アマゾンからHMVに乗り換えたのでメンゲルベルク・コレクション届く。
ブラームス、ベートーヴェンなど散発的に繰り返し収録してある。
メンゲルベルクの演奏は誇張が大きく、テンポを揺らすが劇的な演奏である。
SP復刻なので音質はそこそこだが、戦前、戦中の録音としては聞き易い。
これだけの量を復刻したので、中古CD店には単売のメンゲルベルクのCDが投げ売りされているとか。
メンゲルベルクはレパートリーが幅広い。ライブ録音の演奏は拍手が物凄い。
よっぽど生で聞いた人は感激したのだろう。その感激が伝わってくる。
交響曲、管弦楽のコレクションなのでマタイ受難曲は収録されていない。
マタイはフィリップス・デュオ2枚組で持っているので問題ない。
メンゲルベルクを単売でこつこつ集めた人には今回の発売は衝撃だろう。
私はヒストリカルは余り持っていないので今回のようにまとまって発売は歓迎である。
かつて新星堂でワインガルトナー大全集というのが一枚1800円ぐらいで24枚ぐらい売っていたそうだ。
ヴェニアスはそういう音源もまた復刻して5千円ぐらいで放出してほしい。
メンゲルベルクの節操のない選曲の楽しいコレクションが連休前に届いて嬉しい。
アマゾンがいまだに5月6日発売と予告しているのは明らかに商戦ミスである。
タワレコは4月30日発売だったのをHMVに合わせて繰り上げて25日発売にした。
メンゲルベルクが娯楽色満載の曲を豪放に鳴らすのは爽快である。
フルトヴェングラー・オペラ・ライブと同じ大きさのボックス仕様である。
今、シューベルトの未完成&グレイトを聞いているが陽気でいい。
古き良き時代の楽器の響きの艶も見事としか言いようがない。
指揮者が愉しんで演奏しているのがよく分かる。
茶目っ気がある聞いていて明るくなる元気な演奏である。
演奏の豪放な変化に聞き入って思い切り楽しんでいる。
思い切り誇張を帯びた豪放な明るい音を浴びるほど聞く
今日は夜サンドイッチを食べて、いなばのタイカレー缶食べてワタボク飲む。
夜シューリヒト・コレクションよりブルックナー選集聞き、
次いでシューリヒトのモーツァルト後期交響曲聞く。
シューリヒトのモーツァルトはデンオン盤も聞いているが
快刀乱麻の勢いのある爽快なモーツァルトが聞ける。
今日、リーダーズ・チョイス読者が選ぶ名曲名盤100めくる。
意外と読者はメンゲルベルクを選ばないようだ。
録音が古いからかもしれないがフルトヴェングラーはいつも上位。
フルトヴェングラー、ワルター、クーベリックなどが常連。
リーダーズ・チョイス読者が選ぶ名盤100はCDを
買いはじめた頃、国内盤を選ぶのにたいへん参考になった。
国内盤で名盤として流通している演奏を網羅していて
読者の偏愛ぶりがわかる癖のあるコメントが面白い。
ジュリーニやギュンター・ヴァントやサヴァリッシュが
活躍していた頃で今となっては良き時代の名盤ガイドである。
かつてはレコード芸術など高いのに律儀に買って読んでいた。
今はインターネットの情報と中古CD店の店頭の品ぞろえで
判断している。
レコード芸術に払うお代をCDに回したいのだ。
昔と違って国内盤の新譜が聞く価値があるとは限らない。
むしろ廉価盤輸入CDの往年の名指揮者の復刻が楽しみだったりする。
次に波が来るとしたらワインガルトナー全集だろうか。
音楽のおかげで恍惚とする幸せを感じる。
いい時代だとその点では感じる今日この頃である。
音盤と合わせて踊る恍惚のそのひと時に安逸を得る
シュテンツの巨人、復活、3番、4番、5番、6番、7番、9番を聞いた。
古いオケから耳新しい音を引き出している。
初めてマーラーを弾いているような感覚で初々しい。
私が持っているマーラー全集のなかでも高評価である。
メンゲルベルク・コレクション待ち遠しい。
アマゾンがいったん大幅値下げしてまた値段を上げた。
発売日がhmvでは4月25日なのにアマゾンは5月6日である。
