは塩漬けです。


水が上がれば　出し昆布と唐辛子で　漬け直しです。



カブも　これからから美味しくなります。
まずは　三杯漬けです。

これから寒い寒いと口に　する毎日ですが　お漬物が美味しくなるのが嬉しい食いしん坊な私です。



先日の展示会　皆さんに見に来て頂ましたが　来ていただいた方々のバックも　素敵なバックばかりでした。
其の中で　素敵なバックのお客様　お許しを得てパチリ。

寒 蘭

今朝は　寒い朝でした。
昨日から　天気予報で寒くなると　しきりに言っていましたが　大したことはなかろうと　思っていましたが寒い朝でした。

我が家は　まだ冬の支度になっていません。

それでも　穴熊さんの寒蘭が咲き始めました。
とても上品な香りを　振りまいています。

昨日　私の冬支度の一つ　足のかかとにつける　馴染みのメディカルクリームを買ってきて　かかとに塗り始めました。

私の冬の始まりです。