実家の本が無事寄贈先へと送られた。
懸案の本の行き先が関係者の皆さんのお蔭で解決した。
最近出来事が多く安穏としていられない。
漱石の「それから」を最後まで読んだ。
復刻版1000円の「それから」である。
「僕の存在にはあなたが必要だ」と三千代に代助が告白する所
ドキドキものである。
今日は「イスティクバルと即興」聞いた。
アンダルシアのイスラム音楽である。
マルクス・シュテンツのマーラー全集数枚聞いた。
音楽には鎮静作用がある。
これが音楽の効用の一つだ。
気分によって鎮静作用、覚醒作用、どちらにも効く。
マルクス・シュテンツの澄んだ空気が辺りに広がってゆく
マーラー、何とも静謐で美しい。
鈴木淳史が同じSWRでも
バーデン・バーデンとシュトゥットガルト放送響は
別団体で、バーデン・バーデンがシュトゥットガルト放送響に
吸収合併されてしまうのは残念だとHMVで書いていた。
SWR事情知らなかった。
バーデン・バーデンはギーレンで有名だ。
時代の流れとはいえ、グザヴィエ=ロトで幕を閉じたらしい。
心の綾は人それぞれである。
音楽で心を鎮め青空の澄んだ空気を深く吸い込む
ついにスクリベンドゥム社がウィーン・コンツェルトハウス四重奏団の芸術
を出すとHMVの広告に出た。
私の予想通りである。
バリリ四重奏団の芸術もスクリベンドゥム社で出たので、
同じウェストミンスターの二枚看板のひとつ
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団の芸術
も出るはずだと確信していたが遂に実現した。
ただHMVのいけない所は、先に予告を出すのはいいのだが、
最初は高めに価格を設定しておいて、
後から発表されるタワレコの値段を見て、
様子を見て値下げする慣例になっているところだ。
前に出たバリリ四重奏団の芸術のときも
まさにこのパターンで1000円値下げした。
今回も組数も同じなので
バリリ四重奏団の芸術の価格までタワレコは下げてくるだろう。
それからようやくHMVは重い腰を挙げてタワレコ価格に合わせてくる。
ただ、今はお盆なのでタワレコの新譜告知が2、3日遅れることが決まっている。
値段を比べて乗り換えたい消費者にとってはじれったい時間である。
いずれにせよスクリベンドゥム社の快進撃は続く。
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団の芸術の発売は
クラシックファンにとって貴重な朗報である。
タワレコが値段を下げてくることを期待する。
HMVは最初から出血サービスで底値で発表してほしい。
伝説の四重奏での芸術がやっと世に出る沈黙を経て