アマゾンも4月25日に発売できるよう努力してほしい。
タワレコは4月30日発売である。
なぜアマゾンだけひじょうに遅いのか。
veniasからワインガルトナー・コレクションも
出して頂きたい。
グールドが言うように、ヨーロッパの楽譜改変主義者の
メンゲルベルクも、原典至上主義者のワインガルトナーも
どちらも心地よい。
加えて言えばフルトヴェングラーなんか最高だ。
ブルーノ・ワルターは録音運がいい。
SACDなんて出さなくていいから
往年の名指揮者の復刻に励んでいただきたい。
veniasには大いに期待している。
ヨーゼフ・カイルベルトの復刻なんか
特に良かった。
veniasはクラシックCD界の期待の会社である。
私の毎日が名演奏で浮上することを願っている。
音源を繰り返し聞き毎日の浮上を願う名盤三昧
友人がグレン・グールドもウィレム・メンゲルベルクが大好きだったと教えてくれた。
アメリカの原典至上主義者がトスカニーニで楽譜改変主義者がストコフスキーで
グールドはストコフスキーの熱烈な支持者だけど、ヨーロッパの
原典至上主義者ワインガルトナーも楽譜改変主義者のメンゲルベルクも
なぜか両方好きだったという話である。
メンゲルベルク・コレクションはアマゾンでだいぶ値下げした。
発売日が他店より10日ぐらい遅いが値下げの魅力には勝てない。
今日はベルティーニのマーラー6番9番を聞いて美感を味わった。
同じケルンのギュルツェニヒ管の全集が買えないので
ケルン放送響のベルティーニで代用して聞いた。
だがマーラーは基本一曲1枚でお願いしたいので
クーベリックのマーラー全集へと結局原点回帰して聞くことになる。
クーベリックは速いテンポだが音色に独特の渋さがあり
これはこれで十二分に満足できる名演奏である。
マーラー3番も一枚で聞きたいという無茶な欲求には
ミトロプーロスのマラ3が応えてくれる。
ここ数日でエド・デ・ワールト、ヘルマン・シェルヘン、
レイフ・セーゲルスタム、ガリ・ベルティーニ、
ラファエル・クーベリックと多様なマーラー録音を聞いた。
ギュルツェニヒ管を控えるための苦肉の策である。
今日は川沿いの桜を見て豆大福を食べて帰ってきた。
クーベリックの渋い音色のマーラーで春のうさを晴らそう。
前途には明るい未来が待っていると信じたい今日この頃である。
マーラーを山積みにして耐え難い暗礁を抜け春を乗り切る
最近届いた世界の大思想読み掛け。
今日はハイティンク・シンフォニー・エディション聞いている。
1番、英雄、運命、田園。絹のような美感の優れたコンセルトヘボウの名演。
コンセルトヘボウといえばメンゲルベルク・コレクション。
私のクラ友は買うのだろうか。
フェリックス・ワインガルトナー全集出たらどうしよう。
フェリックス・ワインガルトナーは録音少ないのではないかと思ったら
22枚ぐらいCD化されている。
veniasで廉価で一挙に出してほしい。
クラウディオ・アラウ・ソロピアノ全集も出たらいいのに。
先日、川沿いの桜のアーチを往復した。
丁度良い季節でこの時期行くと桜を満喫できる。
今ステレオに積んであるのはバーンスタインのマーラー全集。
復活と3番以外は一枚にまとまっている旧録音である。
マーラー全集といえば最近出たマルクス・シュテンツ&ギュルツェニヒ管。
ハイティンク・シンフォニー・エディションは6大交響曲作家の全集。
夢の全集である。
ハイティンクといえば幻のクリスマスマチネ、単売で再発売した。
全曲出るのだろうか。ボックスを取り出して聞こう。
眠る前不安になると日記を読む。
今いない人も日記のなかでは活躍している。
段々親しい人々が減って寂しくなってきている。
その当時聞いていたCDを引っ張り出して懐かしんで聞く。
ハイティンク・シンフォニー・エディションで田園を聞く。
カッコウとか鳥の鳴き声が楽器で出てくる。懐かしい顔が浮かぶ。
懐かしい顔が瞼に広がって暖かくなる春の訪れ