ジーンズと薄い雨着で部屋を出る
肌寒しジップアップを着込みけり
浮かび来る夢の輪郭秋深し
暮れの秋日記の文字を重ね書き
薄ら寒 綿の兎と午後のお茶
羊雲 空の青さに誰思う
朝寒やオイルヒーター暖を取る
冬近し寒空に舞う秋の蝶
十月尽何を思いて指の先
秋の薔薇小さく赤が咲きにけり
庭先に人を思わす菊の花
七竈見守るなかで草を踏む
肌寒しジップアップを着込みけり
浮かび来る夢の輪郭秋深し
暮れの秋日記の文字を重ね書き
薄ら寒 綿の兎と午後のお茶
羊雲 空の青さに誰思う
朝寒やオイルヒーター暖を取る
冬近し寒空に舞う秋の蝶
十月尽何を思いて指の先
秋の薔薇小さく赤が咲きにけり
庭先に人を思わす菊の花
七竈見守るなかで草を踏む