今日はオーストラリアからラテン語英語新約聖書が届いた。
発送から4日で届いた。神業である。
ビブリア・サクラという同様の本は持っているが、章立ての区切りがなく、各章の見出しがなく、活字も小さく読み辛いことこの上ない。
オーストラリアから届いた本は絶版で世界のアマゾンでも手に入らない。
検索を続けているうち、このオーストラリアの親切なネット書店に在庫があった。
ラッキッキである。
今日はバレンボイムのシューベルト・ピアノソナタ集を聞いている。
完成されたピアノソナタを全曲収録した嬉しい企画である。
ドイツグラモフォン5枚組。
バレンボイムは初期のソナタも比較的ゆっくりと弾く。
音に恰幅があり、幸福感ある。
ケンプ、内田光子とともにシューベルト作品集の殿堂入り決定である。
友人が勧めてくれたフランツ・リストのアンジェラス・セイクリッド・ピアノ・ミュージック(イレーネ・ルッソ)天使の臨在感にあふれた宗教ピアノ曲集である。
サロンのアイドルだったリストが晩年こんなに深い詩的で瞑想的な宗教ピアノ曲をたくさん書いている
とは知らなかった。
特にびっくりなのは46分57秒もある十字架の道行きという深い曲である。
この深遠さが46分57秒続くとは至福である。
仕事の内容もだんだんと分かって来るが、止まれない日々である。
天使を連れてきてよ兄貴、気分を変えたいんだと言う悲しい知らせという曲がある。
エルダーフラワ―茶を飲みながら天使の面影を見るならイレーネ・ルッソ2枚組は必携盤である。
天使の導きがトンネルから開けたところへ連れ出してくれる気がする。
止まれない長旅をただ駆け続け天使の照らす場所へ抜けたい
存在考、20世紀考のメモ書きも済んで、フォークロアのメモ書きに着手している。
資料が大量なのでいつ終わるかわからないが、秋までには一定の目途を立てたい。
その他に倫社のメモ書きも残っている。
暑い夏になりそうだ。
友人がブリリアントのアンジェラスの
セイクリッド・ピアノ・ミュージック(フランツ・リスト)は君のためにあると言っていた。
是非聞いてみたいものだ。
友人は若い頃グールドの平均律クラヴィーアを好んで聞いていたが、
年々リヒテルの平均律に魅かれるものがあるらしく、
RCAと同じ録音の別のレーベルの盤を3種類ほど持っているという。
その他リヒテルの平均律のライヴ盤も聞いていると言う。
そんなにいいのか!と思って自分の持っているRCAの廉価盤を改めて聞いてみた。
昔は風呂場の録音のような音響であまり聞かずにおいたのだが
じっくり聞いてみるとこれが良いテンポで奥行きが深いのである。
リヒテルと言えばシューベルト最後のピアノソナタの奥行きの深いのが好きで
繰り返し聞いた思い出がある。
やはりリヒテルもいいなと思い
買ったまま放置してあるヴェネツィア盤のベートーヴェン選集でも
引っ張り出して聞こうか、とすっかり感化されている。
頭のなかはバレンボイムとアシュケナージで一杯だったが、
フランツ・リストのピアノ曲とリヒテルが参入してきた。
連休以降も程よく行けそうだ。
連休にエルダーフラワのお茶を飲みピアノソナタでまた深呼吸
バレンボイムとアシュケナージの平均律クラヴィーアの聞き比べをした。
バレンボイムは立体的な響きで、
感興に任せて気ままに弾いていて個性的。
アシュケナージは丁寧にバッハに
忠実に演奏していてしかも心地よい。
バレンボイムが5枚組なのは演奏が遅いからではなく、
一枚に50分しか録音されていないのだ。
アシュケナージが3枚組なのは速いからではなく、一枚に80分録音
されているからである。
アシュケナージのほうが値段的にもお得と言えよう。
だが、バッハと言うよりはバレンボイム節を聞きたければ前者もお勧めである。
バレンボイムのシューベルト交響曲全集は
重厚で活気があり
一聴してこりゃ良い!と思える逸品である。
今後はアシュケナージのベートーヴェンソナタ箱
を聞くつもり。
メモ書きも夏の終わりまでには山を越えているといいのだが。
直球連投でだいぶ疲弊気味だが
峠を越えて少しずつ受容されている様子。
諸事、無事着地することを願って平均律クラヴィーアに聞き入っている。
音響の星座を聞いて一呼吸今日一日を丁寧に終える
バレンボイムとアシュケナージの平均律クラヴィーア聞き比べる予定。
今日はバレンボイムの第1回目のベートーヴェンピアノソナタ全集聞く。
バレンボイムのピアノは重厚で遅く構えが大きい。
バレンボイムのシューベルト交響曲全集は
フルトヴェングラーを最新録音で聞く趣きと宇野功芳氏が評したと言う。
アシュケナージのベトソナ全集は品薄で高額で買えない。
安いのを探すとしよう。
交響曲も聞きたくて、フィリップスのハイティンクの黒箱を6つ並べている。
明日はメモ書きを再開しようか。
バレンボイムのピアノは重層的で交響曲的な響きと言われているらしい。
実際聞き応えがある演奏である。
重厚バレンボイムと淡泊アシュケナージ両方に興味がある私は物好きか。
外はもうすっかり夏日和である。
私はエルダーフラワー茶を飲みながら
バレンボイムの弾く30番台を味わって聞いている。
バレンボイムのピアノを最初に聞いたのはメンデルスゾーンの
無言歌だった。素晴らしいと思った。
次は中古クラシック店でシューベルト後期ソナタを聞いて
余りに噛み締める様にじっくりと弾くので感心してしまった。
バレンボイムは全身巨匠である。アシュケナージは淡泊である。
重厚な音と淡泊な演奏を聞き比べする夏のお茶どき