超人日記・作文

俳句を中心に、短歌や随筆も登場します。

#俳句・川柳ブログ 

冬の気晴らしを探す

2019-11-30 11:17:45 | 無題
数日前届いたチャコールグレーに白の縞の入った中折帽をさっそく被って
仕事場や専門店街を往復している。
雪除けとして便利である。
ただし、仕事場では若干周囲から浮くと被りにくいが、どうだろう。
帰宅すると、ブルーノ・ワルター録音全集を数枚取り出して聞いている。
ブラームス交響曲の新旧録音の聞き比べ、シューベルト8・9番新旧聞き比べ
など、楽しい。
モノラルだが、運命と英雄が1枚に入っているという嬉しい組み合わせもある。
知り合いと大通りのミュンヘン・クリスマス市、いいよねと話した。
これから先、年末年始の休みまで、どう冬の毎日を乗り切って行くか思案している。
DVDもいいが、テレビの前に2時間ほど座って見ているのは、結構、根気がいる。
映画を見るといい気晴らしにはなるのだが。
散歩もいいが本降りの時や路面凍結の時など専門店街まで歩くのが大変である。
私は高校生ぐらいまで、カタログ通販を知らなかったが、「山の焚火」というヨーロッパ映画で
田舎の家族が通販カタログを見て盛り上がっていたので、通販文化を知った。
その後テレビ・ショッピングという時期もあったが、通販が一般化したのは
ネット文化のためだろう。
私は最近恥ずかしながら気晴らしで童心に却って昔のテレビの原作
を取り寄せている。
ゲッターロボとか、そういう1970年代のテレビの原作である。
ふだん、難解書ばかり読んでいる私だが、それだと力が入って気晴らしにならないので、
そういう難解書から一番遠い本をめくって気晴らしをしている。
今日は雪の晴れ間の快晴だが、専門店街まで歩くと、路面凍結で結構滑りそうになる。
何とか白いクリスマス前後まで、まずはたどり着くことを願っている。
ブルーノ・ワルターが雪の晴れ間に鳴っている。

消耗や路面凍結乗り越えて雪の晴れ間を白い聖夜へ
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ミュンヘン市から帰る

2019-11-26 16:36:55 | 無題
今日は大通りのミュンヘン市に出かけた。
珍しいドイツのソーセージがたくさん売っているが、
ここは我慢して、プレハブのお菓子や小物の店を
見て歩いた。
クリスマスの飾りや木の人形や食器などが並ぶ。
なかでもドイツ菓子の店で見た、お菓子の家が
何とも印象的だった。
お菓子の家といえば、グリム童話のヘンゼルと
グレーテルに出てくる森の中の魔法の家である。
何とも言えず、夢のあるお菓子の家に惹かれて、
よくできているので見惚れてしまった。
その他シュトーレンやクリスマスツリーの
模様の塗ってあるクッキーとか楽しいものが
たくさんある。路上の客寄せのスノーマンも
よかった。
帰って空腹を満たし、ブルーノ・ワルター
のコロンビア録音全集を取り出して味わって聞いている。
ブルーノ・ワルター・ザ・エディションより
音が自然な仕上がりで、ステレオ盤はヴィヴィッドではないが、
もともとの良質のLPの響きを思わせる落ち着いた
音作りになっている。モノラル盤の音質が
格段に向上している。3枚組もの等のジャケットの
CDがキツくて取り出しにくいのは難点である。
その他はほぼオリジナル紙ジャケットで、録音順に
頑丈な箱に収まっている。冬の憩いが詰まっている。
夕方、中国からチャコールグレーに白い縞の入った
中折帽が郵便局から届いた。待ち望んだ品にご満悦。

ミュンヘンのお菓子の家を見て歩きワルターを聞き冬帽が届く
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中折帽で雪道を行く

2019-11-24 16:39:06 | 無題
今日は休日出勤。
多くは語るまい。
だが、ブルーノ・ワルター・コロンビア録音全集がついに来た。
この冬一番の買い物である。
未だ、1枚しか聞いていないが1940年代のモノラルも
リマスターがよく、きれいに録れている。
LPと同じジャケットなのも楽しい。
こういう楽しみもないと生きていけない。
夕方食べた、スープカレーリゾット美味しかった。
スープカレーラーメンと同じようなスープの味。
北海道はスープカレー発祥の地だ。
明日の仕事の用意は、昨日まとめて終わらせた。
昨日は幌平橋のレストランで帆立と白身魚のポアレで
家族と乾杯した。
中島公園の小川の鴨が小春日和によく似合う。
今日の晩ご飯はささやかながらビフテキである。
今日も小春日和で天気には困らなかった。
明日は一時期、雪が降るかもしれない。
中国から取り寄せたグレーの中折帽は、
よければ明日、明後日には届く予定である。
週末から雪が本降りになるらしいので、
仕事場にグレーの中折帽を被って行くのが
今から楽しみである。
街へ出たら、ミュンヘン市でソーセージでも
食べてくるつもり。冬の一コマ一コマが
フィルムのように胸に刻まれて行く。

毎日がフィルムのように刻まれて中折帽で雪道を行く
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北のデイリーライフ

2019-11-21 19:29:02 | 無題
今日はひと月前注文した家具店から木目調テーブルが来た。
家族が希望したアフタヌーンティーやサンデーブランチのような
田園ふう家具である。(お安いです)
今まで使っていた90年代に表参道で買った
ペンギンカフェの流線型の焦げ茶の折り畳みテーブルを
片付けて、田園ふうテーブル置く。
だいぶ机が広くなって使いやすい。
外は今日は雪がほぼ溶けていた。
晩ご飯は北国らしく三平汁。
私は東京出身だが、一族は北海道の出なので
子どもの頃から三平汁とか食べていた。
だから三平汁の作り方はわかる。
一寸先は見通せないが、私としては
善戦している(つもり)。
今は柿を食べたあと、クーベリックの
ドボルザークの交響曲を聞いている。
横殴りの雪や路面凍結は厳しいが、
これから数日気温が上がるらしい。
仕事場と家の往復で終始しているが、
すれ違う人も鬼ばかりではないので
忙しい中、高崎のだるまサンタを横目に
冬の毎日を暮らしている。

風雪の合間を縫って往復し心だけでもせめて凛々しく
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雪の合間の懐中時計

2019-11-19 21:25:04 | 無題
今日は寒いけど快晴で、仕事のあと専門店街に行き
格安の懐中時計をみつけた。
悩んだ末、買わずに帰ってきたけど、
これから一週間ほど猛烈に忙しいので、
気分転換に買い物も悪くないなと思い、
もう一度、専門店街に行き、2千円の
懐中時計を買ってきた。
郵便箱にプルーストの小説を映画化した
「見出された時」のDVDが投函されていた。
この懐中時計は私の母親が愛用していた品と
同じメーカーなので、買い物にDNAを感じる。
地元のテレビ局がメレルという会社の靴の
ジャングルモック・アイス+という靴が
路面凍結でも滑らないとニュースで報じていた。
路面凍結には困っているので
検索してみると、ふつうの雪靴の4倍ぐらいする。
近所の靴屋も扱っていない。
つまり地元民はそれほど高い靴を履いていないのだ。

どんな目に遭っても自分らしく生きたなら、
その人生は雪の結晶だ。
そう言い聞かせて横殴りの雪にも耐えている。

懐かしい懐中時計じっと見て置かれた場所で咲けるだけ咲く

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